＠＠　2010年12月23日 22時43分 Core i7 940 ＠＠

「月が見下ろしてる」


空に丸い月、雲を従えて
天空にぽっかりと、白いテラス

真上を見上げる僕は、一人ぶらぶら
冬の真夜中に、歩いている

月を見上げて、
月が見下ろしてる、僕を
月が見下ろしてる、僕を
マンションに隠れるまで

暖かい部屋に入るまで、
月が見下ろしてる、僕を


夜の孤独と、一人の気楽さ
空に浮かぶ月は、持ってる

太陽の明るさも、暖かさもないけど
月は神秘的な美しさだ

月を見上げて、
月が見下ろしてる、僕を
月が見下ろしてる、僕を
マンションに隠れるまで

すべてを見下ろす、孤独な王様
一人、輝いてる

＠＠　2010年12月13日 10時41分 Core i7 940 ＠＠

「クリスマスの夜」

クリスマスが近づく季節 石油ストーブの灯油を買って
走る車の横を帰る 家に帰る

残業で忙しい君も、退屈な日常の僕も
同じ時間を生きている 同じ空の下

クリスマスが来たら　クリスマスが来たら
クリスマスの夜は静かに過ぎる 何事もなかったように


電車に乗って待ち合わせ場所へ 会って話して食事して
灰色の空が僕らを見下ろす 僕らを見下ろす

クリスマスが来たら　クリスマスが来たら
クリスマスの夜は静かに過ぎる 何事もなかったように

クリスマスが来たら　クリスマスが来たら
クリスマスの夜は静かに過ぎる 何事もなかったように

＠＠　2010年10月28日 02時55分 Core i7 940 ＠＠

「暇なんだが、眠る気もない」

暇なんだが、眠る気もない
夜は更けているんだが
明日何もする予定がない
夜起きて、昼寝ても、特に問題がない

暇なんだが、眠る気もない
色々と、踊らされて、疲れて、部屋にこもってる
そうだな、別にどうって事ない
期待はしたいけど、外れると残念なので、放ってある

動いても、動かなくても、どうでもいい
何もしないで過ぎてゆく
何かしたって、結果がゼロなんじゃ、変わらない

ゼロでもやりたいことだけ、続いてく
ゼロでもやりたいことって、そうそうない
ゼロなんだよなぁ、と思いながら惰性のように続けてるけど
本当に惰性でつづくわけもない


暇なんだが、眠る気もない
夜は更けているんだが
明日何もする予定がない
だから、今できることをして眠るだけ

眠るまでは、起きていよう
この深夜に、一人でいるってだけで、そうだね僕だね
それが、現実、それが自然だなぁ。

ゼロでも生きていたいんだよ、死なないよ
ゼロでも生きていたいって、考えたことがあるか？
ゼロなんだよなぁ、と思いながら惰性のように生きてるけど
本当に惰性でつづくわけもない

暇なんだが、眠る気もない
特に言うこともない

＠＠　2010年10月05日 04時01分 Core2Duo P8700 ＠＠

「禁煙してる」

止められない時間、落ち着いて考えられない、
取り止めのない時間、なんとなくせわしなさが追い詰める
禁煙してるから
いつになったら、静かに思いふけれるだろう


別に、なくてもいい
あった方がいいなぁ、と思うだけ
この前までの旅行だって、ちゃんとまとめてない

ただ、なんとなく考えて居たいけど
あわただしくてまとまらないんだ


時間が無いわけじゃない、時間は十分にある
でも、なぜか出来ないでいるのは
禁煙してるから
時間だけが、過ぎてゆく


そんなに大したことじゃないですよ
でも、わりと支障をきたしてるなぁ
それはね
禁煙してるから
ちょっと落ち着かないだけなのに


止められない時間、落ち着いて考えられない、
取り止めのない時間、なんとなくせわしなさが追い詰める
それはね
禁煙してるから
ちょっと落ち着かないだけなのに

＠＠　2010年10月04日 01時04分 Core2Duo P8700 ＠＠

「僕は生きてる」


けれども、僕は生きてるし、これからも生き続ける。
それこそが、僕にとって重要。

僕に起こった、ささいな、或いは大した事は、他人に伝えられない。
伝えたいとも思わないし、僕だけが覚えておけばいい、個人的な事だ。

だけども、僕は生きている。
それを思うのは、その個人的な事を経験したからか。

特に死に掛けた覚えはないが、主観的に死にそうだったかもしれない。
死にたいと思ったことはない。


けれども、僕は生きてるし、これからも生き続ける。
それこそが、僕にとって重要。

理由なく、今生きてることが重要。
言い方を変えると、今生きてることを嬉しく思う。

なにか、他の人と違う事を一つ上げるなら
生きる喜びを常に感じてる、事か。
昼寝してても、仕事してなくても、今生きてると言う事を、嬉しく思う。
非常に肯定的。死に向かう方向性なんて、僕の中にないなぁ。


今あることが大切。
今ある生を大切にしようと思う。

けれども、僕は生きてるし、これからも生き続ける。
それこそが、僕にとって重要。

そうだな。これだけだ。書きたい事は。

＠＠　2010年08月30日 23時45分 Core i7 940 ＠＠

「夏の亡霊」

九月になっても、暑さは続く
Hot Summer Goes On
今年の夏は、猛暑が吹き荒れる
Hot Summer Goes On
夏の終わりは、いつ来るのだろう

深夜に涼んでる、そんな秋の始まりを感じたら
次第に、消えてゆく、夏の終わり
明日になれば、明後日になれば、段々と薄らいでゆく
季節は、夏から冬に、動いている

あの暑い夏が、亡霊のように消え去ったら
短い秋がそこにあるのだろう


九月になっても、暑さは続く
Hot Summer Goes On
今年の夏は、猛暑が吹き荒れる
Hot Summer Goes On
夏の終わりは、いつ来るのだろう

夏の終わりは、秋の始まり
いつまでも終わらない夏を感じて
ただ、暑い夏を過ごしている
ちょっと涼しくなりましたねと、
挨拶を交わしながら

あの暑い夏が、亡霊のように消え去ったら
短い秋がそこにあるのだろう
明日の次の、その先を待ち望みながら
段々と消え去る、夏の亡霊

＠＠　2010年08月18日 10時44分 Core i7 940 ＠＠

「暑すぎる夏」

真夏の青空は、いつも、朝からやってくる 背負った太陽の、眩しい日差し、輝く
ギラギラ照りつける、汗が噴き出して、歩く靴底も、クッキリ黒い影、貼り付く
クーラーで涼んで、体温を下げる、死人が出る夏の、暑さのせいさ

真夏の青空が、翳りを見せるまで、避難している 猛暑の風も、何もない
暑すぎる夏が、体力を奪う、太陽毎日、輝き溢れて、ご苦労
イライラしたって、しょうがない、太陽の下で、生きている


黒い黒雲が、空を覆えば、もう夕立、雨があられと、降り注ぐ
一日の終わりの、雨に濡れて、今日も一日、暑い夏を、過ごした
終わると寂しいものさ、夏の終わりに、
僕らは思うだろう。また来年、やって来い。

真夏の青空は、いつも、朝からやってくる 背負った太陽の、眩しい日差し、輝く

＠＠　2010年08月01日 02時41分 Core2Duo P8700 ＠＠

「変わらない」

季節が、移り変わってくのが速い
自分だけが、変わらないまま、残されてゆく
このまま、流れてゆくのだろうか

夏に、網を持って、セミを採った
低い木を探して、耳を澄ませて
そんな夏が、僕にもあった

朝、五時に起きて
妹と、近所を散歩した
学校が始まる前に
そんな朝が、僕にもあった

今は、何をしてるんだろう
今は、ただ自分だけが居るような
変わらない自分が、居るような気がする


時の流れを速く感じて
僕は川の流れの中にいる石のようだ

季節が、移り変わってくのが速い
自分だけが、変わらないまま、残されてゆく
このまま、流れてゆくのだろうか

＠＠　2010年07月29日 01時16分 Core i7 940 ＠＠

「夜の街で」

君は不都合な事は言わないんだな
黙ればいい時は黙ってる
賢いと思うよ
でも、そんな処世術に興味はないんだ
僕は、そんな物を求めてはいないんだ

君にはガッカリした
恋も冷めた
僕の求めるものは、君には無いんだ

僕は黙っている、君も黙っている
見れば、笑顔さ
それも要らないよ
そんな物は要らないんだ


最初から、そんな物だと思えばいいんだろう
でも、それじゃつまらないよな
作り笑いを見るために
会いに行くわけじゃない

作り笑いが、商売だから
それは当たり前だ
僕の求めるものは、君には無いんだ

僕は黙っている、君も黙っている
見れば、笑顔さ
それも要らないよ
そんな物は要らないんだ


君は不都合な事は言わないんだな
黙ればいい時は黙ってる
賢いと思うよ
でも、そんな処世術に興味はないんだ
僕は、そんな物を求めてはいないんだ

＠＠　2010年07月22日 22時35分 Core i7 940 ＠＠

「何も浮かばない夜」


なんにも浮かばない夏の夜
僕は外で、一人ベンチに座ってビールを飲んでる

自転車が通るたびに、足をすぼめて
ただ、夜を眺めてる

ここに君が居たなら、楽しいかな
そんな思いも浮かばない、
何も浮かばない夜

一人きりの夜は、静かに過ぎてゆく
後ろを走る、車も、
夜中にジョギングをする人も、
みんな通り過ぎてゆく

何も浮かばない夜に
ただ一人で、いただけ
何も思い浮かばない
時間が過ぎてゆくだけ


もう真夏日を記録する夏だから
夜もぬるい風に吹かれている

風が通らなければ、ただ暑いこの夜に
一人外で座っている

明日になったら、なんて何も考えない
今があるだけ、今僕は
何も浮かばないんだ

一人きりの夜は、静かに過ぎてゆく
後ろを走る、車も、
夜中にジョギングをする人も、
みんな通り過ぎてゆく

何も浮かばない夜に
ただ一人で、いただけ
何も思い浮かばない
時間が過ぎてゆくだけ
何も浮かばない夜

＠＠　2010年07月11日 01時36分 Core i7 940 ＠＠

「一人の夜」

夜が好きなのは、一人でいてもおかしくないから
なんでもない事で、気に病んでも
過ぎてゆく時間が、癒してくれる

一人の夜は、静かに過ぎてゆく
訪ねる者は誰も居ない、一人の夜
孤独か、自由か、なんて意味はない
選択肢は僕にはない
そんなに、器用に生きてないよ

明日という、違う場面が、現れるまで
この夜、この時間は、僕だけが生きてる
誰かを求めていても、胸の奥に、奥に留めて
今日も、一人、夜を過ごす


夜が好きなのは、なぜか解放された気がするから
昼間、こっそり生きてる僕は
夜だけが自由なんだと、少し思う

一人の夜は、静かに過ぎてゆく
訪ねる者は誰も居ない、一人の夜
喧騒も、静寂も、この時間には無意味さ
一人、外に出て、一人なんだと思う
ただ、それだけ

明日が、やってくれば、太陽が昇れば、また夜も来る
過ぎてゆく時間に、特に意味はないけど
夜だけ、一人で居ることに疑問を感じない
それが、大切なこと


明日という、違う場面が、現れるまで
この夜、この時間は、僕だけが生きてる
誰かを求めていても、胸の奥に、奥に留めて
今日も、一人、夜を過ごす

＠＠　2010年07月09日 18時45分 Core i7 940 ＠＠

「煙る雨」

煙る雨、跳ねる水しぶきが、飛んでくよ
ここでこうして、見ているだけ
空は暗く、雨が降り続く

憂鬱なのは、君だけ
待っているのは、僕だけ
空を見ながら、雨を見ながら
通り過ぎてゆくのは、時間だけ

異国の地へ、旅立った君の空は
晴れ渡っているのだろう
僕はここで、地面から、煙る雨を見ているよ


煙る雨、木々の緑が、つややかに、濡れるよ
命の息吹が、そこにはあるよ、静かに息づいている
公園は、水たまり、誰もいないよ

憂鬱なのは、空だけ
待っているのは、太陽だけ
大空から見れば、僕なんて雲の下
ただぽつんと、そこにいるだけ

異国の地へ、旅立った君の空は
晴れ渡っているのだろう
僕はここで、地面から、煙る雨を見ているよ


煙る雨は、なぜか安らぐ
ゆりかごのようだ
雨のあたらない、ひさしの下から
黙って、眺めているよ

＠＠　2010年07月06日 05時43分 Core i7 940 ＠＠

「お父さん」

夕刻、7時過ぎにメールした、友達からの返事は
皆、九時以降だった。
みんな、お父さんなんだなと思った。

金にならない残業してると書いてるのもあった。
夜遅くまで仕事して帰る。
そんな時期も、僕にも少しだけあったな。

すぐに戦線離脱
あれから、どのくらい経つだろう。

仕事と家族とお金について、
そして、お父さんについて、少し思った。

夕刻、7時過ぎにメールした、友達からの返事は
皆、九時以降だった。
みんな、お父さんなんだなと思った。

＠＠　2010年07月03日 00時25分 Core i7 940 ＠＠

「バックパッカー」

君は飛行機に乗って、ちょっと外国に旅してくるのさ
気軽に出かけて、気軽に帰ってくる

わずかな金とバッグを持って
世界中に、行ったんだろ

何を見つけてくるのかな
自分探しの旅なのか
外を見たいのか
僕にはわからない


自分探しなら、移動しなくてもいいさ
ここに居ても、充分孤独に、楽しくやってるさ
若い頃は、旅もしたが、昔の話だ
今、旅するのは誰かに会うため

自分の尺度で、他の誰かを測っても
つまらないだけさ


君は飛行機に乗って、ちょっと外国に旅してくるのさ
気軽に出かけて、気軽に帰ってくる

わずかな金とバッグを持って
世界中に、行ったんだろ
そこには、何があるんだろう

＠＠　2010年06月25日 03時40分 Core i7 940 ＠＠

「白銀の夏」

凍える夜、薄着で、外に出る
赤い太陽が、沈んでしまったら
白い月が支配する、白銀の夏

夏はいつも巡り来る、命の季節
青い草と、青い空が、僕らを照らしていた
水際で、涼をとるなんて、今年はあるのかな？

ただ、まっすぐ伸びで行く、雑草のように
命ある限り、生命を謳歌する、それが夏
日照りに枯れても、太陽に焼かれても
まっすぐ伸びで行く、それが夏

今年は、寒いね

凍える夜、薄着で、外に出る
赤い太陽が、沈んでしまったら
白い月が支配する、白銀の夏

＠＠　2010年06月15日 14時51分 Core2Duo P8700 ＠＠

「雨が空から降ってくる」

今年も梅雨、昼の午後三時、雨が降る、シトシトと
傘を差して、歩いても、ジーンズが濡れるよ

雨は空から降ってくる
薄明るい空を覆う雨雲から降ってくる
この地上に、雨を降らしてる

ゆっくり過ぎてゆく、この時間に、窓の外に雨が降る
走る車の窓の向こうにも雨が降る

すべての人の頭上から降ってくる雨
夏が来る前に、雨が降る



長い夏休みが、すぐそこまで来ているのに、今日も空から雨が降る
静かな雨の降る音だけ聞こえるよ

雨は空から降ってくる
薄明るい空を覆う雨雲から降ってくる
この地上に、雨を降らしてる

静かな夕暮れが、もうすぐ訪れる。雨はいつまで降るんだろう
心地いい音を聴いていると、眠りに誘われる

すべての人の頭上から降ってくる雨
夏が来る前に、雨が降る

＠＠　2010年06月06日 21時34分 Core2Duo P8700 ＠＠

「赤い消防車」

赤い消防車、赤い消防車が走る
サイレンを鳴らして、反対側車線を
交差点のクルマも通り過ぎるのを待ってる
赤い消防車、赤い消防車が走るよ

酒屋のベンチで、タバコを吸っている
眠いと感じる思考に、サイレンが響いた
何だろうと、見てる横を、通り過ぎてゆく
赤い消防車、赤い消防車が走るよ

誰かが、呼んでいるのだろう
緊急出動、ベルが鳴るよ


赤い消防車、赤い消防車が走る
サイレンを鳴らして、反対側車線を
交差点のクルマも通り過ぎるのを待ってる
赤い消防車、赤い消防車が走るよ

誰もが、見てる中を、当然の様に走ってゆく
緊急車両、どこかに急いでる
見送る僕らは、ただ動かない
赤い消防車、赤い消防車が走るよ

誰かが、呼んでいるのだろう
緊急出動、ベルが鳴るよ

＠＠　2010年05月28日 21時06分 Pentium M 1.6G ＠＠

「たまに、歌う」

何も変わらない、安定した生活
飲み屋でロックンロールをがなっても
その場だけの、盛り上がり
それが悪いわけじゃない
それを不満にする程、自惚れちゃいない

明日と、今日が、交差する時間に
しばし、歌うのさ
明日になったら、忘れる、そんな時間に
たまに、歌うのさ

若者だった頃、望んでいたものは、今
こんな形になって、手元にある。
夢の途中だなんて言ってられない。
人生のゴールはもうそんなに遠くない。
ただ、あの頃の熱だけが、どこかに残ってる。

明日と、今日が、交差する時間に
しばし、歌うのさ
明日になったら、忘れる、そんな時間に
たまに、歌うのさ

忘れ去れそうな夢が、一時だけ、
実現したかのような、そんな時
それを求めて、一日を耐えている。
それを求めて、ここに来るのさ。

明日と、今日が、交差する時間に
しばし、歌うのさ
明日になったら、忘れる、そんな時間に
たまに、歌うのさ

＠＠　2010年05月23日 04時08分 Core i7 940 ＠＠

「一人」

一人夜更けに、外に出る
雨が降ってる、傘をさし、小銭を確かめる
雨は、空高く、暗闇から降りてくる
雨粒を受けても、ただ地上に流れてゆく

一人佇んで、夜を見つめてる
何も帰ってこない、何も答えない
暗闇は、車のライトに照らされる
一瞬だけ、光っておわる
静寂が、雨の音だけ残す

明日も一人なんだろう
未来は一人なんだろう
昔も一人だったろう
これからも一人なんだろう
そう思って、歩むんだ


過去も未来も意味などそれ程ない
心の中にあるのは、一つの石ころだけ
それだけ、ただゴロリと転がってる
いつまで経っても、胸の中に一つ

明日も一人なんだろう
未来は一人なんだろう
昔も一人だったろう
これからも一人なんだろう
そう思って、歩むんだ
これから、ここから、一人でまた行く

＠＠　2010年05月11日 13時34分 Core i7 940 ＠＠

「歌うのに、ちょうど良い日」


朝起きたら、昼だった
天気もちょうど良く曇っていて、
近所の店に、ジュースを飲みに出かけたけど
今日は歌うのに、ちょうど良い日

雨がポツリポツリ降っていて
自転車で、頃合を見計らって駆けたんだ
行き交う人も、傘をさしていて
今日は歌うのに、ちょうど良い日

外は、ぐずついた天気
家の中でギターを持って
詩をさらさらっと書いたりして
曲を付けて歌ってみる

そう、今日は歌うのに、ちょうど良い日
そう、今日は歌うのに、ちょうど良い日

何気なく過ぎてゆく
雨も止んでしまうだろう
明日には晴れるかもね
今出来ること、それは
今日は歌うのに、ちょうど良い日


外は、ぐずついた天気
家の中でギターを持って
詩をさらさらっと書いたりして
曲を付けて歌ってみる

そう、今日は歌うのに、ちょうど良い日
そう、今日は歌うのに、ちょうど良い日

＠＠　2010年05月10日 01時53分 Core i7 940 ＠＠

「忘れたら」

人は忘れる
どんなに恋焦がれても
どんなに思い出したくないことも
忘れてしまう

さらさら忘れたら
さらさら笑える

思い出も薄れてしまう
もう会うことのない人
記憶の向こうへ歩いてゆく

明日という、新しい記憶が
昨日を押し流してゆく
今日に、留まってはいけないと
昨日にすがってはつまらないと
忘れることを是として、僕はいる

僕の事を忘れ去るまで、ここにいる
誰も覚えていない
忘れた頃にまた会えるかな



人は忘れる
どんなに恋焦がれても
どんなに思い出したくないことも
忘れてしまう

さらさら忘れたら
さらさら笑える

あの娘が、遠くに行ってしまって
会う事もなくなった
忘れてしまうんだろうなぁと
今思ってる

忘れたら、また会ったらビックリするだろうと
会うことも無いとわかってるけど
少し思う

忘れたら、さらさら、また会おう

＠＠　2010年04月27日 03時06分 Pentium M 1.6G ＠＠

「大切なこと」

夜中にタバコを吸いに行くのは大切だ
それが午前三時でも。
ジャンパーを着て、靴を履いて出て行く。

ひとりになる場所は、どこにでもあるけど、
夜中に一人で、通りでタバコを吸ってると
今、一人なんだと思う
周りの風景も、何もかもが僕に無関心だ

一人でいたいけど、寒いからすぐ帰るよ。
もうすぐGWだと言うのに、なぜか寒い。

夜中にタバコを吸いに行くのは大切だ
それが午前三時でも。

＠＠　2010年04月24日 00時26分 Pentium M 1.6G ＠＠

「土の匂い」

雨が降って、土の匂いを感じた。
夜にひとりこの道を歩いて、家に帰る
傘の向こうで、公園に雨が降り始めた。

いつもの道、いつもの夜
それでも、いつもと違うことがある。
土の匂いは、懐かしい匂い。

この土地に、僕が来た、幼い頃は
当たり前の匂いだった。
開発されて、コンクリートに変わってゆく中
数年前に、この公園は出来た。

夜中に、ベンチで話す声も
昼間の、子供づれも、今居ない夜中に
雨が降り始めた。


雨が降って、土の匂いを感じた。
夜にひとりこの道を歩いて、家に帰る
傘の向こうで、公園に雨が降り始めた。
土の匂いを感じた。

＠＠　2010年04月09日 02時45分 Pentium M 1.6G ＠＠

「きらめいて」

ときめいて、きらめいて、君の笑顔だけが、僕に残ってる
春めいて、暖かな、風の中、空に君がいる

突然、出会った気がしたんだ
こんな事、今までなかった
何気に君が歩いてるのを
目で追っていたのさ


わからない、ドキドキが、繰り返し、この胸に駆け上がる
恋なのか、気紛れか、君がいつも、笑っているようで

冬の寒さに、凍える体
心もいつしか、凍っていたのに
君が歩くだけで、弾けそうだよ
もう一度、やわらかに笑えそうさ


忘れてた、思いやり、君の髪に、教えられているようで
明日また、君に会う、その事だけ、思い描いてる

ときめいて、きらめいて、君の笑顔だけが、僕に残ってる
春めいて、暖かな、風の中、空に君がいる

＠＠　2010年03月17日 05時15分 Core i7 940 ＠＠


「誰にも気にとめられないで生きる」

諦めないって何だろ
諦めないって何を？
ただ漠然と浮かんでくる
その想いを諦めないと言えるのか

諦めてるとか
諦めてないとかじゃない
胸のうちから
こみ上げてくるものがある

いつもじゃない
楽しいときはない

ただ一人で、
夜更け、
朝方、
ひとりでいる時
ただ道を歩いている時

パトカーが止まったよ

そんな時
自分の内側から、
怒りでない怒りが
こみ上げてきて
叫びもしないけど

自分は一人なんだと思うんだよな
始まりは知ってるけど、覚えていない
気づいたら、そこに居た

沖縄の友達と飲んだ時
一回だけ話した
もう戻れないと
涙を流した
もう戻れないって事を
その友人がわかったのかわからないけど
話したのは一度きり

何故話したのかも、よくわからない
ただ、彼の話を聞いた時に
話してしまったんだな

諦めてないって
確かに、何を諦めるかもわからないけど
今も17の時と何も変わらないものが
確かに僕の中にあるから
僕はこうしているんだろうなぁ

何かに変えたくて
詩を書いたり
曲を書いたりしてるけど

誰かに伝わるとは
まるで思ってないんだなぁ

それは、こみ上げてくる想いが
僕だけの物じゃないんだろうかと
思ってるからだなぁ

誰とも共有しない想いが
誰の共感ももらえないように
僕の言葉は、ただ放たれていくだけ

それを変えようと、
僕は17の時から同じだ
それを変えようとしているだけなんだな

誰も僕の中には入ってこない
誰も変えられない
人生を変えたものなどない
そこから変わってない

死ぬまでには笑ってみたいね
今でも笑えるかもだけど
芯から笑えるようになるまで
僕はここにいる

まだまだ僕は死ねないなぁ
生き抜くことが、行き続けることが
僕の最大の使命だ

何の障壁もないけど
ただ漠然と生きてるように見えるけど
死にそうだと感じる事があったなぁ
それが事実なのか確認することは出来ないけど

死ぬことを最大の敵として生きてきた僕は
死にたいって書くことはないだろうなぁ

僕には死にたい、今から死ぬっていう人が
なぜか寄ってきてたけど
何の興味もないよ
自分の生き死にぐらい自分で決めろよ

そんな弱者に何の興味もない
助けたいとも思わない

自分がどうなるか決めるのは自分だけ
或いは、そうでなければならないと
思って、ここまで来たんだな

何も言わないで、過ごそう
そうなってきた、自然に
普通に話して、普通に歩いて
僕は、今も普通に生きてる

普通って、努力してなるもんだと
僕は思うけど
そうじゃない人もいるのかなぁ？

誰にも気にとめられないで生きるって
とっても大切な事だよ

＠＠　2010年03月17日 04時00分 Core i7 940 ＠＠

「終わらない夢」

朝まで一人で議論。
誰にでも読んでもらえるように、
スキなく自分の意見をまとめる。

クセなんだな。
突っ込みどころを探してる。
自分で探して、自分で修正する。
朝まで一人で議論。

何か意味があるのって、
何の意味もないよと、
とりあえず笑ってるけど、
とっても真剣なのは、
なぜなんだろう？

何も残せなくても
今は考えていたい
自分の事を。

誰も考えてくれなくても
誰も思い出せなくても
自分だけは、自分の事を考えてあげたい

ただ、それだけなんだよね
他に大して意味などないんだ

議論しても、中身が語ってるのは自分の事だけ
誰の意見でもなく、自分だけの意見だ
それをどう思うかは、僕の手を離れてる

誰も何も言わないのは
そんな、ひとりを感じるからじゃないかなと
思うんだ。

でも、ここでは何も言われたくないんだ
一人で居たいんだ。
そのために考えるんだ。

ここは自分だけの場所だから、
だから
最初から、誰も入ってこないんだと
一人で居るために頑張ってるんだから
僕は一人なんだなと
そう思うけど、
やめる気がないなぁ

自分は自分でしか救えないと、
本気で思ってるなら
本気でやってみろと
若い頃一度だけ思った。

それが続いてるんだな。
終わらない夢のようだ。

＠＠　2010年03月12日 06時27分 Core i7 940 ＠＠


「会ってよかった」

会ってよかったよ
都合のいいメールだけじゃ判らない君が見える
君が曖昧にする言葉を感じたよ
さようなら

メールだけじゃ、物足りないと思ってたんだ
最後に会いにいったんだよ
君がどんな態度か、どんな言葉か確かめるために

会ってよかったよ
君の心が良くわかったよ、顔もじっくり見たよ
もう未練はない、これで断言できる
さようなら

きみは結論をあいまいにしてきたけど
会えば感じられるよ
最後に会いに行ってよかった、どんな言葉も要らないよ


別れは悲しくない、事実がわかればそれでいい


会ってよかったよ
都合のいいメールだけじゃ判らない君が見える
君が曖昧にする言葉を感じたよ
さようなら

＠＠　2010年03月07日 01時59分 Pentium M 1.6G ＠＠

「不誠実」

誠実さ、それこそ君から欲しいものだと
だけど、君からは感じないね
もういい加減終わりかなぁ

誠実さ、君からは感じない
誠実さ、君は何に正直なんだろう
僕に正直じゃないのは確かだな

例えそうじゃないにしても
そう感じる時点で、もう終わりだ

誠実さ、それこそ君から欲しいものなんだ
だけど君にはそれがない
それが事実



誠実さ、君からは感じない
誠実さ、君は何に正直なんだろう
僕に正直じゃないのは確かだな

例えそうじゃないにしても
そう感じる時点で、もう終わりだ

誠実さ、それこそ君から欲しいものなんだ
だけど君にはそれがない
それが事実

＠＠　2010年03月01日 21時05分 Core i7 940 ＠＠

「春の雨」

春の雨は優しい
濡れても、凍える寒さとは違う
水の命を感じさせる

穴の開いたズックで、傘をさして歩いたんだ
右足が濡れたよ
明日は靴を変えよう


春の雨は優しい
空から降りてくる水滴が
冬の寒さを吸い取っているようだ

窓から雨を見ながら、コーヒーを飲んだんだ
心に降り積もる雨も
すこし暖かくなったよ


まだ春には遠いけど
空から降りてくる雨が
春はもうそこだよと、言っている

春の雨は優しいから、
しばらくここで眺めていよう

まだ春には遠いけど
空から降りてくる雨が
春はもうそこだよと、言っている
春の雨は優しい

＠＠　2010年02月25日 23時52分 Pentium M 1.6G ＠＠

「No Reply」

君から返信が来ない
今日もいろいろあった、でも大事なことは
君から返信が来ない

もうダメなんじゃないかと、半分思ってる
そんなものさと、いつもなら気にすることもない
でも、なんだろう、ぽっかり空いた心が
いつまでも待つんだよ

待っても無駄だって、そう思いながら
今も待っている
今日の事も、明日の事も、ぼんやり思いながら


君から返信が来ない
今日もいろいろあった、でも大事なことは
君から返信が来ない

いつかこの想いが消えるまで、待とう
何物にも囚われることなく
素直な気持ちで、居られるまで待ってみよう
いつまでも待つんだよ

明日晴れるとして、気分が晴れるとして
そうなるとわかっているから
今日の事も、明日の事も、ぼんやり思いながら


君から返信が来ない
今日もいろいろあった、でも大事なことは
君から返信が来ない

＠＠　2010年02月14日 23時46分 Pentium M 1.6G ＠＠

「チョコレート」

バレンタインさんは、チョコをもらったのかな？
欲しいのは、チョコじゃないんだろうなと、
思ってはいるけど、
特に何もせずに過ごした。

あの子もこの子も、遠くなった。
特に思い出もなく、いなくなるね。
今日は、そんな事を少し思う。

チョコレートは、苦いから美味しいんだよ。
甘いだけじゃ、愛は語れない。
チョコレートを食べて、苦さを感じれば、
甘さも受け入れることが出来る。
そんなものだろう。

苦いからこそ、チョコレート。
たまにブラックをかじる。


バレンタインさんは、チョコをもらったのかな？
欲しいのは、チョコじゃないんだろうなと、
思ってはいるけど、
もうすぐ日付が変わるよ。

特に思い出がないこの日。
嫌いではないけど、好きでもないかな。
ちょっとだけ期待してただけ。

チョコレートは、苦いから美味しいんだよ。
甘いだけじゃ、愛は語れない。
チョコレートを食べて、苦さを感じれば、
甘さも受け入れることが出来る。
そんなものだろう。

苦いからこそ、チョコレート。
たまにブラックをかじる。

＠＠　2010年01月31日 03時32分 Pentium M 1.6G ＠＠

季節は流れてゆく
僕の体に、年齢という物を残しながら
何のために生きるのか、そんなに真剣に考えることもなくなった
生きるのに目的は必要じゃないんじゃないかなぁ、ってのが今。

何のために生きるのか？
考え込むのは
目的が欲しいからだな、
目的なんて、その場で変わる物
考え込んで、見つけるものじゃないと
それでも考えてしまうこともある、くらいに思ってる。

季節は流れてゆく
僕の思考に、老練という技を残しながら
体は確実に老いてゆく
でも、それもでいいじゃないか、って思うんだ。
自分の体が確実に年月を重ねてる証だ。そう思うんだ。
いずれ死ぬにしても、今僕は生きている。
それで十分じゃないかと
そのことに感謝しながら、今を十分に生きること
それが、今の僕の目的なんだろう。

季節は流れてゆく
全てが都合よく収まっても
季節だけは変わらず流れる
全てを壊して、全てを作り変える
それもまた季節
季節が流れてゆく

＠＠　2010年01月22日 23時58分 Pentium M 1.6G ＠＠

「寒い寒い夜」

寒い寒い夜は、布団に入って寝るだけ
寒い寒い夜も、温もりの中で眠る
外では、寒い寒い夜が
風を凍らせて、たたずんでる

ポツンと灯る街灯が
夜の道を照らしても
誰も通ることはない
寒い寒い夜

寒い寒い夜に、悩み事はないけれど
寒い寒い夜に、考える事が流れてゆく

部屋の蛍光灯が
僕を照らしている間だけ
僕は生きている
寒い寒い夜

寒い寒い夜は、布団に入って寝るだけ
寒い寒い夜も、温もりの中で眠る
外では、寒い寒い夜が
風を凍らせて、たたずんでる

＠＠　2010年01月12日 01時33分 Core i7 940 ＠＠

「毎日というもの」

寝て起きて、一日が沈んでく
真ん中は、大して変わらない
寝て起きて、終わる

明日も、寝て起きて
明後日も、寝て起きて

何かしてるの？って
そりゃしてるけど
特に話すこともない
それが毎日というもの


特に不満がない
特に満足もない
特に話すこともない
それが毎日というもの

明日も、寝て起きて
明後日も、寝て起きて

寝て起きて、一日が沈んでく
真ん中は、大して変わらない
寝て起きて、終わる

＠＠　2010年01月03日 22時06分 Core i7 940 ＠＠

「満足」

わずかな見聞で、世の中を語るのは愚かなんだろうか
語ってもいいけど、誰も耳を貸さない
知ってる事なんて、ホンのわずか

すべてを知ってるなんて、有り得ないだろう
大事なのは、すべてを知る事ではないんだろう

少しの見聞で、身の回りのことをこなせて
自分の意見を持てたら、それでいい
他に必要じゃない


すべてを語るのは愚かかもしれないが
自分を語るのも愚かに感じる
必要な時、必要なだけ、少しだけ言えばいい
過剰なものは、要らない


何をしてても、特に満足とは言えないが
多少の満足を得て、暮らせてたら
それでいいじゃないか

少しの見聞で、身の回りのことをこなせて
自分の意見を持てたら、それでいい
他に必要じゃない

あけましておめでとう