＠＠　2009年12月24日 22時41分 Core i7 940 ＠＠

「クリスマスイブ」

せっかくクリスマスイブだから、なんか書こう
チキンとケーキを食べた。他はいつもと変わらない
クリスマスの夜も、いつもと同じに更けてゆく

クリスマス肯定、否定とか、クリスマスに何を期待してるのか？
君たち、踊らされすぎ

彼女、彼氏だって、さわぐけど、
そんなもん居る人はいつでも居るし
出来ない人は出来ない
クリスマスだからって、何を期待してるのか？
テレビで見たとおりに、過ごせなくて、がっかり？

みんなクリスマスにデートしてたら、そっちの方がキモイよ
なんていう国だ、と僕は思う

チキンとケーキを食べた。他はいつもと変わらない
クリスマスの夜も、いつもと同じに更けてゆく

＠＠　2009年12月20日 03時49分 Pentium M 1.6G ＠＠


「オレンジジュース」

コップに注いだら、ぐっと飲み干す
オレンジジュースは夏の味
夏の太陽がつまってる


冬の星空、午前三時に
ダウンを着て、コンビニに買いに行く
真夏のジュース

真夏の太陽と、冬の夜空と
オレンジジュースが取り持つ仲さ


コップに注いだら、ぐっと飲み干す
オレンジジュースは夏の味
夏の太陽がつまってる


夏には思いつかない、フレーズも
オレンジジュースにつまってる

照りつける日差しに、
カラカラに渇いたのどに
オレンジジュースを注ごう

冬の真夜中に、
凍える手足に、
オレンジジュースがいきわたる

冬の星空、午前三時に
ダウンを着て、コンビニに買いに行く
真夏のジュース


コップに注いだら、ぐっと飲み干す
オレンジジュースは夏の味
夏の太陽がつまってる

＠＠　2009年12月20日 02時11分 Pentium M 1.6G ＠＠

「冬の訪れ」

寒い夜は、家に閉じこもってる。
食事とテレビだけ、猫をなでる。
これはこれで幸せ
他に望むものって、あまりない。

寒い空を見ながら歩くことや、
真夜中に、通りのベンチに居たけれど

あてのない希望で、あてのない旅を
望むなら、希望通りにすればいい

この冬は、
暖かい家にこもって、春を待つ

当たり前の暮らしが、
当たり前の暖かさで、
僕を守ってる

探していたものは、何だろう
探していたという覚えもないが、
あてもなく動くのは、少し止めよう


この冬は、
暖かい家にこもって、春を待つ
これはこれで幸せ
他に望むものって、あまりない。

穏やかに過ぎればいい
冬の訪れ。

＠＠　2009年10月23日 03時44分 Core i7 940 ＠＠

「わすれない」

わすれないでいる
いまでも、わすれない
忘れられない記憶が、僕を作っているというなら
そうなんだろう

ただ、わすれない
小さい頃からの記憶
良いか悪いか別にして
それが僕なんだろう

わすれないでいる
いまでも、わすれない
ずっとわすれない

＠＠　2009年10月19日 02時38分 Pentium M 1.6G ＠＠

「毎日、誰でも」

毎日、一つずつ忘れる
毎日、脳細胞が壊れてゆく

アルコールを摂取して
ニコチンを摂取して
水しか飲まなくても、

毎日、一つずつ忘れる
毎日、脳細胞が壊れてゆく

それは、確かなことなんだから
死ぬまで続くんだから、

今を記録してるのかな？
忘れない記録をとっているのかな？

だけど、一番大切なのは、
誰かの記憶に残るって事
それだけだと思っている

毎日、一つずつ忘れる
毎日、脳細胞が壊れてゆく

死ぬまで続く、
生まれてからの記憶の抹消
誰でもそうなる。

＠＠　2009年10月04日 02時49分 Core i7 940 ＠＠

「夜空を見てる」

真っ白に燃える月が、僕を見下ろしている
少し眠いなと思いながら、夜空を見てる

十月に入って、少し肌寒い夜
長袖のシャツを羽織って、月を見てた

本当は、月などどうでも良かった
君が、十五夜だと言うまでは

だからちょっと見に行ったのさ
道の向こうの自販機まで、歩いて

そらは雲がかかっていたけど
月の光で、雲も照らされていた

その下で、休んでいる僕
遠い空の下で生きている

家に帰ると、猫が待っていた
こいつも夜になると動き出す、僕の仲間だ


そう、本当は、月などどうでも良かった
君が、十五夜だと言うまでは

真っ白に燃える月が、僕を見下ろしている
少し眠いなと思いながら、夜空を見てる
夜空を見てる

＠＠　2009年09月27日 20時52分 Core i7 940 ＠＠

「いつもの朝」

朝がやってきたら いつもの風景
君は、眠い目をこすり コーヒーをいれる
いつか見た景色、夢の中でぼんやりと
思い出とすりかわる、気付かぬうちに

ああ、もう一度、夢の中で
君に会いたい、もういない君に


寝ぼけまなこで 手探りしてる
時計を探して 時間を確かめる

ああ、朝が来た、新しい朝が
普段と同じ、同じだけの朝が


朝がやってきたら いつもの風景
君は、眠い目をこすり コーヒーをいれる
いつか見た景色、夢の中でぼんやりと
思い出とすりかわる、気付かぬうちに

ああ、もう一度、夢の中で
君に会いたい、もういない君に

＠＠　2009年09月24日 16時00分 Pentium M 1.6G ＠＠

「川原の風景」

古い友達と、川原に行って、空の写真を撮った
ここは彼の育った土地、今も住んでる土地
語られる解説に、彼の記憶に、故郷について思った


川原は夕暮れだったけど、空はまだ青かった
写真越しに見る風景に、一日が終ってゆく様子が見えた
懐かしい蒸気機関車、飾ってあるそれを写して
ポケットに入れた


コーヒーを飲んで、ケーキを食べて
コーヒーの味について語った、
僕の言う事は、ブラックで飲んでるけど、味の違いがわからない
彼は違いがわかって欲しかったみたいだ
まぁ、しょうがない


しょうがないを何回繰り返しても、変わって欲しくないものもある
古い友達に会うと、なんとなく落ち着く
なぜだろう？
懐かしいと思うほど、会ってはいないかな
それでも、僕は君と会うのが嬉しいんだよ


古い友達と、川原に行って、空の写真を撮った
そんな一日を過ごした

＠＠　2009年09月01日 03時16分 Core i7 940 ＠＠

「なんでもない月」

夜が更けて、起きてるのは僕だけ
隣においてあるギターも
音を出せずにさびしそう
虫の音もまだ聞こえない９月に
秋の夜長に、朝を待つ

夜が更けてしまったら
足音も聞こえない
クルマの走る音だけ
聞きながらタバコを吸う


夜空に、月が輝いている
なんでもない、この夜に
何億年も昔から
変わらず照らしてきたこの地上に
月は変わらず映ってる

なんでもない僕が、なんでもない月と
なんでもない夜に、空を見上げてる



朝がやってきたら、また人の賑わい
いつもと変わらない、この日常に
誰とも変わらないように、歩くこの僕が
ただそこにあるだけ
それがいいんだと
この街で、ただ生きてる
それだけでいいんだと、思って暮らしてる


夜空に、月が輝いている
なんでもない、この夜に
何億年も昔から
変わらず照らしてきたこの地上に
月は変わらず映ってる

なんでもない僕が、なんでもない月と
なんでもない夜に、空を見上げてる

＠＠　2009年08月20日 23時59分 Pentium M 1.6G ＠＠

「新しい何か」

新しい何か、新しい何かを探して、僕等旅を続ける
路傍の花に、心を寄せて、微笑んだり
都会の夜に、苛立ちながら、足を引き抜いたり
何かを探しながら、僕等旅を続ける

いつか落ち着くことがある
こころさすらうのを止めて
死ぬ前に、一つ所に、足を止めることが

その前に、止まる前に、見つけておきたい
新しい何か、こころ震わせる何かを
自分で作り出す歌のために
新しい何かを歌うために、僕等旅を続ける


日々の日常に、こころ安らげる、そんな歌もある
そうだねと、思わせる、そんな歌が
だけど、そうじゃない、新しい歌を、聞いた事のない歌を探して
新しい何かを探している

探しているのは、僕だけかもしれない
僕等なんていないかもしれない
だけど


新しい何か、新しい何かを探して、僕等旅を続ける
路傍の花に、心を寄せて、微笑んだり
都会の夜に、苛立ちながら、足を引き抜いたり
何かを探しながら、僕等旅を続ける

心に響く、君のために歌う歌が、世界を変えるように
自分の世界を抜け出すために

新しい何か、新しい何かを探して、ひとり旅を続ける
路傍の花に、心を寄せて、微笑んだり
都会の夜に、苛立ちながら、足を引き抜いたり
何かを探しながら、ひとり旅を続ける
いつか、みんなで笑える事を目指して

＠＠　2009年08月11日 01時00分 Core i7 940 ＠＠

「意味はない」

探し物は何ですか？
忘れてしまったものですか？
忘れてしまったら、
思い出さない方がいいかもしれないですね
忘れるには忘れる理由があるものです。

言葉をさがしていますか？
言葉が出てこないなら
黙っていたらどうですか？
言いたくないことを、無理にしゃべっても
聞き辛いだけです。

生きる理由を探しています。
そんな言葉を使う人もいますね
自分で納得できれば、理由なんて何でもいいんだと
僕は思いますよ。
その場だけの生きる理由に、意味があるのは、
本人だけです。

何でも答えるのに不満ですか？
不満があるなら、自分で答えを見つけましょう
人に聞くのが間違っています。
自分の意見を持たないのに、
他人の意見に不満を持っても
イライラするだけです。

何も考えないで生きることです。
考えようとしないなら
死ぬまで安穏に暮らせるかもしれません。
ただ日々に喜び悲しんでいれば、
それだけで人生進んで行きますよ。
何も考える必要などないのです。

心の中なんて、どうにでもなる
どんな結論にたどり着こうが
ただ暇をもてあましていても
それは、あなたの心の中だけなんです。
あなたがどう変えていっても
あなたが決めたことなんです。
あなたの心は、あなただけの場所なんです。

探し物は何ですか？
もう探すことも忘れてしまいましたか
そうならそれでいいのかもしれないですね。
特に必要なかったということでしょう。
この書き連ねた言葉にも、たいした意味はないのです。

＠＠　2009年07月31日 23時17分 Core i7 940 ＠＠

「夏だ」

八月、太陽が照りつける
緑は青く、入道雲が夕空をおおう

水分で喉を潤したら
歩いてゆこう

日に焼けた肌が、褐色になるように
水着があとを残すように

八月はあっという間に消える
夏の楽園

クーラーで涼んでいちゃ
つまらない

夕立の豪雨にたたずむように
夏の業火に焼かれて、枯れ果てるまで
明日が君を待っている

夏だ
わくわくするなら、さぁ出かけよう

＠＠　2009年07月21日 18時40分 Pentium M 1.6G ＠＠

「猫も眠る雨」

猫も眠る雨、この世界に雨が降る
ひとりと一匹の、この部屋にも
そらは暗く雲がおおい、雨粒は道路をたたく

薄くカーテンをして、あくび
お前の仲間は、外で雨に濡れているのかな？
眠そうに寝そべる猫に聞いてみる

薄暗く、ほのかに涼しい風の中
夕闇が迫るまで
ねむる、ねむる、猫も眠る雨
空から降ってくる


太陽が隠れてしまったら、
眠るしかすることがない
幸せな毎日
明日のことも考えず、眠る


ねむる、ねむる、猫も眠る雨
空から降ってくる
猫も眠る雨、この世界に雨が降る

薄暗く、ほのかに涼しい風の中
夕闇が迫るまで
ねむる、ねむる、猫も眠る雨
空から降ってくる

＠＠　2009年07月08日 11時00分 Core i7 940 ＠＠

「七夕の夜」

暗闇にキャンドルライトがともる
いつもの場所
青い浴衣の君が、入り口で待っていた
いつもの場所

七夕の夜は、雨が降っていた
テラスの席からは、外の雨が見える

コーヒーを頼んで、黙っていた
暗い中で、ひとり思っていた

七夕の夜は、いつもの夜
夜が明けるから、今日は特別な夜


暗闇にキャンドルライトがともる
いつもの場所
青い浴衣の君が、入り口で待っていた
いつもの場所

＠＠　2009年06月24日 00時25分 Pentium M 1.6G ＠＠

「絶対評価」

心が乾いてる、うるおいを求めてる
それってどうゆう意味かな
そんな表現に意味があるのかな？
自分にしか意味がないのが、わかってるならそれでいい

自分だけのために、ただ書いているんだろう
他に書く意味があるか？

誰かに聞いてもらいたい？
何を？、聞いてもらうのが目的か？

ひとりで出来るものならば、全部一人で済ませたい。
聴くのだって、自分だ
自分が満足すればいい。

他の人は聞かないんだから、それが当然の帰結だ。
自分が満足するものを求めて、ただ書き、歌ってる。
疑問は特に感じないなぁ。

したい事をするって、そうゆう事じゃないかな？
周りの評価なんて、当てにならない。
ただ自分が満足するものを、求めていけばいい。
簡単に満足できるなら、それだけの物だったのだろう。

絶対評価は自分で下すんだな。
誰かが評価するのは、その先の出来事。
あまり関係ないかな。

＠＠　2009年06月05日 23時08分 Core i7 940 ＠＠

「六月の雨」

六月の雨
きっと誰かが、どこかで泣いてる
そんな気がした

空は光と雨が交差する
キラキラと雨上がりに光るしずく

雨が上がったら、
きっといい事がある
涙も、笑えるようになる


六月の雨
ずっと誰かを、いつも思ってる
そんなものかな

＠＠　2009年05月26日 23時13分 Core i7 940 ＠＠

「新しい何か」

感動しない
感動したくない
つまらない訳じゃない
それなりって言葉に
ちょっとウンザリしてるだけ

ちょっとした出会い
ちょっとした喜び
いろいろ楽しいことあるよね

素直に喜べない
与えられたものが
手にしたものが
価値を輝かせていない

今日を感じること
明日を待ち望むこと
それが必要なんだ
新しい何かがきっとある

＠＠　2009年05月21日 06時03分 Pentium M 1.6G ＠＠

「朝が来た」

眠れない夜も
いつのまにか白々と朝が来る

スズメの鳴き声に
通りを走る車の音も
いつもと変わらない朝

タバコをすって、缶コーヒーを飲む
日の出の早いこの時期
朝は、早起きしてやってくる

通りを歩いて、
辺りを見回して
家路に着く

もう一眠りしたら
本当に起きるから
そしたら、本当の朝になる

＠＠　2009年05月17日 23時14分 Core i7 940 ＠＠


「Hopeless」


一生懸命。その言葉にHopeless
まっとうに生きる、その言葉にHopeless
どんな希望を持って、明日に望むのか

絶望というには、あまりにゆるいこの日常に
しかし確実に、刻まれている
それがHopeless

皆が貧しく、生きるのに精一杯だった記憶は僕にはない
それなりに豊かで、それなりに楽しく
確かになくなったら困る、今の暮らし

だけど明日を思う時
その先に見えているのはHopeless

何を一生懸命
何のために？
その先を探るときに、出てくる答えはHopeless


一生懸命。その言葉にHopeless
まっとうに生きる、その言葉にHopeless
どんな希望を持って、明日に望むのか

絶望というには、あまりにゆるいこの日常に
しかし確実に、刻まれている
それがHopeless

＠＠　2009年05月03日 23時11分 Core i7 940 ＠＠


「一人でいよう」

悲しいときに、夢見る夢は、どんな夢
砂漠で、太陽が照りつければ、のどが渇く
渇きを癒せるものがない

なんとなく眺めている
知らぬ顔で通り過ぎる

渇いていても、痛んでいても
気づかない、気づかないまま
痛み続ければ
いつか折れてしまうかも

目を閉じて、夜に眠りにつく
眠ることで、明日まで大丈夫

そう、大丈夫だから
ここに少し居るよ

悲しいときに、夢見る夢は、夢の中
砂漠で、太陽が照りつけても、感じない
渇きを感じるまで
一人でいよう

＠＠　2009年4月11日 時間 01:37:190　Pentium 4 3.2G ＠＠

「満月と歩く」

白く大きな満月が
僕と一緒に歩いてる

マンションの影に入ったり
木立に隠れたり

二人の散歩は
僕が部屋に入るまで続くんだ



夜の夜中の散歩道
まるい満月とお出かけ

君はたまにしか出てこないけど
付き合いのいい、いいやつだ

だから僕も歩くんだ
夜の満月と二人で

＠＠　2009年4月2日 時間 21:08:290　Pentium 4 3.4G ＠＠

「桜は咲く」


桜咲く春は
風に揺られて、花見をしよう

そこらの屋台でも
りんご飴でもかじればいい

空が晴れていれば
ちょっとの風でも平気だね

毎年やってくるこの季節に
命の息吹を感じるなら
冬には感謝して別れを告げよう
新しい年が動き始めた

桜に命を与えるのは人の営みか
美しいを感じる気持ちなのか
そんなことは知りもせず、桜は咲く
今、季節の使者が通り過ぎてゆく

＠＠　2009年4月2日 時間 21:00:370　Pentium 4 3.4G ＠＠

「行き先は、最終」


僕らはどこを目指して
行き、飛び、そして這いずる

歩いてゆくもの
走ってゆくもの
あるいは、誰かの肩に乗って

どんな行き方だって
どんな格好だって
誰にも、何もいう資格などないから
誰もが、自分で決めたと知ってるから

行き先は、最終
生まれ変わったら、始発

そんな列車に例えるような
平坦でない道を
僕らは、今生きてる

息絶えるまで、
どこかへ向かってゆく
あなたにわかるかい

＠＠　2009年3月13日 時間 06:30:390　Pentium 4 3.2G ＠＠

「またね」

君は自分の話はしないんだな
僕の話がつまらなければ、聞かなければいい
帰ればいい

偉そうに説教されても、君には魅力がない
聞こうという気も起こらない
そんなに自分に自信があるのか？

どこか他に行ってやればいい
僕の前から去ってくれ

私がどう思ってるのか、当てろって？
自分の気持ちぐらい、自分で話せ
話したいかどうか、どう話すか自分で考えろ
もう話を聞く気もない

どこか他に行ってやればいい
僕の前から去ってくれ

君と話そうと思ったけど失望した
いつものように、今までどおりの関係
それが僕と君の関係、それ以外は
他に行ってくれ
僕の前から去ってくれ

じゃぁ、またね

＠＠　2009年2月25日 時間 04:11:530　Pentium 4 3.2G ＠＠

「冬の真夜中」

優しい雨が降り、暖かくなる
昨日までの、夜の寒さ
冬が去ろうとしている
この夜の雨

心はまだ動き出さない
暖かくはならない
凍てつく寒さを求める気持ちが
まだ残っている

冬の真夜中は、逡巡する真夜中
優しい雨が降っても、心は冷たい

一人きりでも、誰といても変わらない心が
何かを求めて、叫びだす
真夜中に声を殺して
冬の真夜中、朝は遠い



言葉にしなければわかりあえる事はないと
そう思うこの頃
何を言葉にするのか、特に思い浮かばない
伝えたい気持ちなど、とうに冷めた
今ここに、夜の中にいる

冬の真夜中は、立ち止まる真夜中
優しい雨が降っても、心は冷たい

一人きりでも、誰といても変わらない心が
何かを求めて、叫びだす
真夜中に声を殺して
冬の真夜中、朝は遠い

冬の真夜中に雨が降る
優しい雨が降る

＠＠　2009年2月22日 時間 04:06:540　Pentium 4 3.4G ＠＠

真夜中に起きる
いつだって
どこだって
真夜中は変わらない

暗闇は
一人たたずむ僕を覆って
夜の闇の中
隠してる

真夜中にひとり
いつだって
どこだって
真夜中は変わらない

＠＠　2009年2月5日 時間 22:33:210　Pentium 4 3.2G ＠＠

「うつろ」

たいした用事もなく
寒い夜中に
自販機の横で
タバコを吸う毎日

特に変わりはない
いつも変わりはない
横を自転車が通る
それを見てる

なんだか寂しいね
人と会っても
それはあなたの都合
これは僕の都合

笑って、話して、さようなら
それでもいいけど
それしかないけど
別に嘘じゃないけど
何となくうつろなんだ

たいした用事もなく
寒い夜中に
自販機の横で
タバコを吸う毎日

＠＠　2009年1月21日 時間 02:57:020　Pentium 4 3.2G ＠＠

「空気のように暮らしたい」

息をする
空気を吸うだろう、そして吐くだろう
僕は、空気のように暮らしたい
ただ生きていて、そこに自然にあるように居たいんだ

空気はないと困るよね
それなりに必要とされる、という事かな
生きていれば、普通の関係だよね
明日突然居なくなるという事も無く、
そこに、気づかれないようにいる
そんな空気のように暮らしていきたい

空気のように暮らしたい
主役は、隣にいる君でいいから
ただずっと、隣にいる
僕は、空気のように暮らしたい

＠＠　2009年1月7日 時間 22:07:210　Pentium 4 3.2G ＠＠

「震える空」

空が震えている
怒ってるのか、泣いているのか
よどんだ雲に問いかけても
答えはない

いつも一人
一人で考える
ただあても無く

目覚めのコーヒーは
タバコと一緒に
しばらく寝ぼけている

夜が訪れて
暗闇が覆っても
目が冴えるだけだ

空が震えている
怒ってるのか、泣いているのか
よどんだ雲に問いかけても
答えはない

＠＠　2009年1月3日 時間 04:12:070　Pentium 4 3.4G ＠＠

「最後まで」

始まりがあって今がある
始まりから続く今まで
その少年が何をしたのか
今でも説明できない

語れないことを語るために
僕はここにいる
始まりがあって今がある
始まりから続く今まで

何かわからないことを
わかるようにしたいと思って
それで今でも書いてるんだろう
それが願いだから

その少年が何をしたのか
その後をずっと書いてる
何も残せなくても
最後まで書いてるはずだ

あけましておめでとう