＠＠　2024年06月22日 18時17分 Core i7 4770 ＠＠


「雨の冒険」


なんでもない昼下がり
起きたばかりで家から出て、なんとなく始めてしまった散歩
小雨をみて傘を取りに帰ったり
あの国道沿いを歩いてみようと

そしたら、なんか気分が良かった
これだけでしあわせになれるんだから、安上がりなだとか思いながら歩く
あるく、あるく

雨が降ったら傘をさして、
止んだら手に持ってあるくんだ、るんるんと
とりとめもなく、いろんなことを考えながら歩く

家にいると思わないことが次々と浮かんで考えては去ってゆく
雨の冒険は、そんな風にうちゅうを内包しながらうごいていった

お気に入りのラーメン屋、久しぶりに来た
じっくり堪能したら、雨がつよくなっていた
駅も近いし、電車に乗って帰る
アクシデントがあるから、たのしいのさ
野球のユニフォームの乗客と一緒に階段を降りた
そんな雨の午後だった

Xに書いたもの
ん−、自分としてうまくまとまったと思ったので、どこかにまとめておこうと思うので、ここに置いておく


鳥山明ね
自分はそんなにマンガ読まないけど
自分が思う鳥山明の特徴は
神が単なる異星人だったり、正義に熱中する人が全然いないという、現実とかけ離れた世界観、だと思うな
鳥山明が嫌ったものが垣間見えるというか
そーゆーものは、最初から書かなかった、という事なんだろーな



現実世界の人間は
神に熱中し
正義に熱中する
自分が正しい事が如何に人間の快楽か、という事を
よく感じるものだが
鳥山明の世界では、
自分が正しい事の快感に酔っている人間は登場しない
たぶん、そーゆーのとっても嫌いだったんだと思うな
そーゆー鳥山明の人間性を強く感じる



その部分は、あんまり受け継いでる人はいないと思う
あんなにわかりやすく書いた人は
現れていないと思う
画力と違って、実現はたやすい気はするんだが
現実にはいない



鳥山明はえらぶらない、という記事を今読んだが
自分に対しても、自分は正しい、という快感に酔うのを拒否したので、誰に対しても腰が低かった、という事なんじゃないのかな
自分は偉い、正しい、自分の意見をみんなが聞くべきだ
みたいなものが、心底嫌いだったんだろーなーと
きっと反面教師がいるな



ほとんど知らないのだが
ゴールデンカムイというマンガは登場人物が
自分が正しい、と思っているだろう
でなければ他人を殺す事など出来ない
現実世界では、正義で行動する人はとても多く
まー、それが普通なんだけど
鳥山明の描く漫画の世界が如何に現実離れしている事か
と自分は思う



画力については見ただけでわかるから
指摘する人はとても多いが
このポイントを指摘しているのを見た事ない
たぶん、絵と同じくらい、このポイントは重要だったはずだ



正義と正義がぶつかって、悲惨な事になる
なんて物が一切ない
描かない
葛藤もない



悪役も自分が正しいと主張しない
私は悪いが、私は偉く、自由気ままにやる
という子供の様な、こころもちの悪役だ
自分の正しさを訴えたりしない
だからこそ、今人気があったりするよな
そんな人間がもし居たとして、付き合えるわけないのに



私が正しいと、主張する人間がいない世界は
ある意味ユートピアに見えたが
マンガを読むだれもが、自分がそこに行けないのもわかっていた
マンガを読んでいる自分は、私が正しいと、普通に思うし言うからだ
これはマンガだな、の一言で、何も考えず読んでいた
そーゆー感じだろー



ドラゴンボールの話で、
自分の正義を押し付けてくる登場人物は、
ゴクウの嫁のチチが、働け、学校へ行け
って言ってくる
嫁と言いう存在に関しては、まーしゃーないと
鳥山明も思ってるから、唯一と言っていい存在として
登場してると思う

一昨年の夏から、まったく詩を書かなくなっているが
なんでなのか分かった気がする
恋愛とか自分の中を見て、詩を書いていたのに
一昨年の夏に
この人は、なんでできない君なのだ？と
できない君考察モードに入った、と言う事だ
1年半ぐらいずっと考えてる
なので発表はXで、になったな

最近は詩を書くんじゃなくて
Xの方に自分の思ってる事を書いてゆくようになってる
まぁ曲を作る気がないし、詩を書こうと思ってないって理由もあると思うが。

あけましておめでとう

自己否定というのは、理屈で考えてゆくと自分を否定する結論になる、という物を持っているという事である
しかし、生きることの肯定、自分は正しいんだとする意志を持つと、自分の中で矛盾が発生し、内部は常に熱い
鉄が溶けるようだ
そーゆー人は見ていてわかる

＠＠　2023年05月23日 19時30分 Core i7 4770 ＠＠

「重力」

重力が体をベットに押し付ける
それに対抗する、僕の化学の燃焼エネルギーも
年とともに力を減らした
ただ重力を感じて、横になる
生きてるエネルギーを今は感じない

重力を感じる、という素直な感覚は、力を減らさないと得られない
それもそれでわるくはないよな、と
重力で頭を押し付けられながら思う

この詩は
百億の昼と千億の夜　完全版 Kindle版
萩尾望都 (著), 光瀬龍 (著)
を読み終わったら、最初の部分が出てきた
書けると思ったので書いた
そういう感じ

＠＠　2023年05月07日 06時45分 Core i7 4770 ＠＠


「なにかが変わった」


ああ、死ぬんだ、と思った

妹が火葬場の焼却炉で焼かれてゆく
自分も消えるんだと思った
今思っている

いつかは、死んで、自分は居なくなる
それを実感した

子供を作って、先延ばしにした気分になる
それのいい逃げ道だろう
何の助けにもならないが

いつかは、死んで、自分は居なくなる
そうならば、死んでいいように生きたいな

誰もが死ぬことはわかっているが
自分が居なくなるという事だけが、痛い

妹の事は仕方がない
誰でもいつか死ぬ、が
自分も居なくなることを実感した
それほど、妹には一体化できる
妹が死んだとき、安穏と生きることは出来なくなった

別に今までと何の変りもない
自分は今まで自分にいつわる事なく生きてきた
だから恥はない

だが、なにかが変わった
それが言葉になるには、まだ時間がかかる

＠＠　2023年03月14日 05時08分 Core i7 4770 ＠＠


「遠いところで生きている」


あの時、あの部屋にいた。妹の猫
遠いところで生きている

のこったのは君だけ
でもいいや、しあわせそうだ
小さな猫は甘えん坊だ
僕があの部屋にいた時も

東京の空は、見知らぬ空だ
僕の街は、昔から僕の街
今も昔も、同じ所に住んていて
遠くを眺めている

あの夏の暑さ
クーラーで涼んでいた
いつもと変わらない僕に
その知らせは来た


あの時、あの部屋にいた。妹の猫
遠いところで生きている

姪の結婚、新しい家族、新しい家
君のことは心配しないさ
東京で生きていけ
今を生きるのが猫さ

だれもがどこかで生きている
僕も、今生きている
きみも、遠いところで生きている


しあわせを手にしたい
生きる物の願いだ


あの時、あの部屋にいた。妹の猫
遠いところで生きている
しあわせにな

もう三月だ。
書いていなかったので、2023年は2022年と同じ掲示板を使う。

「妹へ」

妹へ
君はやさしい
できる人だった君
誰にでもやさしくできる
そんな世界に生きたかった君

がんばって、傷ついて
猫を愛した君
無念はあるのかい

よく生きたよ
だからもう眠ろう
僕もいずれ死ぬ
その時は仲良くしたい
楽しい人生を生きた
やさしい妹へ
また会おう

＠＠　2022年03月20日 01時04分 Core i7 4770 ＠＠


「パワーなく眠ろう」


パワーがない、眠って過ごす日々
それでもいいさ、まだ生きてる

燃える炎を羨んでも仕方ない
冬に凍える月のようであれ

あの時、あの頃
今は思い出して過ごそう

いつか起き上がるだろうか、今は夢を見よう
パワーなく眠ろう、
パワーなく眠ろう


だれにでも訪れる最後を
想像してもいいだろう

一休みするときが来ただけさ
この安らぎを幸せに思う

ただ一人世界にいるわけじゃない
夜空が暮れてゆく

いつか起き上がるだろうか、今は夢を見よう
パワーなく眠ろう、
パワーなく眠ろう

近くを通り過ぎただけの君を、今は思い出そう
パワーなく眠ろう、
パワーなく眠ろう


[歌詞用改定]

「パワーなく眠ろう」


パワーがない、眠って過ごす日々
それでもいいさ、まだ生きてるだろう

燃える炎を羨んでも仕方ない
冬に凍える月のように居れば良い

あの時、あの頃、全て昔だ
今は思い出して過ごそう

今はないもの、届かないもの
近くを通り過ぎただけの君を
今は思い出そう

いつか起き上がるだろうか、それもどちらでもいい
パワーなく眠ろう、今は夢を見て眠る時
パワーなく眠ろう


だれにでも訪れる最後を
想像してもいいだろう

一休みするときが来ただけさ
この安らぎを幸せに思おう

ただ一人世界にいるわけじゃない
暮れてゆく夜空はみんなの物さ

今輝く人、そうであれば良い
近くを通り過ぎただけの君を
昨日は思い出した

いつか起き上がるだろうか、それもどちらでもいい
パワーなく眠ろう、今は夢を見て眠る時
パワーなく眠ろう

＠＠　2022年02月25日 21時45分 Core i7 4770 ＠＠


「あの日の青空」


自転車に乗って、揺れた街を走った
ガスの匂いがしていた
姉の家は潰れて、屋根の下敷きになったそうだ
避難の体育館で会った
水を汲みに行かないと、母親に怒られた
僕はダラダラしていた
何の緊迫感もない、世界は平和だった
マンションの入り口で自衛隊の缶詰をもらった

崩れた商店街の建物の上で、自衛隊が作業していた
埃っぽい空気に、隊員の服が見えた
電車の駅は、壊れた街に歩いて向かう人で一杯だった
すべてが埃っぽかった

会社に向かう、乗り継ぎの通勤を楽しんだ
自分には深刻さが欠片もなかった
生きてても、死んでても、気にならない
自分はそんな気持ちで、あの頃生きていた
ボンヤリしていた

自転車に乗って、揺れた街を走った
ガスの匂いがしていた
住宅の屋根の上に、青空が広がっていた、あの日

＠＠　2022年02月17日 12時19分 Core i7 4770 ＠＠

「流れる雲を眺めて」

いろんな曲を書いた
自分の恋も書いた

そんなふうに考えていた
そんなふうに考えていた


本当に思っていた
でも今は、思っていない

そんなふうに考えていた
そんなふうに考えていた


流れる雲を眺めて、一日終えたい
生きてるさ、今
生きてるさ、今


いろんな曲を書いた
自分の恋も書いた

ただ、それだけの歌、これからも書くよ
ただ、それだけの歌、これからも書くよ


流れる雲を眺めて、一日終えたい
生きてるさ、今
生きてるさ、今

[歌詞用改定]

「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」

いろんな曲を書いた
いろんな人を書いたし、自分の恋も書いた
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

本当に思っていました
実に誠実に書きました
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

でも今は思っていないんです
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました


流れる雲を眺めて、一日終えたい
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
そして今も思っています

いろんな曲を書くよ
いろんな人を書くし、自分の心を書くよ
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

そう思えるような歌を作ってゆきたい
本当に思っています
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

＠＠　2022年02月14日 17時04分 Core i7 4770 ＠＠


「餃子二人前で」


リャンガーコーテル、知ってるさ
リャンガーコーテル、わかっちゃう

餃子二人前で、と注文した
食べて店を出るさ、ありがとう王将


それだけでいいじゃん
餃子二人前だけ食べようよ
君にもきっとわかる、そのうまさが

胡椒と塩を皿に振ってさ、それ付けて食べる
うまいよね、こんなにうまいんだと思った
隣の男がそうやって食べてた、真似をした



リャンガーコーテル、知ってるさ
リャンガーコーテル、わかっちゃう

おてんとうさまは照ってる、
寒い日もあるけどさ
今日は餃子かなと、考える事もある
なんでもない、この日がうれしい

餃子ってなんだろうね
特に素晴らしいって事じゃない、
だけどさ
君のもわかる日が来る
その素晴らしさが



リャンガーコーテル、知ってるさ
リャンガーコーテル、わかっちゃう

餃子二人前で、と注文した
食べて店を出るさ、ありがとう王将

このHP全体のタイトルを
今日は別に変わらない
から
レムリンク / Remu Link
に変更した。

そのPANTAの詩のタイトルは、単に詩集にあって、
詩自体はそんなに好きでもなかったが
タイトルはいいなーと気に入ってたので、
単にそれを書いただけだ
その後ライブCDで曲を聴いてるが覚えていない
要するに、そんな意味のあるタイトルではなかった。

名前にするのは、単にわかりやすくしよう
って事だな。

＠＠　2022年02月07日 01時11分 Core i7 4770 ＠＠


「ラーメンうまい」


ラーメンすきだな おいしいね 好きなお店、あるよね
話はしないんだ、挨拶するだけ ラーメン食べに行くだけさ

ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン
ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン


ラーメン、なんて素敵な食べ物 電車に乗って 食べに行く
あの店、この店、おいしいよ ちょっと遠い時もあるさ

ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン
ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン


家にこもって料理する 腕はそんなにないけどさ
インスタントラーメンもうまい、 食べて食器を洗おう

ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン
ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン


ラーメンの事ばかり考えて ラーメンの歌を作った


ラーメンすきだな おいしいね 好きなお店、あるよね
話はしないんだ、挨拶するだけ ラーメン食べに行くだけさ

ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン
ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン
ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン
ああ、ラーメン、好きだな、ラーメン


[歌詞用改定]

＠＠　2022年02月07日 01時11分 Core i7 4770 ＠＠


「ラーメンうまい」


ラーメン、なんて素敵な食べ物
電車に乗って食べに行く
あの店、この店
ちょっと遠い時もあるさ

生きるって、食べることだよね
楽しいよ、ラーメン
日本にはうまいラーメンがある
食べようラーメン、うまいラーメン


家にこもって、料理を研究する
腕はそんなにないけど
やってみるだけさ
インスタントラーメンもうまいし
あれだって、誰かが作ったんだよ
うまいラーメン、作ろうラーメン
ラーメンを食べて、食器を洗おう


なんだか一日すごして
ラーメンの事ばかり考えてるな、って思ったから
じゃぁラーメンって歌でいいやと思った
それだけだ

ラーメンすきだな
ラーメンおいしいね
好きなラーメン屋、あるよね
話はしないんだ、挨拶するだけさ
おいしいラーメン食べに行くだけ



ラーメン、なんて素敵な食べ物
電車に乗って食べに行く
あの店、この店
ちょっと遠い時もあるさ

生きるって、食べることだよね
楽しいよ、ラーメン
日本にはうまいラーメンがある
食べようラーメン、うまいラーメン

＠＠　2022年01月26日 21時46分 Core i7 4770 ＠＠

「祈れ」

晴れた日、街に出て、空が暮れてゆく
からっ風に、祈る、なにを、だれを
ただ、ただ、お日様を眺めている
わたしの言葉は、風に乗る

祈れ、祈れ、あたまを、下げ
こころ、ことば、すべてを使って



祈れ、祈れ、あたまを、下げ
こころ、ことば、すべてを使って

晴れた日、街に出て、空が暮れてゆく
からっ風に、祈る、なにを、だれを
ただ、ただ、お日様を眺めている
わたしの言葉は、風に乗る

2022年