00130/00130 香鳴 彩子 ネオンボ−イ / 香鳴 彩子
( 1) 94/09/09 07:09


 不条理歌詞「ネオンボ−イ」

 イオンとネオンで、脳細胞
  瓦礫と美歴で、構成上
 遮断機しまれば、電車が通る
  がさつな態度の、ネオンボ−イ

 瘡蓋ひらひら、飛んで行く
  脳髄、骨髄、移植手術
 骸骨笑えば、お米が炊ける
  大飯ぐらいの、ネオンボ−イ

 アルカリイオンでしょう硫酸
  汗とあるでの、ひどいでしょう
 モデムつないでアレをしよう
  馬鹿が火を噴く ネオンボ−イ

            fin

00149/00149 香鳴 彩子 ハンプティ・ダンプティ / 香鳴 彩子
( 1) 94/09/09 10:56


   「ハンプティ・ダンプティ」

 卵がわれる、かた茹でたまごのハンプティ・ダンプティ
every body sin. here cames.
 予言者も、お前を知らないと言っている、HDよ。
    何も見えない者達が、お前を恐れる。

 風が変わる、かた茹でたまごのハンプティ・ダンプティ
alice like you. here cames.
 具現者も、お前を知らないと言っている、HDよ。
   今日を丸め込んでいる、お前を恐れる。

                      fin

00150/00150 香鳴 彩子 RE:ハンプティ・ダンプティ / 香鳴 彩子
( 1) 94/09/09 15:08


 腐った卵に、蛆が湧く、ズブズブと
お前を殺して、新しい卵を買ってこよう。
  ス−パ−で売ってるよなぁ。
 腐った卵は、畑の肥やしに、ヅズグズと
お前の肥料で、野菜を作ろう、ほうれん草
  ス−パ−で売れるよなあ。

                 fin

00154/00154 香鳴 彩子 RE:ハンプティ・ダンプティ / 香鳴 彩子
( 1) 94/09/09 22:24


  クレイジ−・エンジン 回し続けて、止まらない。
 ためらわない、素顔が素敵。ハンプティ・ダンプティ
  いつまでも、お前にキスしていたいのに、今は
   たった一つの、小さな卵、それがおまえさ。
     今夜は、ハンプティ・ダンプティ

                      fin


00280/00280 香鳴 彩子 おわりははじまり / 香鳴 彩子
( 1) 94/09/15 22:41


  「おわりははじまり」

 say good bye
さよならから、何が始まるの?
 去り行く姿、提灯アンコウ
 
 to say good bye
言われた側には、わからない。
 立ち去る俺は、竜の落とし子

 say good bye everybody
さよならしよう、なんでかなぁ?
 決めの言葉は、しゃちはた缶詰

             fin

00602/00602 香鳴 彩子 AWAKENING/香鳴 彩子(*)
( 1) 94/10/03 11:03


   「AWAKENING」

 目覚めのランナ−、 太陽が沈んでも
もう戻れはしない、翳りのない少年の日に
 空っぽのランナ−、 家を出た17の夜
飾りのない夢を見ていた。

   たとえ言葉のない、俺でも
   朝日は昇り、風は強く吹いている。

  先駆けの足軽、その心に侍魂
 今は死ねない、殺すまでは、奴を刺せ
  振り返らずこの道を行くのか。

 目覚めのランナ−、 月の明かりに
走る走る、月下の走者 いつかたどり着いたら
 土砂降りのランナ−、今がそう 月光
目を覚ますとき。


00619/00619 香鳴 彩子 宇宙ウイルス / 香鳴 彩子 (*)
( 1) 94/10/04 15:55


        「宇宙ウイルス」

    彼らが やってくる。ジュピタ−から
   破滅のBEATを、響かせて、降って来る。
    1999の7の月 彼らはやって来る。

 人間を殺しにやって来る、彼らの素顔を見たいのか?
  畜生道に堕ちた奴、愛だと、ひとりよがる奴
        全員死んでしまえ。

   彼らは やってくる。六星により砕かれた
 氷とガスの暗闇から、暗黒の目を持つお前に向かって
        希望は既に無い。

                    fin

00659/00659 香鳴 彩子 イエロ− / 香鳴 彩子(*)
( 1) 94/10/06 22:15


      「イエロ−」

   お前の肌の色は、イエロ−。
 奴の肌の色は、白。彼女の肌の色は黒。
   ブル−スカイが目にしみる。
     空、海ともに 青。

  さぁ黄色い魔術を見せようかぁ。
     俺達が、黄色さ。
  炎の赤でもなく、氷の白でもない。
  さりとて、太陽の黄金とも違う。

    そう俺達はイエロ−。

  fin



00748/00748 香鳴 彩子 光の翼 / 香鳴 彩子(*)
( 1) 94/10/11 11:46


       「光の翼」

 翼の力を信じる者、翼に命をかける者
    翼を憎み、これを撃つ者
    最終話は、エンディング
なにも無かったかのように、通り過ぎる旅人
    その流す涙は、何のため?

   過ぎゆく、時に、通りすぎた
        光の翼

                fin


00817/00817 香鳴 彩子 HEY YOU / 香鳴 彩子
( 1) 94/10/14 15:31


     「HEY YOU」
 
    いつもの事さ、冗談じゃない
   まるで忙しいワ−カ−ホリック
    いつまで続けるつもりだい?
 
    幸運の運命を君にあげよう。
 HEY YOU しかとじゃ、いられない。
 
    思い出を捨てるのも悪くない。
 
                 fin

00846/00846 香鳴 彩子 ライト マイ ファイヤ− / 香鳴 彩子(*)
( 1) 94/10/15 20:02


    「ライト マイ ファイヤ−」

      お前が火を付ける。
     ライト マイ ファイヤ−
 とんでもない炎が、 辺りを焼き尽くす。

        ジ エンド
      私の 美しい 友達
   マイ ビュ−ティフル フレンンズ

  聴こえているのか?無視しているのか?
      俺にはわからない。

     キ−ボ−ドが聴こえてくる。
        永久の響き
    お前には、聴こえないだろう。

      お前が火を付ける。
     ライト マイ ファイヤ−
 とんでもない炎が、 辺りを焼き尽くす。

                fin

===========================================

  こんなのupして良いんだろうか?
    問題が有れば
   削除しても、いいです。


01154/01154 香鳴 彩子 侍スピリッツ / 香鳴 彩子
( 1) 94/10/27 22:17


     「侍スピリッツ」
 
 ゲ−ムだよぉっと言って通り抜ける。
  はははのはの 侍スピリッツ
 
   なにかしら、感じないか?
 
   肉を切らせて、骨を絶つ
 
 ぉぉ やらいでか 侍スピリッツ
 
                fin
 
=======================================
 
注:私はネオジオの回し者ではありません。

01293/01293 香鳴 彩子 霊媒師体質 / 香鳴 彩子
( 1) 94/11/01 22:17


    「霊媒師体質」
 
  どうしてだろうか、俺は
     霊媒師体質
 
   他人の感情が、わかるのさ
    なぜだか、判らない
 
 こんな俺が怖いなら逃げればいい。
   だけども霊はついて行く
      君の後を
 
     影を慕いて
 
             fin

01699/01699 香鳴 彩子 Stone Free / 香鳴 彩子
( 1) 94/11/14 14:24


      「Stone Free」
  
   石のような、体に、鋼鉄の意志
  何がわかった? Stone Free
  石のような、孤独に、芳醇なワインを
    酒を飲み干せ、 Stone Free
 
   裏切りの街角、ただずむお前
   今日を殺して、明日にさまよう
     冷えた心に、乾杯を。
 
   石のような、体に、鋼鉄の意志
  何がわかった? Stone Free
  石のような、孤独に、芳醇なワインを
    酒を飲み干せ、 Stone Free
 
                 fin

01736/01736 香鳴 彩子 windows / 香鳴 彩子*
( 1) 94/11/15 10:33


      「windows」
 
  窓達、この言葉に騙される愚か者がいる。
   知らん顔をして、黙りを決め込む
     異色の光を放つ、宝石達
 
 影がある窓に、惹かれる、オルフェウスの亡霊
    この窓には、呪縛があるのか?
    気にせずパ−っと行きましょう
 
    これからも、よろしく 窓さん
 
                   fin
 
===============================================
 
 また意味不明なモノを書いてしまった。・・アセ・・


01929/01929 香鳴 彩子 イ−グルス / 香鳴 彩子*
( 1) 94/11/21 18:21


       「イ−グルス」
 
    羽を広げて、滑空する鷲だ。
 今、大空にむけて羽ばたく、アメリカ国鳥。
 
  日本は何だったかな?朱鷺だったかな?
     菊は有名だが、国鳥はなぁ。
 
   ロックはアメリカ、日本は演歌か?
    イヤだね。そんなご時世は。
 
  今また、羽ばたきはじめた、鷲達に乾杯を!
    ご存じ無いなら、しらんふり
 
   いやぁ、中学生にはわかりますまい。
    時経てば 鷲を見つめる 雛菊か?
 
                     fin

02024/02024 香鳴 彩子 電気街へ〜仮想戦士 / 香鳴 彩子*
( 1) 94/11/24 11:25


      「電気街へ〜仮想戦士」

     電気街には、仮想戦士がいる。
    モニタ−の中で、パッドに操られ

    オフィス街には、企業戦士がいる
   モニタ−の前で、納期に追いつめられ

     戦士の休日、勤労感謝の日
     僕らは、電気街へ行った。

      仮想戦士との出会い。
   12月までは、売り切れなんだと。

      仮想戦士に、休日はない。
     電気を食って、生きながらえ
   今日も、あなたが来るのを、待っている。

   電気街で、あなたの来るのを待っている。
  アイ ビ−ン ウェイティング フォ− ユ−
   また会う、日まで、戦士の休息は終わった。

     今日からは、また闘い続ける。
      アイ ドリンク リゲイン
       笑って、流そうぜ!

                   fin


02137/02137 香鳴 彩子 リレッジ レ−サ− / 香鳴 彩子*
( 1) 94/11/29 14:41


        「リレッジ レ−サ−」

   奴はゆく、何度転倒しようとも、追突しようとも
 その命は、コインが握ってる、あなたのコインが握っている

    不死身であることに、快感を感じるあなた、
   奴は、あなたのために、走る、きめられた道を
     あなたの、ハンドルに全てをゆだねて

  丘のふもと、トンネルの中、あなたは容赦しないね。
    奴を、痛めつけることが、あなたの快感

     すべてゲ−ムさ で片づける僕たち
 でも、奴は反撃の機会を、狙っているかもしれないんだ
  眠りの中で、チップの中で、ふるえて眠る暗闇の中で、

      あなたが、コインを手にするまで

                      fin


02239/02239 香鳴 彩子 つまらない / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/03 12:25


     「つまらない」
 
   つまらなければ、死ねばよい
  死ぬのが嫌なら、泣いてりゃいい
   そのうち誰かが拾うだろう
 
    待つもよし、呼ぶもよし
    どうにだってなるのさ
    帰って昼寝のセレナ−デ
 
   つまらなければ、死ねばよい
  死ぬのが嫌なら、泣いてりゃいい
   そのうち誰かが拾うだろう
  その度誰かに捨てられるだろう
 
               fin

02289/02289 香鳴 彩子 Street / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/05 19:52


  「Let’s Go Down The Street」

 街に出よう Let’s Go Down The Street
 いますぐに Let’s Go Down The Street
  夕暮れ時、朝焼け、午後の憂鬱、街はいろんな顔をしている。

   何気なく踏み出した、足に絡みつく視線
   いつもと同じさ、出かけよう
   素知らぬ素振りのパッセンジャ−
   今日も今日とて、クロスロ−ド

 ときすぎて Let’s Go Down The Street
 いますぐに Let’s Go Down The Street
  倦怠、快楽、熱情、絶望、希望、退屈、人はいろんな顔をしている。

   店を出た、いまのうちだけさ
   遊んでいられるのは、時知らず
   素知らぬ素振りのパッセンジャ−
   今日も今日とて、クロスロ−ド

 始めるか  Let’s Go Down The Street
 いますぐに Let’s Go Down The Street
  夕暮れ時、朝焼け、午後の憂鬱、街はいろんな顔をしている。

                           fin

02545/02545 香鳴 彩子 つばさの訳は / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/16 14:34


        「つばさの訳は」

  つばさの訳は飛翔にある
 そのつばさ、天にむかいて羽ばたくは、理由無き反抗
 エデンの東、カノンの南
 ダウンな気持ちが続いても、羽がある君は天使
 
  つばさの元に人が集まる
 そのつばさ、地にむかって羽ばたくは、終わり無き戦い
 北天の地、西の都
 激しい雨が心を震わせても、羽がある君は天使

 どうか、暗黒の贖罪のジ・エンドの続きを
    見て下さい

                  fin


02648/02648 香鳴 彩子 ライジング サン / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/22 20:59


    「ライジング サン」
 
  いつもの朝さっ かわりばえない
 どこにでも ころがっているのさっ
 今日も明日もあさっても、昇るのさっ
 意味など別にないさっ
 
  たまには西から昇ってみせなっ
 たまには休んで昼寝をしてなっ
 たまにはノヴァでも起こしてみせなっ
 たまには俺に喜びをくれよっ
 
  なにひとつとして、変わらない
 そんな朝を望んでいる
 
  いつもの朝さっ かわりばえない
 どこにでも ころがっているのさっ
 今日も明日もあさっても、昇るのさっ
 意味など別にないさっ
 
 ライジング サンは俺を苛立たせる
 
              fin


02706/02706 香鳴 彩子 彼女の理由 / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/25 15:27


          「彼女の理由」
 
  彼女は男と寝ていた。激しいSEXの後、ぽつりと言った。
 あなたとは、合わないわ。
 
  いつもの時間に聞いていた声に、ささやきで返せば
 彼女はゆっくりうなずいた。
 
  その長い髪で、心を揺らしている
 
  明日もここでね 、、 彼女は男を誘っている
 いつか僕にも、彼女の理由がわかる日が来るのだろうか?
 
  最後の言葉は シ− ユ− アゲイン
 
                        fin

02720/02720 香鳴 彩子 RE:彼女の理由 / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/26 18:12


          「彼女の理由」2
 
  彼女について考える時、僕の心は震える
 なぜだか理由はわからない。
 
  恋ではない。それはハッキリ言える。
 いつもの時間にいつもの場所で、
 
  古い都が時を重ねるように、私の心にも雪が降る
 それは、深海でうねる海流のようだ。
 
  見えないところで渦巻いている僕のイデア
 最初の場所を覚えているかい?
 
  なに事もなく、平穏な毎日、飛び込むお前は
 戦士になる。
 
                        fin

02754/02754 香鳴 彩子 さすらい / 香鳴 彩子*
( 1) 94/12/28 19:48


      「さすらい」
 
 山のように大きく、河のように流れる
 船のように漂い、碇のように沈む
 
 旅人が流れ行くように、今日も陽が沈む
 朝焼け、夕焼け、焦がれて行く
 
 なにか忘れていた事を思い出した。
 あしたも、早く起きなければ、
 
 謹賀新年おめでとう、鯛に昆布でおせちだね
 
 山のように大きく、河のように流れる
 船のように漂い、碇のように沈む
 
 孤独な旅人は今日もさすらう
 
                 fin


02890/02890 香鳴 彩子 RE:彼女の理由 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/01/06 21:54


          「彼女の理由」3
 
  今、僕は 静かに泣いていた。
 僕に、彼女がわからないように、彼女にも僕はわからないのだ。
 
  しんしんとした孤独感の中で
 二人、身を沈める。
 
  時代なんかじゃない。
 それは、僕の理由
 
  みんなで、なんかじゃない。
 それは、僕ひとりの理由
 
  苛立ちを抑えながら、僕は
 詩を書いていた。
 
  どうせ、暗いのさっ
 
                        fin



03022/03022 香鳴 彩子 勝利者 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/01/14 08:54


         「勝利者」
 
     死に急ぐ者よ 俺はお前を止めない
 どんな理由があろうとも お前のする事は許されない。
 
  生きて行く意志を持ち続ける事が出来る者のみが
       勝利者である。
 
     この時代で、文句を並べても無駄だ
     勝ち続ける事以外に目的はない。
 
                   fin


03396/03396 香鳴 彩子 遠い日の記憶 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/02/03 22:06


   「遠い日の記憶」
 
 あの時、あの船縁から
 手を振っていた幼い僕は
 何を想っていたのだろう
 
 今でも残る8mmには
 手を振る僕と、離れてゆく連絡船が写っている
 
 遠い日にサヨナラをしたなら、今に何が残るだろうか?
 自然な気持ちでいたい
 今日の僕をそのまま誰かにあずけてみたい
 
 遠い日に消え去った記憶のように
 
                fin


03527/03527 香鳴 彩子 幻想の消えた街 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/02/09 14:16


   「幻想の消えた街」
 
    住みづらいとか
    便利だとか
    言っているあいだに
    天災が訪れた
 
    かわす言葉が
    沈んだ心に
    明かりを灯すように
    いつしか夜が訪れた
 
    幻想の消えた街は
    遠くから 今でも
    サイレンが聞こえる
    夜が騒がしい街
 
              fin


04258/04258 香鳴 彩子 犯罪者 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/03/05 15:13


   「犯罪者」
 
 お前の犯した罪は重い
 贖罪に血を流せ
 冒涜という名の海を漕ぎ渡って
 未開という名の地に達する
 
 お前が考えている事は
 誰にも知られたくない
 秘密にしよう
 仮面を被った狼たち
 
 監獄に入るような
 へまはしないぜ
 こうるさい羊たちの毛を剥いで
 郵便で送りつけてやる
 
           fin



04665/04665 香鳴 彩子 ウィザ−ド / 香鳴 彩子*
( 1) 95/03/18 08:41


       「ウィザ−ド」
 
 迷宮の奥深く、静かに眠る街ウィザ−ド
 旅人は、冒険者 瞳の奥に真実を求める者なり
 
 水の流れに似て、深く深くに落ちてゆく
 絶え間ざる時間の流れにもにて、確実にゆっくりと
 
 確かな事は、今我々がここに居るということ。
 地上でもなく、最下層でもないこの場所は
 
 我々の生存空間
 
 ネットの奥深くに住む者を脅かし
 ディスプレ−に見入る者に唾を吐きながら
 
 暗い街の住民達は、今日も忙しい
 
 怒り、喜び、悲しみ、絶望
 地上で見られる感情はここでも見ることが出来る
 
 迷宮の奥、それは冒険者達が眠る廃墟の街
 ハイテクとは無縁な渦を巻く瓦礫の街
 
 今日も一人、住民が加わった。
 そう、あなたもヴィザ−ドの住人なのだ。
 
                    fin

04707/04707 香鳴 彩子 朝 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/03/20 06:38


        「朝」
 
 地獄と天国の間、その場所に僕らはいる。
 少しづつ、沈みながら、時に浮き上がる。
 盗まれた記憶と、帰らない相手を求めてあがく
 心が乾いたとき、誰かを傷つけて笑う
 何ごとも、お前しだいさ
 
 どこへでもいけるなんて、幻想は捨てて
 誰とでも、やってゆけるなんて事も考えない
 バカどもを笑いながら一日過ぎる。
 
 今は朝
 遠く離れた記憶に心を沈ませるには、騒がしすぎる
 今日もまた、誰かの言葉に怒りを覚える
 つまらない理想を追うよりも、今を生きる。
 
 それが、普通ってことさ
 いちいち考えていられるか?
 天国よりも地獄を、静寂よりも喧噪を
 俺は望んでいる。
 
 心を決めて、外に出る。
 
                   fin


04889/04889 香鳴 彩子 ゆれる想い / 香鳴 彩子*
( 1) 95/03/27 22:20


      「ゆれる想い」
 
 いつのまにか、常駐したプログラムが一つ
 消そうと思っても消えない
 
 これは恋なのか? 認めたくない自分がいる。
 時にまかせて 消えてゆけ!
 
 夢にでてきた顔は覚えていない
 言葉だけが残っている。
 
 夢に操られる 操り人形は 私か?
 消えるまで待つ? っとたずねる声ひとつ
 
 あしたに なれば きっと変わるさっ
 
                  fin


05120/05120 香鳴 彩子 伝説のこだま / 香鳴 彩子*
( 1) 95/04/07 22:41


   「伝説のこだま」
 
 昔から人は言っていた
 星ぼし達の物語を
 あれに見える巨星は、巨人の輝き
 昴達、若者はこれからの星
 
 よみがえる太陽は永遠の祈り
 つきささる月光は、孤独な詩人
 
 いつの日か、出会うことがあったなら
 伝説よ よみがえって私の前に
 姿をあらわしておくれ
 
 今はまだ眠ってる
 鼓動が静かに脈打つように
 私の愛も眠っている
 
 そして 時はながれる
 
              fin


05571/05571 香鳴 彩子 「きれた奴」 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/04/26 23:35


    「きれた奴」
 
 そいつは、浜辺に寝そべってた
 初めての出会い。
 
 いきなりきれてるあいつは
 私を置いてけぼり
 
 いきなりで悪いけど、私も後へは引かないわ
 充分つき合ってあげるから
 
 あなたの心を知りたいの。
 
                fin
 

06308/06308 香鳴 彩子 「騒がしい心」/ 香鳴 彩子*
( 1) 95/05/28 03:13


    「騒がしい心」
 
 今夜も夢を見たい、誰にも見せない僕だけの夢
 叶わないなら、壊してしまえ
 
 音を聞いている、鎮めておくれ
 誰でも構わない、此処は牢獄だ
 
 鉄格子を破って、這い出てきた夢が
 また僕を、狂わそうとしている
 
 なんとかこらえて、明日につなごう
 朝日を浴びるときが、僕が眠るとき
 
 何も誰も助けてはくれない
 少年の時のように、騒ぎはしない
 
 僕は大人になった、それは確かだ
 今も、普通だよな?
 
 心が騒がしい 落ち着いて居られない
 夜が通り過ぎて行く 眠れない僕の目の前で
 
 醒めたふりだけ、ふりだけなんだよ
 
                  fin

06309/06309 香鳴 彩子 「ジェネレーション・ダイナマイト」/ 香鳴
( 1) 95/05/28 03:31


 「ジェネレーション・ダイナマイト」
 
 いかれたノイズだ、俺が好きなのは
 狂ったビートを求めている
 
 一人夜に身を潜めるなら、堂々としていな
 誰も疑わないから
 
 そう、他人なんだ、関係ないね
 俺は、何が欲しいのか?
 
 知ってるくせに、知らないふりかよ
 そりゃ無いぜ
 
 今 心臓の鼓動が聞こえるなら
 お前にも、資格がある
 
 爆発するなら機を逃すな
 一度きりだ、失敗は許されない
 
 ジェネレーション・ダイナマイト
 誰にも止められない、水面下の白鳥
 
 夜だけのダンディーか、笑っちまうぜ
 
                fin


06312/06312 香鳴 彩子 「俺は別段変わりはない」/ 香鳴 彩子*
( 1) 95/05/28 03:44


 「俺は別段変わりはない」
 
 奇妙な夜に滑り込んだ
 久しぶりの感覚さ
 
 まるで嵐の前の静けさ
 一人きりなんだ
 
 ただじっとして居られない
 また、やって来た
 
 声が聞こえるかい?
 そう、頭の中で響く声さ
 
 大勢居るのさ
 それも象並の奴らが
 
 俺は鬱ではない、かといって躁でもない
 別段変わりは無い様に、見えるよな
 
 夜には、必ず朝が来る
 
                fin

06968/06968 香鳴 彩子 星宿 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/06/25 23:46


    「星宿」
 
 星が呼んでいる
 月が叫んでいる
 俺は答えない
 
 手を携え
 両手を広げ
 佇む
 
 未来を望むなら
 希望を捨てなさい
 
 ただあるがままに
 
 死すべき時に死す
 
 誰でも使命を持って
 生まれてくる
 
 その炎を消してはいけない
 誰にも悟られず
 実行せよ
 
 運命なら受け入れること
 それが俺に出来る全て
 
           fin


06992/06992 香鳴 彩子 「rem」 / 香鳴 彩子*
( 1) 95/06/26 21:32


    「rem」
 
 眠りにつくとき
 そのおぞましい夢の中で
 必死に手を探っている
 その姿
 恐ろしい
 
 恐怖の夢は朝 終わる
 覚えてもいない 記憶に残らない
 remをあなたにあげよう
 
 今から恐怖と共にあなたがあることを
 私は祈ろう
 
 幸福がありますように
 全ての恐怖をあなたが
 手にするまで
 私は送り続ける
 私のremを
 
 もし離れたければ
 飛び降りればいい
 ビルの上から
 
 その時あなたは
 目覚められる
 
           fin

15645/15645 香鳴 彩子 ゆりかご / 香鳴 彩子
( 1) 96/06/10 15:59


    「ゆりかご」
 
 僕の心が揺れている
 ゆりかごから飛び出してしまわないように
 手で上から押さえてしまうよ
 泣き続ける赤ん坊が息ができなくて
 苦しんでいる
 
 このまま心を殺して
 恋をしない人になろう
 
 ゆりかごはいつもきしんだ音をたてる
 
                fin

00014/00014 香鳴 彩子 祝婚 / 香鳴 彩子
( 2) 94/09/22 02:42


          「祝婚」

 僕には、結婚して幸せになるなんて判らない。
これで てめえの人生も終わりだ としか思わない。
 でも口先はみんなに合わす。
       ”結婚おめでとう”
       ”今度 遊びに行くよ”
 遊びには行った。
興味があったんで。でもやっぱり 終わってたなぁ。
 人生いろいろって島倉千代子も歌ってたっけ。
 最後に云えるのはたった一つ、
    ”終わらせたきゃ 自分で決めな”
 っと云うことで私は、結婚式にはあまり出ない。

                     fin

00058/00058 香鳴 彩子 コタツ / 香鳴 彩子*
( 2) 94/11/18 21:04


            「こたつ」
 
        コタツには二つの顔がある。
  それは、白い顔と、黒い顔だ、私のコタツはリバ−シブル。
 
   猫が急いで、ニャンと鳴く、可愛い猫よ、お前はね。
         過ぎ去りし、日々の思い出
 
   可愛い過ぎて、僕のコタツに入ろうとしない、君は
            罪作りかなぁ?
 
   一緒に入ろうよ、って言ったのに、ソファ−でごろ寝。
    あのなぁ、って言ったら、なんなのって言われた。
 
       オセロみたいだね。コタツと、僕たち。
         最後に勝つのは、どっちかな?
 
        いっとくけど、オセロは強いよ、俺
         二人で過ごす、オセロの夜。
 
        コタツはいいけど、布団もね。
 
                       fin
 
=========================================================
 
 なんだぁ これは?? また変なのを書いたなぁ。
 でも、問答無用up
 
           おそまつ   以上 香鳴 彩子


00067/00067 香鳴 彩子 コタツ / 香鳴 彩子*
( 2) 94/11/19 20:44


            「こたつ」
 
        コタツには二つの顔がある。
  それは、白い顔と、黒い顔だ、私のコタツはリバ−シブル。
 
   猫が急いで、ニャンと鳴く、可愛い猫よ、お前はね。
         過ぎ去りし、日々の思い出
 
   可愛い過ぎて、僕のコタツに入ろうとしない、君は
            罪作りかなぁ?
 
   一緒に入ろうよ、って言ったのに、ソファ−でごろ寝。
    あのなぁ、って言ったら、なんなのって言われた。
 
       オセロみたいだね。コタツと、僕たち。
         最後に勝つのは、どっちかな?
 
        いっとくけど、オセロは強いよ、俺
         二人で過ごす、オセロの夜。
 
        コタツはいいけど、布団もね。
 
                       fin
 
=========================================================
 
 なんだぁ これは?? また変なのを書いたなぁ。
 でも、問答無用up
 
           おそまつ   以上 香鳴 彩子


00123/00123 香鳴 彩子 過ぎ去りし日々 / 香鳴 彩子*
( 2) 95/02/11 13:04


    「過ぎ去りし日々」
 
  猫がいる。その庭影には 蘭の花が
 あの家で 20年暮らしてきたんだ。
 
  昔には戻れないけど 猫をみる度に
 まりさんを思い出す
 
  にゃぁ って鳴いてたんだ。
 父さんも生きていたんだなぁって
 ときどき思う。
 
  その家も震災で潰れちゃったし
 僕はマンション暮らし
 
 帰れないことは悔やまないけど
 もう一度 会ってみたい まりさんに
 
                  fin
_____________________
 
 まりさんって云うのは飼い猫の名前です。

00167/00167 香鳴 彩子 ノミがいる / 香鳴 彩子*
( 2) 95/02/19 07:56


 「ノミがいる」
 
 猫がいる だけっとは限らない
 犬がいる だけっとも限らない
 
 ペットには ノミがいるかもしれない
 コタツに一緒に入ったら
 かゆさが伝染 気持ち悪い
 
 一生懸命ノミ探し
 ココで潰せば 気分爽快
 でも結構疲れます
 
 ps. あなたには しらみはいませんか?
 
                 fin
_______________________
 
 猫だけではつまらないので、ノミ君の登場です。
 ついでにしらみも・・

00228/00228 香鳴 彩子 「不思議な陽気」/ 香鳴 彩子*
( 2) 95/03/21 13:13


      「不思議な陽気」
 
  風薫る五月に、桜の花が散ってゆく
 みんな、今年から就職だね。っと言っていた
 あのころの陽気さはもう無いけれど、
 大人になっても、季節を感じていたい。
 
  誰かがドアをたたくような、不思議な陽気さ
 辞めてゆく人、来る人 僕はこちら側の人間になったのさ
 
  はじめるまでは、不思議でも
 いつの間にか僕らの上を通り過ぎた時間が
 僕らを変えてゆく
 
  結婚しても友達でいようっと言ったのは
 君の方なのに、会わずにいるね
  
  
 また 今年も誰かが陽気に誘われる。
 
                   fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 ちょっとフライング気味ですが、今日は休みなんで今日のうちにっと思いました。
 こんなんで いいんですかぁ? 
 
                  ではでは 香鳴 彩子でしたぁ。

06600/06600 香鳴 彩子 しばらくは、誰もいない・他 / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/22 22:32


「しばらくは、誰もいない」
 
 しばらくは、誰もいない
 ここには、誰も来ない
 朝が来れば、通勤電車
 夜が来れば、飲み屋で一杯
 
 しばらくは、誰もいない
 会いに行くのも、しんどい
 電話がかかってくるのは、嫌い
 タバコをふかしているのが、好き
 
 しばらくは、誰もいない
 天気予報は、嫌い
 明日の予報は、知りたくない
 また朝になれば、憂鬱
 
 しばらくは、誰もいない
 日本人って、わからない
 何も、したくはない
 ただ時間が、過ぎる
 
 しばらくは、誰もいない
 一人でみせる、素顔はなに?
 ただ黙っているのは、なぜ?
 私には、余裕が足りない
 
 しばらくは、誰もいない
 あこがれを、持たない
 あまいのも、しれない
 いいかげん、分かってない
 
 しばらくは、このままで
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
   「最後のコインは」
 
 最後のコインで、電車に乗る
 今日は、これで終わった
 昨日と今日が続いているように
 今日と明日もつながってゆく
 
 最後のコインで買うモノが
 一日の印象
 昨日は切符
 今日は音楽
 あしたは、たぶん切符だろう
 
 最後のコインで締めくくる
 今日の終わりと明日の始まり
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
   「日記のように」
 
 日記のように綴っている
 自分一人で見ればいいものを
 何を求めているのやら
 お金がすべてだといいのに
 
 今日も精神不安定
 薬を飲んで日記を書くよ
 いつまでコレで続くやら
 他人の日記は見たくない
 
 そのくせ自分の日記を書くよ
 嫌いなことが分かっているのに
 やっぱりどこかおかしいね
 もう28若くは無い
 
 土曜の夜に会う人は
 ただの友達
 それだけで
 自分がおかしい事だけ分かる
 
 明日になっても変わらない
 それに耐えれる人間が
 誰も彼もと信じている?
 こんな言葉は詩ではない
 
 ただの投稿、せめたきゃせめな
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 「最近、感じたこと」
 
 春になって、夏がやってくる
 私も そろそろ卒業かな?
 上昇志向、大いに結構
 嬉しいものを手に入れて
 それで満足してしていなさい
 
 流してしまえこんなのも
 ただの感想、お気楽だぜ
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 
 ぅぅむ。upしていいのだろうか?
 暗いぞ


06619/06619 香鳴 彩子 しばらくは、誰もいない・他 / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/23 21:51


「しばらくは、誰もいない」
 
 しばらくは、誰もいない
 ここには、誰も来ない
 朝が来れば、通勤電車
 夜が来れば、飲み屋で一杯
 
 しばらくは、誰もいない
 会いに行くのも、しんどい
 電話がかかってくるのは、嫌い
 タバコをふかしているのが、好き
 
 しばらくは、誰もいない
 天気予報は、嫌い
 明日の予報は、知りたくない
 また朝になれば、憂鬱
 
 しばらくは、誰もいない
 日本人って、わからない
 何も、したくはない
 ただ時間が、過ぎる
 
 しばらくは、誰もいない
 一人でみせる、素顔はなに?
 ただ黙っているのは、なぜ?
 私には、余裕が足りない
 
 しばらくは、誰もいない
 あこがれを、持たない
 あまいのも、しれない
 いいかげん、分かってない
 
 しばらくは、このままで
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
   「最後のコインは」
 
 最後のコインで、電車に乗る
 今日は、これで終わった
 昨日と今日が続いているように
 今日と明日もつながってゆく
 
 最後のコインで買うモノが
 一日の印象
 昨日は切符
 今日は音楽
 あしたは、たぶん切符だろう
 
 最後のコインで締めくくる
 今日の終わりと明日の始まり
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
   「日記のように」
 
 日記のように綴っている
 自分一人で見ればいいものを
 何を求めているのやら
 お金がすべてだといいのに
 
 今日も精神不安定
 薬を飲んで日記を書くよ
 いつまでコレで続くやら
 他人の日記は見たくない
 
 そのくせ自分の日記を書くよ
 嫌いなことが分かっているのに
 やっぱりどこかおかしいね
 もう28若くは無い
 
 土曜の夜に会う人は
 ただの友達
 それだけで
 自分がおかしい事だけ分かる
 
 明日になっても変わらない
 それに耐えれる人間が
 誰も彼もと信じている?
 こんな言葉は詩ではない
 
 ただの投稿、せめたきゃせめな
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 「最近、感じたこと」
 
 春になって、夏がやってくる
 私も そろそろ卒業かな?
 上昇志向、大いに結構
 嬉しいものを手に入れて
 それで満足してしていなさい
 
 流してしまえこんなのも
 ただの感想、お気楽だぜ
 
             fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 
 ぅぅむ。upしていいのだろうか?
 暗いぞ
 一度、消したけどやっぱupします。よろしく


00261/00261 香鳴 彩子 年を取るということ / 香鳴 彩子*
( 2) 95/04/16 16:44


      「年を取るということ」
 
 毎年の木々の芽吹き、川のせせらぎを聞いても
 何も感じなくなってゆく
 季節の移り変わりは珍しい事ではなく
 当然の事と思えるようになる
 
 仕事をはじめてからは、いつの間にか季節が移ってゆく
 空調の効いた部屋で、朝から晩まで
 私には、もう日の長さでしか実感できない
 
 私の一生に何が起ころうと、もうあの頃の様に
 心をふるわせる事はない
 
 いつか私も笑えるだろうか?
 枯れた木に新しい芽が芽吹くように
 
                        fin
___________________________
 
 あまり春を感じる文章ではないですね。
 最後にシベリアとか入れようかなっと思ったけど
 今の自分とかけ離れてるんで、止めました。

00455/00455 香鳴 彩子 故郷 / 香鳴 彩子 *
( 2) 95/08/06 21:55


       「故郷」
 
 故郷の空は高かった
 抜けるような青空と 駅前のタクシー
 
 父の眠る墓に 家族と共に
 水をやり 花を添え 線香を焚いた
 
 住んだことのない故郷だけど
 ここが 僕の”こきょう”なんだろう
 
 四国には今 橋が架かり
 三年後には もっと増えるという
 
 今住んでいる都会と 故郷の間を
 僕は これから 何往復するのだろう?
 
 昨夜 五色台の上の ホテルから見えた花火は
 なんだか わからないけれど とてもよく覚えている
 
 忘れられないのは 故郷 っという事か
 
                      fin


00484/00484 香鳴 彩子 枯れ葉 / 香鳴 彩子
( 2) 95/11/10 00:31


   「枯れ葉」
 
 枯れ葉が散る 秋もおわりさ
 この季節 風が冷たい
 冬は物悲しいと 誰が決めたんだろうか?
 赤い葉が茶に染まって落ちてゆく
 この季節を過ぎるたびに 君はひとつ年をとる
 何回かぞえたろうか?
 
 人生の終わりに昔を思い出すなら
 この季節を思い出すだろう
 過ぎ去る時間を僕達に教えてくれるのは
 この季節が一番だから
 
                   fin

00721/00721 香鳴 彩子 白い朝 / 香鳴 彩子
( 2) 96/05/01 05:11


    「白い朝」
 
 景色が白みはじめる頃
 僕も白くなって消えてゆきたい
 
            fin
 
 すみません これだけです。

00786/00786 香鳴 彩子 PROMPT $p$g / 香鳴 彩子
( 2) 96/06/14 13:41


     「PROMPT $p$g」
 
 もう最近では意味がない記号かな?
 マック使ってたら最初から関係ないし
 WINDOWS95じゃなぁ,DOS窓用に使ってるけど
 知らない人も多くなってるんじゃないのか?
 
 最初にパソコンに触ったのは父のパソコンだった。
 プロンプトが設定してなくて訳分かんなかったのを覚えてる
 その後,僕はソフト関係の仕事に就くわけだけど
 下らない決め事って結構多いよね
 これもその一つ
 
 時代と共に消えてゆく,一種のシンボルなのかなぁ
 なんて考えてみる
 
                     fin
 
 あんまり詩になってません
 とりあえず時代って言葉が自然に出てきたので,ここに出しておきます

00869/00869 香鳴 彩子 生きる / 香鳴 彩子
( 2) 96/08/05 03:12


     「生きる」
 
昔読んだ小説に
生きることは重い,死は軽い,心して生きよ
とあった覚えがある
 
私は,心して生きているか?
死を前にして,恐れはしないか?
 
いつ死ぬか?それはわからないが
ただ,生きた事を受け入れて死にたい
 
句はまだ,作れない
死を覚悟することは,出来ない

13640/13640 香鳴 彩子 Fun Time(楽しい時)/ 香鳴 彩子
(15) 96/08/09 01:08


  Fun Time(楽しい時)
 
とても弾んでいる
なんだか楽しかったのかもしれない
今日は今日なのさ
 
今生きてることを幸せに思うなら
それで満足かもしれない
 
無限の可能性はもうないけど
着実に明日がやってくる
 
幸せな気持ちは,そっととっておこう
 
               fin
 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
佐野元春から,タイトル借用

00055/00055 香鳴 彩子 なんだかなぁ / 香鳴 彩子(*)
( 4) 94/10/03 09:04


    「なんだかなぁ」
 A   D      A 
 なんだかなぁ 知らぬ間に それじゃぁ
 A   D      A   
 なんでしょねぇ 君はいつも それかい
  E    G   D  A
  イイガゲンに やめたらぁ 
  E    G   E   D
  つきあい きれないななぁ
 A   D      A  
 なんがかなぁ 知らぬ間に おれは
 A    D  E Bm A
 なんでしょねぇ 知らないぞ。
                  fin



00056/00056 香鳴 彩子 ア−ス オン ザ ウォ−カ−/香鳴彩子(*)
( 4) 94/10/03 09:57


  「アース オン ザ ウォーカー」

         D   A    E
         ア−ス オン ザ ウォ−カ−
         D   A    E
         ア−ス オン ザ ウゥ−カ−

間奏       G  D  A  G  D A

             A  E Bm 
             地上を歩く人
             A E Bm
             街を見る人
D A E
             人を見る人
             D  A E
             地上を歩く人
         A         G    D    E
         なかには あなたが 闇の中で 星を見ている
         E
         だから
         C   Em7 F
         歩く人、騒ぐ人、しゃべる人、
         G   Bm A     Bm A
         一人で、ささやきを聞き分ける人
           A      E
           そしていつものとうり
           D   A
           絵のように
           E
           GO STOP GO
           G
           YES NO YES
           D           A
           NEAR COME’S BE
           A  D
           大人は黙っている。
           G   A
           子どもは叫ぶ。
 
 D   A    E
         ア−ス オン ザ ウォ−カ−
         D   A    E
         ア−ス オン ザ ウゥ−カ−

エンディング   G  D  A  G  D A

                             fin


00067/00067 香鳴 彩子 ル−スタ−ズ / 香鳴 彩子 (*)
( 4) 94/10/05 23:08


    「ル−スタ−ズ」

  D G
  どうしようもない この苛立ち
  D C A
  どうしようもない 顔に似て
  D G
  狂った声に 怯えるギタ−
  D C A
  ドラムの響きと ベ−スのうねり

  A E A
  オォォ ル−スタ− オォォ ル−スタ−
  A E D A
  オォォ ル−スタ− オォォ ル−スタ−
  A E A
  オォォ ル−スタ− オォォ ル−スタ−
  A E D A
  オォォ ル−スタ− オォォ ル−スタ−

  FM7 F#m7 B
  夢から覚めた 小鳥のように

間奏
  B B B B

A 繰り返し
B 繰り返し

エンディング
  G A B G A B

  fin

00110/00110 香鳴 彩子 マシン / 香鳴 彩子
( 4) 94/10/20 22:57


    「マシン」
 
サビ
 マシン oh! 何が?
 マシン oh! どこかに?
 

 マシン oh! 何がだ!
 藁が詰まってる頭がか?
 *(かかって来なさい)
 受けとめて!
 行く? 何処へでも無い場所へ!
 死神には負け、
 私は生きている!
 愛を食べて生きている。
 
 (*:バックコ−ラスで入る)

  fin
 
=============================================================
 
  この歌詞はとある洋楽にインストルメンタルに付けたモノです。
 1994’6/2に作りました。
 何の曲か言うとまずいらしいので、言いません。
 
  曲として完成した詩はこれが、初めてでした。
 
                      以上 香鳴 彩子


00163/00163 香鳴 彩子 ラブソング / 香鳴 彩子
( 4) 94/11/09 13:35


    「ラブソング」
 
前奏
  C Am C Am Dm7 G
 
歌 
  C Am C Am Dm7 G C
  君が泣いてる 僕の前でそっと肩を震わせて
  C Am C Am Dm7 G C
  僕の思いが伝わらなくて 君は一人で泣いてる
  Bb Am Bb AM F G
一人の夜に 抱きしめられたくて
 
  C Am C Am  Dm7 G    C
  何をしてるの 何を見てるの そっと抱き寄せて あげよう
  Bb Am Bb AM F G
これからは いつものとうりに
  C Am C Am  Dm7 G    C
  何をやってゆこう      そっと二人で   生きよう
  Dm7 Em G C
  そっと 二人で生きてゆこう
 
  Bb Am Bb AM   F G
泣きたい夜に悲しい夜に  そっと
  C Am C Am  Dm7 G    C
  今までの   僕の暮らし  ずっと見つめて  歩こう
  Dm7 G    C
  ずっと見つめて  歩こう
 
エンディング
 
C C Em C
 
                         fin
 
=============================================================
 
 即興で出来た曲なので、構成が変だぁ。
 (テ−プ聴きながら このファイル打ち込みました。)
 
 一応 〜声優・笠原弘子に捧げる〜 のつもりだったが、歌詞がなぁ。。
 
 まぁいいや っと云うことで 問答無用UP
 
                    以上 香鳴 彩子

00234/00234 香鳴 彩子 Down Down / 香鳴 彩子*
( 4) 94/12/01 16:00


     「Down Down」
 

    探し続けて 気が狂いそう
    僕の手のひら 花びら一つ
 
    誰かの夢の主人公 そんな思いはもうたくさん
    いっそこのままDown Down

    潜り続けた 心の奥
    君の手のひら 僕には見えず
 
    僕は自分の主人公 一人で落ちよう今ならば
    いっそこのままDown Down

                     fin

00250/00250 香鳴 彩子 白霧の夜 / 香鳴 彩子*
( 4) 94/12/08 07:23


      「白霧の夜」

  お前のフェロモンが俺を狂わせる。
 俺は、お前を憎んでいる。俺を狂わせるな。
 憎しみが呼ぶ対決、お前をねじ伏せる。
 いくら呼んでも、俺は落ちないぜ。

  眠れない夜、時間だけが白い、白霧のようだ。
 この夜と霧の中で、俺は目覚めた。
  もう昔には戻らない、俺を従わせられるものなど何もない。
 あの夜と霧の中で、俺は目覚めた。


  俺の視線がお前を狂わせる。
 お前は、俺を憎んでいる。それは恋じゃない。
 呼び合う力が弾ける、弾かれて何処へゆく?
 いくら呼んでも、俺は落ちないぜ。

  眠れない夜、時間だけが白い、白霧のようだ。
 この夜と霧の中で、お前はは目覚めた。
  お前は自分を知った、お前に従うものはいないと知れ。
 あの夜と霧の中で、お前は目覚めた。


  眠れない夜、時間だけが白い、白霧のようだ。
 この夜と霧の中で、俺は目覚めた。
  もう昔には戻らない、俺を従わせられるものなど何もない。
 あの夜と霧の中で、俺は目覚めた。

                      fin

00260/00260 香鳴 彩子 サルベ−ジ / 香鳴 彩子*
( 4) 94/12/12 09:52


       「サルベ−ジ」

   意識下の泥濘をかき回す、サルベ−ジ
  グッド・モ−ニング・ブル−ス
  サルベ−ジされた混沌で立ち上がり
  今日も仕事へ向かう、幻惑されて
  コミニュケ−ション・ブレイクダウン

   白昼夢、真昼の太陽の下で、サルベ−ジ
  16人格、クルクル回る抑えきれない
  サルベ−ジされた混沌で立ち上がり
  何とか意識を取り戻す、赤信号
  コミニュケ−ション・ブレイクダウン

   夜眠りにつく前に、混濁する、サルベ−ジ
  夜霧に消えた青春、死ぬまで離さない
  サルベ−ジされた混沌で立ち上がり
  今日も、意識下の暗闇まで、直滑降
  コミニュケ−ション・ブレイクダウン

                    fin

=================================================

 注:曲名引用、多数 但し歌詞引用は無し

00281/00281 香鳴 彩子 ノー モア トラブル / 香鳴 彩子*
( 4) 94/12/20 18:29


         「ノー モア トラブル」
 

 いつの日か、お前がやってくる。来なくていいんだ。
 ついてない一日を送る俺には、拒むことも出来ない。
 
 がんじがらめの生活さ、お前と一緒の ノー モア トラブル
 気にはしないが、くたびれた     ノー モア トラブル
 その気もないのに、誘うのかい?   ノー モア トラブル
 

 放浪癖のある俺は、漂泊する魂なんだよ、今はね。
 感じることが出来ない、お前と一緒にするなよ。

 がんじがらめの生活さ、お前と一緒の ノー モア トラブル
 気にはしないが、くたびれた     ノー モア トラブル
 その気もないのに、誘うのかい?   ノー モア トラブル
 

 いつか掴むぜ、ラッキ−チャンス 届かない手を伸ばして
 明日の俺に、今の俺は不要なのさ、こだまする声
 
 がんじがらめの生活さ、お前と一緒の ノー モア トラブル
 気にはしないが、くたびれた     ノー モア トラブル
 その気もないのに、誘うのかい?   ノー モア トラブル
 
                         fin


00283/00283 香鳴 彩子 寒い夜には / 香鳴 彩子*
( 4) 94/12/21 10:37


         「寒い夜には」
 

 寒い夜には、君を抱いて、時のはざまを漂っていたい
 夢の残骸の残る朝に、君と別れる、今度はいつかな?
 ロンリ−デイズ ロンリ−ナイト しばしこのまま夢飛行
 

 クリスマスには、会わないでいて、君の幻抱きしめている
 愛は幻、恋は盲目、醒めてる俺に、朝が来ない
 ロンリ−デイズ ロンリ−ナイト しばしこのまま夢飛行
 
大サビ
 かなりサイコな時間を過ごす、気の迷いと時の静寂
 いつか時間にきっと果てる
 

 最後のコインは、誰のモノ、週末に会っても退屈なだけ
 俺をしばる者はいない、誰かのために、今夜も祈る
 ロンリ−デイズ ロンリ−ナイト しばしこのまま夢飛行
 
                      fin
 
 _______________________________________________________
 
 結構クサイなコレ、まぁ出来たからupしよう。

00448/00448 香鳴 彩子 風のかけら / 香鳴 彩子*
( 4) 95/02/10 23:02


    「風のかけら」
 
 ひゅぅ 風が吹いている
 ひゅぅ 砂塵に紛れる
 ひゅぅ 黒い雨が降る
 
  確かな時間が過ぎていく
  流れを止めずに動いてゆく
  砂塵の彼方に時を見た
 
   風のかけらに目をそむけても
   たまらないだろう 砂ぼこりの中
   君をみつめる ガンサイト
 
 ひゅぅ 風が吹いている
 ひゅぅ 砂塵に紛れる
 ひゅぅ 黒い雨が降る
 
  あふれる想いに乱されず
  いつかの時に舞い戻りして
  砂丘の砂に血をなめる
 
   風のかけらに目をそむけても
   誰もが一度は 通り抜ける道
   君を見つめる ガンサイト
 
 ひゅぅ 風が吹いている
 ひゅぅ 砂塵に紛れる
 ひゅぅ 黒い雨が降る
 ひゅぅ 走り抜けろ 風のかけらを握りしめ
 
                    fin

00466/00466 香鳴 彩子 今日も一日 / 香鳴 彩子*
( 4) 95/02/17 21:52


  「今日も一日」
 
 今日も一日疲れたよ
 会社のサビと人の泡
 苦しいばかりじゃないけれど
 後は眠って葬ろう
 
 今日はさんざん働いた
 テスト期間というけれど
 明日になったらやってくる
 目眩がするよな数の山
 
 今日は一日終わったよ
 祭壇の前 人のあと
 儀式が終わればこんなもの
 ふりかえらずに忘れるよ
 
             fin
 
___________________
 
 一応 曲付きです。(即興・録音済み)


00506/00506 香鳴 彩子 GO DOWN / 香鳴 彩子*
( 4) 95/03/03 22:12


  「GO DOWN」
 
 行ってしまおう、このままで
 先のことなど、わからない
 未来が、無知が、偏見が、
 俺の言葉の邪魔をする。
 
 挨拶なんて、したくない
 知らない人は、そのままで
 俺には、関係ないことよ
 俺の足を踏むんじゃねぇ
 
 GO DOWN GO DOWN
 YOU LET GO DOWN
 
 吐いてしまおう、すぐそこで
 今のおまえは、出来るはず
 ゲロの整理は駅員さん
 毎日お勤めご苦労さん
 
 GO DOWN GO DOWN
 YOU LET GO DOWN
 
                fin
___________________
 
 曲付いてません、適当に書きましたぁ


06163/06163 香鳴 彩子 ファイティング・ファルコン / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/04 21:58


    「ファイティング・ファルコン」
 
  この翼が俺の空、ミサイル積んで今日も飛ぶ
 温かい基地のぬくもりも、退屈なデスクワ−クも
 かっとんでいく空には、関係ないぜ。
  
  この大空に俺が残せるものは、ただ一筋の飛行機雲
 そらの下から見上げれば、俺の軌跡が見えるのさ
 ファイティング・ファルコンは単座格闘戦用戦闘機
  
  沖縄の空で今日も飛ぶ。
 イ−グルのおっちゃんにもよろしく言っとかないとな、
 基地に帰って寝場所が狭いぜ。
  
  退屈な島 日本だが 空だけは俺の物
 今日も今日とて 空を 飛ぶのさ。
 
                      fin
__________________________
 
  沖縄米軍をイメ−ジした。
 沖縄米軍にはF16は無いっとか、そうゆうつっこみは
 やめてね。 お願いでした。

00589/00589 香鳴 彩子 漂うために生きて / 香鳴 彩子*
( 4) 95/04/02 23:46


    「漂うために生きて」
 
 ただ 漂うために生きて
 これから はじまることを 知らずに
 
 ただ 漂うために生きて
 明日の ことなど わかりはしないさ
 
 今から始まる時間の中で
 終わりが来るとするとしたなら
 それは僕の人生が
 終わるときだねぇ

 ただ 漂うために生きて
 これから はじまることを 知らずに
 
 ただ 漂うために生きて
 明日の ことなど わかりはしないさ
 
               fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 オリジナル曲付き ただし録音していないので
 忘れる可能性大


00040/00040 香鳴 彩子 散文詩 3
( 5) 94/06/26 13:24


  題名   幾億もの星のしたで

      サヨナラがいえずに、迷っている星たち。

             これで終わり

                              fin

00053/00053 香鳴 彩子 紫陽花の歌  散文詩4
( 5) 94/06/27 11:42


題名 ロックショウ

     いずれか、ばれか、時間をみろ
                負けたことがある?
           叫ぶまま!

          ガガガガ ドドド−ン

             夜を越えて

               信じるがまま

           yes

         チ-ン

               ハイハット

                break

            ヲウウオウ

                 ユィカゴ

           悲しみを、こらえている

             切なくて

              暖かいの_?

               忘れる

                 見つめる

              紫陽花歌

                  でも

                   すべてが

             −−−−−−−−−−

                   間奏

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

            待ちくたびれて、しまったんだね

                  生きたくて

                   今際

                     the end

              Rock Show


                 集

                       おわる
 
                all night

               あああ−−−−−−−−−

                 聞こえない

               いいの?

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               refレイン

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               あああ−−−−−−−−−−−
 
                 聞こえない

                  いいの


        あああ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             聞こえない−−−−−−−−

 いいの−−−−−−−−−−−−−−−−−!!!!!!!!!!!!!!!!!


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                           ending

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
               何も言うな!!

                              fin

00054/00054 香鳴 彩子 散文詩 6 にんじん
( 5) 94/06/27 20:28


 題名 キャメロット

探しつずけて、

              鳴く買った

              にんじん

               一本

               30¥

               安けりゃ

               いいのよ

              浪速の商人
 
                                 fin

00055/00055 香鳴 彩子 散文詩 7 つれなのふりや
( 5) 94/06/27 20:52


        題名 : 怒り

             おまえを殺す

               ブチ殺す

               メリ殺す

             かき消し殺す

  ハイ     ハイ     ハイ    Do You Know Angry

しね

               しね
     
                しね

                                fin

00056/00056 香鳴 彩子 散文詩8    星の物語|香鳴 彩子
( 5) 94/06/27 21:21


   題名     調停者

      お前は詩ね

              言葉だけ

           心

         live in 香神の国のAlice

              残酷に

             慈悲など、やらん

               勝手に

Do It Yourself For Yourself No サンキュウ− For ME !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さよなら

                               fin

00190/00190 香鳴 彩子 散文詩9    道 | 香鳴 彩子
( 5) 94/07/05 14:33


 道

位置か来た道引き返す。

それもいいぞと引き返す。

 いつになったら終わるのか?

それもいいなと引き返す。

                   fin

00237/00237 香鳴 彩子 散文詩10  平凡 | 香鳴 彩子
( 5) 94/07/07 20:50


  運命の刻

               運命がやってくる

                  血のにおう

               風に運ばれ

                決定打を打つ

               落ちるな

                   討つ

                勝負の刻

               ありやなしか

                牽制の刻

               足で蹴れ

                  そこか ああああ

                4

                平凡

               こうしよう。

                              fin

00384/00384 香鳴 彩子 散文詩11
( 5) 94/07/18 00:51


命を使え
         全て無くなるまで
                   そこにお前がいる。

        無くした、ものは、戻らない

     消え去るものに 同情してはいけない

           完璧無比に

            行動しろ。

       そこに今 が あるだけさ。

                               fin

00418/00418 香鳴 彩子 散文詩12
( 5) 94/07/20 16:54


    「 赤い月 」

        今 白い影に おびえ

          夜に潜み

            彼方の

           言葉を、探している

       月は赤く また 心は青白い

           cool it down

          赤い月を見よ

          赤い月を見よ

          赤い月を見よ

               青の彼方の、赤を見ろ。

                          fin

00436/00436 香鳴 彩子 はじめての詩
( 5) 94/07/21 18:29


  「アース オン ザ ウォーカー」

             地上を歩く人
             街を見る人
             人を見る人
             地上を歩く人

         なかには あなたが 闇の中で 星を見ている
         だから
         歩く人、騒ぐ人、しゃべる人、
         一人で、ささやきを聞き分ける人

           そしていつものとうり

           絵のように
           GO STOP GO
           YES NO YES
           NEAR COME’S BE
           大人は黙っている。
           子どもは叫ぶ。

                             fin

         二ヶ月ほどまえに書いたものです。
         歌を作るつもりでしたが、うまく行っていません。
                             以上 

00457/00457 香鳴 彩子 散文詩16
( 5) 94/07/22 21:57


    今から行うのは 英語の曲のタイトルで詩を作ろう であります。
             訳は自分で します。
              作者は 僕です
             そこんとこ よろしく。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

           「あなたのてを 握りたい」

             僕は 感覚を得た。

               音と 静寂

            流れる 石 の ように

            ロックンロ−ル の 音楽

        ごめんなさい は わたしは 言いずらい。

              熱する 瞬間

               泣くな!!

            頭脳警察 は だれだ。

              地球(ガイア)

              周り に ついて

           私達 の 孤独な心たち

           彼女は 君を 愛している。

              戻って来い!!

                             fin

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    一つだけ 英語以外(何語かしらん)が入りましたが、

               出来ました。

           全部 知ってる 人 がいたら

            友達に 成りましょう。

                          以上 

00471/00471 香鳴 彩子 散文詩17(No.覚えとらん)
( 5) 94/07/23 22:23


        「runnin on」

    走りつずける 列車のように 機関車のように

     味のない歓声を 罵倒を かき消すように

        はい byebye ね 。

        寸前で 駅に 降り立つ

  どうでもいいけど あの娘は どうしているかな?

        いわけなしに 走りなさい

      時間が 過ぎていく 流れていく

    Oh My Freinds ラッシュ アワ− は どうだい?

       半袖にも 汗が ういてるよ。

        晴れていると スニ−カ

        見えている 丘を 探せ。

    Oh My Freinds 転げるほど はしりなさい?

       見違える ようになっても

        虹はいつかは 消える

      Runnin On To Get Coloer Me !!!

   fin

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

   林原めぐみ 虹色のスニ−カ− を 聴いて 書いた。

        決して 盗作 では ない。

         そこんとこ よろしく。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

     追伸 私は 矢沢永吉 は あまり 聴かない

        なりきり 野郎 じゃ ないよ。

                          以上 

00501/00501 香鳴 彩子 JOJO/香鳴 彩子
( 5) 94/07/25 20:36


「JOJO」

  1

        待ってくれよ JOJO

         おれの 話も 聞いてくれ

        いかないでよ JOJO

         もどって きておくれ


  ブリッッジ

        家に帰れば 親父が まってる。
  
        銀の勲章 飾って あるぜ。

  2

        これからさ JOJO
          
          行き急ぐんじゃない

        おまえは ずっと JOJO

          おまえの ままさ。

                         fin

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

     ビ−トルズ の get back から

       パクパク だ−−−−−−−−−。

                         以上

00008/00008 香鳴 彩子 ON THE ROAD / 香鳴 彩子
( 5) 94/09/01 18:39


    「ON THE ROAD」

 道の上、空の下、雲の切れ間に映る、俺とお前
  ただ、歩き続ける、道が空に届くまで。
     ON THE ROAD

   途切れることを知らない時間が
      お前を、狂わせる。

 道の上、空の下、海との境に、足跡を残す
  ただ、生き続けるだけか、渡さない。
     ON THE ROAD

                  fin

00019/00019 香鳴 彩子 ディスカバ− / 香鳴 彩子
( 5) 94/09/02 02:23


       「ディスカバ−」

       いつもいってる。
       それじゃいやだって、
       バカじゃないんだから、
       同じ事 いわせないでよ

       go a head !!
can't you hear my discover.


あ−−もう やんなちゃった。
       なすがまま、なんて いやよ。

       いつもいってる。
       それじゃいやだって、
       バカじゃないんだから、
       同じ事 いわせないでよ

go a head !!
can't you hear my discover.

                   fin

00098/00098 香鳴 彩子 エロス / 香鳴 彩子
( 5) 94/09/06 13:16


            「エロス」

その唇 その胸 俺を誘う、 誘惑の天使よ 俺を誘え   イザナエ
 揺れる瞳に 俺が映る お前のこころが わかる。
君を抱いて 一緒にゆこう。 地獄へ道ずれ 死ぬまで離さない
 行って 連れていって 一緒にいくのよ はやくして ああ
          彼方に、地平を見た。

                         fin

00116/00116 香鳴 彩子 PANIC ATTACK / 香鳴 彩子
( 5) 94/09/07 15:30


     「PANIC ATTACK」

  狂気が走る、叫びが吹き飛ぶ、拳がうなる。
   けんもほろろの パニック アタック
 踊り狂えよ、ふざけるな、ながれる乾いた時間。
    醒めた笑顔の パニック アタック
死んでもともと、殺してなんぼの パニック アタック

                     fin

00130/00130 香鳴 彩子 ネオンボ−イ / 香鳴 彩子
( 5) 94/09/08 13:11


 不条理歌詞「ネオンボ−イ」

 イオンとネオンで、脳細胞
  瓦礫と美歴で、構成上
 遮断機しまれば、電車が通る
  がさつな態度の、ネオンボ−イ

 瘡蓋ひらひら、飛んで行く
  脳髄、骨髄、移植手術
 骸骨笑えば、お米が炊ける
  大飯ぐらいの、ネオンボ−イ

 アルカリイオンでしょう硫酸
  汗とあるでの、ひどいでしょう
 モデムつないでアレをしよう
  馬鹿が火を噴く ネオンボ−イ

            fin

00138/00138 香鳴 彩子 RE:PANIC ATTACK / 香鳴 彩子
( 5) 94/09/08 20:43


 コメントへのコメント

 私は、フォ−クギタ−で、ル−スタ−ズのバ−ニング・ブル−のコ−ド進行を
使って,この詩に曲をつけたが、もうメロディは思い出せない。
 ちなみにガンズは2枚目の最初の曲、”ウェルカムなんとかジャングル”
が好きです。

                            以上 香鳴 彩子

00003/00003 香鳴 彩子 サイコ/香鳴 彩子
( 6) 94/07/26 20:42


        「サイコ」

     彩子なのは よるだけ。

      夜だけの 女なの

       昼間は 仕事

        きつい仕事


  なんでなのか 自分でも 判らない

    明日の自分を 決めたくない


     彩子なのは よるだけ。

      夜だけの 女なの

       昼間は 仕事

        きつい仕事

                   fin

00014/00014 香鳴 彩子 ボイド / 香鳴 彩子
( 6) 94/07/27 16:06


    「ボイド」

1 
  イマジニティイ
  想像上の女
  いくら欲しくても
  出てこない、
  形有るもの、全て崩れ
  時計だけが、時を刻む


  リスぺクタブル
  立派な男
  かなり、きてる
  もう出ないよ、
  命有るのも、長く続く
  時計だけが、時を刻む


  サクシ−ド
  成功するのは
  確実だ
  そうだろう、
有るもの、無いもの
  全て集め
  ここに一人、時を刻む

                           fin

00054/00054 香鳴 彩子 悲しみの香り /  香鳴 彩子
( 6) 94/07/30 03:55


     「かなしみ の 香り」

      かなしみには、不思議な香りがある。
     誘っているようで、拒んでいる、不思議な香りがある。

      今日は 誘いにのろうか?
     いや 止めておこう。
      かなしみには、不思議な香りがある。
 
     誘っているようで、拒んでいる、不思議な香りがある。
      かなしみには、不思議な香りがある。
     いや 止めておこう。
                             
                           fin

00060/00060 香鳴 彩子 むなしき防波堤 / 香鳴 彩子
( 6) 94/07/30 14:15


     「むなしき防波堤」

    たとえ、嵐がこようとも
   たとえ、いかずち光ろうとも
そこにあるのは、コンクリ−トで出来た防波堤

   長い年月を、風雪に耐え
     守り続ける、壁。

     祈りは、しない。
      叫びもない。

                     fin

00061/00061 香鳴 彩子 いかずち / 香鳴 彩子
( 6) 94/07/30 17:24


   「いかずち」

      よくあることさ
            いかずち 振り下ろす 神々
      天国なんかじゃ、ない
            なりふり かまわぬ 神々

        ここから見てると、面白い
        なんもない よりましだろう。
        なりふり かまわぬ 神々

      よくあることさ
            いかずち 振り下ろす 神々
      天国なんかじゃ、ない
            なりふり かまわぬ 神々

fin

00069/00069 香鳴 彩子 今一人 / 香鳴 彩子
( 6) 94/07/31 09:08


     「今一人」

     心は、一人
     涙は、無い
     明日も、一人
    涙も、出ない
    今日も、一人

                  fin

00085/00085 香鳴 彩子 天国への扉 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/01 15:10


        「天国への扉」
1
   天国への扉は、何処にあるのだろうか。
  階段を、登りきった場所に、あるのだろうか。
     男と女が、行き着く先ではなく、
 背くことを知らない者、のみがたどり着けるのだろう。
      だから、今はなにも言わない。
ブリッジ
      天国の扉を叩け、強く
      天国の扉を叩け、開くまで
2
死を知らない男は、何処に行くのだろうか。
風向きを、考えずに、走り続けるのだろうか。
     ゴールは、行き着く先ではなく、
  時間をたよりにした者、言葉を送り続けるのだろう。
     だから、今は何も言わない。
                         fin

00131/00131 香鳴 彩子 祭りの太鼓 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/05 08:55


     「祭りの太鼓」
 ドンドンドン、いやあ 太鼓が響くぜ
   心を騒がす、祭りの太鼓
 盆踊り、みんなで くるくる ひらひらと
   今年も あの夜 やって来る
    もうすぐたたくぜ、祭りの太鼓
                    fin


00149/00149 香鳴 彩子 キ− / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/06 14:06


     「キ−」

  扉を開ける鍵は、何処にある。
  それは、ここに
  開いた扉の前で、立ち止まる、お前
  さあ、足を、踏み入れよう。
サビ
  金色の鍵を、銀色の鍵を、銅色の鍵を
  カチリ っと回そう。

  扉を閉める鍵は、ここにある。
  誰が、使う
  手を開いたお前が、使おうここで、今
  さあ、手で、鍵をしめよう。
サビ(繰り返し)
                 fin

00172/00172 香鳴 彩子 流星 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/08 10:40


       「流星」

   流れ星一つ、おちる
   月夜は三日月、たわんでいる
   far to run . born to run
   太陽が昇る、朝日だ。
サビ
   嘘だらけの、言葉はいらない
   考えていない、言葉もいらない
   honesty not to love.
流れ星 おちてゆけ。

   輝く人ひとり、おちる
   恋にさらわれ、見境なくす
   but, it's real you. don't you
今すぐ決める、心だ。
**(サビ繰り返し)
                        fin

00202/00202 香鳴 彩子 一言 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/10 19:08


     「一言」
 何気ない一言
 言葉の裏に、何がある?
 何もなければ、信じられる。
 いつかの約束、果たせられる。
               fin

00225/00225 香鳴 彩子 真夜中の電話 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/13 00:35


     「真夜中の電話」
 真夜中の電話は怖い。
 顔が、見えないから、
 いつまで、続くのか、
 終わりを、待ってる、真夜中の電話。
               fin

00252/00252 香鳴 彩子 ドレ−ク / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/15 20:35



 題名「ドレ−ク」

いくつもの、冒険者たち
命奪った海峡
氷の海に消える
お前が、言った言葉だ。

いま、振り返った時に、最後の別れ
戦場は、今ここにある

そう、叫べ、今ここに、お前がいる訳を
生き残れ 戦い続けるお前に 休息はない
最後に聞いた言葉は、”今だ、帆をあげろ!!”

錆び付いた、舵を手にとり
死体の山を乗り越え
お前と絆は一つ
だから生き残るのさ

                     fin

00263/00263 香鳴 彩子 歓声 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/16 20:44


     「歓声」
  歓声が聴こえる。
 今、何処からか、音が聴こえる。
 直ちに、欺く心 有り。
  エンジェルを 撃て!!。
 叫びを、聴け。
 何を探しているのか?
  今、歓声を、ひろえ。
           fin

00315/00315 香鳴 彩子 実験作2 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/19 23:41


       「今はもう誰も」

   思いのままに、銃をとれ!、勝利者よ。
     五月の晴れた空、未知標
   PISS、RED、夜と霧の中で、
    OPEN YOUR EYES
   パッセンジャ−、ブル−の見解。
  街角の風の中、BABY BLUE、
2000トンの雨、CLOUDY HEART。
      いっそセレナ−デ。
 
                    fin

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  日本人作った曲の名だけで、詩をつくりました。
  (これなら、わかるかな?)


00324/00324 香鳴 彩子 鉄槌 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/20 20:50


      「鉄槌」
 ハンマ−を振り落とす。
  お前の頭に向かって、ガチン。
 いきがった奴等に、鉄槌を落とす。
  音が聴こえる、奴等の割れる音。
 ガッチャン、シャキン、ガッチャン
  今一度言う。
 ハンマ−を振り落とす。
            fin

00329/00329 香鳴 彩子 時間よ止まれ / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/20 21:53


   「時間よ止まれ」

 明日に向けて放つ。今を
心に向かって誓う。冬の稲妻
閉じるように、そして開くように、
   時間よ、止まれ

 君住む街へ、心をとばし
見おろす街は、夜の住宅街
重なる瞳が、腕に抱き寄せる風が
   命を、教える

 LOVE SEASON
真理は、歌う。瞳はエンジェル
俺は 思うのみ、今ここで
   時間よ、止まれ

            fin

00342/00342 香鳴 彩子 君を抱いて / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/21 15:01


   「君を抱いて」
  
   なにかしようか。
   つまらない日曜日、
  じゃんけんで決めよう、
    何をするのか。
    パ− グ−
    俺の勝ち。
  じゃあ、アレは無しな。
 何もしないこと、に決めた。
   いい加減、寝ろよ。
     
         fin

00379/00379 香鳴 彩子 裁断 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/23 21:09


    「祭壇」

 ここの祭壇。何するの?
 いつも裁断。イヤだよね?
 しかも祭壇。結婚式か?
ブリッジ
 GoGo BLUE
 ははは ははは ははは

 ここの祭壇。牧師さん?
 いつも裁断。きれてるよ?
 しかも裁断。ちと怖い?
               fin

00397/00397 香鳴 彩子 檸檬 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/24 22:15


    「檸檬」
果実酒は、檸檬。
貧乏なら、リンゴ。
金持ちなら、メロン。
 金持ち、取りもち、力持ち。
 餅は餅屋といいますが、
 やっぱなりたい、お金持ち。
食べるなら、檸檬。
貧乏なら、リンゴ。
金持ちなら、メロン。
        fin

00501/00501 香鳴 彩子 淫魔 / 香鳴 彩子
( 6) 94/08/31 12:35


     「淫魔」

 見つめただけで、女が堕ちる。
   冷たい瞳の、淫魔
  触るだけで、女が逝く。
   悲しい鼓動の、淫魔

触れたら、壊れる、ギリシャの王様
運命を持たない、ライオン・ハ−ト

 感じるだけど、力が失せる。
   冷たい瞳の、淫魔
  孤独なだけで、一人いる。
   悲しい鼓動の、淫魔

             fin

00003/00003 香鳴 彩子 麦わら帽子 / 香鳴 彩子
(10) 94/08/01 00:02


  「麦わら帽子」

   かあさん、とうさん、今は遠い
       子どもの頃
  今は、むかしむかしの、お話さ
      思い出せたかい?

    甘い記憶は、遠くの闇へ去る。
     今は、ただ思うだけ
    麦わら帽子の、思い出を

  引き込まれるような、青い空
     空には、雀が飛んでいる
焼けた砂、輝く岸辺、思い出して
     麦わら帽子で、いた頃を

                   fin


00148/00148 香鳴 彩子 詩:あなたがいるじゃない / 香鳴 彩子*
(10) 95/02/12 22:52


 「詩:あなたがいるじゃない」
 
  あなたがいるじゃない?
  いつも横にいるじゃない?
 
  そんなこと言わなくてもいいよね。
  きっと誰かがわかってる。
 
  言葉のないふたり
 
             fin

00857/00857 香鳴 彩子 歌詞1
(13) 94/07/18 06:41



       「 心に風を求めて 」


    いつか
        翼を
           求め
    さすらうことを
            思い出すことが
                    有るだろうか?



 ブリッジ
        風に心を求める無かれ
             明日を過去に探すこと無かれ
            今を 平穏に 生きな!


    いまは
       何もが
          いらぬ
    重ねることを
           拒否することが
                   只あるのみ。

fin


00858/00858 香鳴 彩子 歌詞2
(13) 94/07/20 12:09


            「 瞳の奥に」


           瞳の奥に、君がいる

           探している、まだ

           これから、も、探しつずける


               どっかにありゃいいのさ

               そこまでいきなよ。


           瞳の奥に、君がいる

           探している、まだ

           これから、も、探しつずける

/ECHO OFF
fin


03184/03184 香鳴 彩子 サイコ
(14) 94/06/22 20:20


 ヤー ヤー ヤー
  これが初めて、ヤー
 です。

03189/03189 香鳴 彩子 イッテ
(14) 94/06/22 22:13


 ギターは、スキ
 いつまでも、スキ
 だから、どうナノかしら。
 最後まで、イッテ欲しい。
    ここら辺りで止めないと、、、
       イッテしまう。
 許して欲しい。
            fin

03190/03190 香鳴 彩子 最高
(14) 94/06/22 22:26


 やっぱ、やりたいわ、そんだけょ
 最高、サイコ、最高、サイコ、最後。
 何でしょう?
 判りません。

03191/03191 香鳴 彩子 コットン100%
(14) 94/06/22 22:30


 落ちる、墜ちる、堕ちる、
 幾、育、往く。
    騒ぐ・ガキ
    詩無city
        2000
 コットン100%
            by スーパーファミコン

03192/03192 香鳴 彩子 返事
(14) 94/06/22 22:52


 私は誰でしょう?

   ans  1)
   ans  2)

   ans  3)

    どれにします?

03198/03198 香鳴 彩子 おもい
(14) 94/06/23 09:06


 一人でいるのは、とても寂しい。
  誰かか、そばにいて欲しい
  
  いつか、そうなると私は思う。
 一人では無くなればそれでいい。

            fin

03199/03199 香鳴 彩子 ザッパッッパらぱ
(14) 94/06/23 13:34


 フランク、フランク、ザッパッパ
 フランク、フランク、ムーンムーン
     何のことだか? わかるかな?
 お手紙、頂戴、
              いただきます。
   モゴモゴ
       食べた。
         以上
               fin

03200/03200 香鳴 彩子 エスパイ
(14) 94/06/23 14:42


 私は、間者です、
                   スパイ
         と言っても良いでしょう。

03201/03201 香鳴 彩子 砂の十字架
(14) 94/06/23 19:05


 今晩は、さようならが、つらい
  いつもの10時じゃなく、
  言葉の10時
       綱の十字架
            fin

03204/03204 香鳴 彩子 散文詩 1
(14) 94/06/23 23:23


 いつかどこかで、
      会ったような
             真面目な話
                      fin

03215/03215 香鳴 彩子 紫陽花   :  散文詩2
(14) 94/06/24 08:08


 紫陽花、
    酸性」、中性:、アルカリ性。
               あなたの心で色も変わる。
  世に不思議かな、この世の人々。
                         fin


03216/03216 香鳴 彩子 雑文  紫陽花について
(14) 94/06/24 10:59


 紫陽花と言えば、tulip、alice ですね。
             歌  唄
   昔、よく聴いていました。

03217/03217 香鳴 彩子 散文詩 弾き語り|
(14) 94/06/24 11:22


 ギター弾いて、歌いましょうか。?
           通信上では、むり
      言葉のくにへ
                      いって
                               fin

03218/03218 香鳴 彩子 紫陽花の歌 : 
(14) 94/06/24 16:37



         紫陽花

   あなたが見ている紫陽花
         ピンクとブルーの色が綺麗
            サヨナラを言わず、
      見つめただけの人

   言葉の国へ往く人は
        紫陽花の唄を聴かせてあげる
           いつもより、大きな声で
      紫陽花よ、きれいに咲いて、見せて御上げ

   let’s go down the street
   bye bye my love
 
   紫陽花の歌、屍の歌、悲しみの歌、死して咲く夢、生きる夢

                             fin

03241/03241 香鳴 彩子 jiko hyouka .
(14) 94/06/26 15:58


/ECHO OFF
 後悔を全くしないので、反省がない、、と思われる事がある。
 言いたいことがあるなら、はっきりと言いなさい、と
 幼少の頃から、云われていたので、こうなった。
       文句がある奴あ、出てなにか言え!

          と言うように受けとめられる、のだろう。

       別に、かまわんが。

fin

03244/03244 香鳴 彩子 会話君
(14) 94/06/26 21:29


/ECHO OFF
なにかいってよ!
>ケチ
 あなたがaはbだと言うことは。
 よくわかります。
 
             by
                   会話君

03248/03248 香鳴 彩子 短歌 1 つれずれ
(14) 94/06/27 02:39


題名 売名
 
      なお打って
            すぎさりしひの
                    連れずれに
         
          かなしきことの

              おもい有るかな?

          一応短歌です。
                
                感想を

               お待ちしています。
 
                              fin

03252/03252 香鳴 彩子 ひとよひとよにひとみごろ
(14) 94/06/27 13:07


 会社を休職しているのはいいが、
毎日ひまを、つぶすのは結構たいへんだ。
最近は、詩を書くことを覚えたので、
会社のみんなには、悪いが、遊んでいる。
 会社の奴よ!
 気合いいれて、働け!!
                            fin

03255/03255 香鳴 彩子 短歌 2
(14) 94/06/27 14:37


 なにがしや、蛙鳴く四つ、叫ぶ酒
                      fin

03259/03259 香鳴 彩子 しゃいまんねん、そうでまんねん
(14) 94/06/27 17:59


  最近 関西芸人になりつつある、私。

03261/03261 香鳴 彩子 惑星たち
(14) 94/06/27 21:48


 今夜は、空に、冥王星、海王星、天王星、木星がでている。
 windows ハイパープラネットで、確認済みだ!!
                         fin

00857/00857 香鳴 彩子 歌詞1
(14) 94/07/18 06:41



       「 心に風を求めて 」


    いつか
        翼を
           求め
    さすらうことを
            思い出すことが
                    有るだろうか?



 ブリッジ
        風に心を求める無かれ
             明日を過去に探すこと無かれ
            今を 平穏に 生きな!


    いまは
       何もが
          いらぬ
    重ねることを
           拒否することが
                   只あるのみ。

fin


00858/00858 香鳴 彩子 歌詞2
(14) 94/07/20 12:09


            「 瞳の奥に」


           瞳の奥に、君がいる

           探している、まだ

           これから、も、探しつずける


               どっかにありゃいいのさ

               そこまでいきなよ。


           瞳の奥に、君がいる

           探している、まだ

           これから、も、探しつずける

/ECHO OFF
fin


03562/03562 香鳴 彩子 ひとりごと1 / 香鳴 彩子
(14) 94/07/28 21:29


       「なすがまま は イヤ」

       いつもいってる。
       それじゃいやだって、
       バカじゃないんだから、
       同じ事 いわせないでよ

       あ−−もう やんなちゃった。
       なすがまま、なんて いやよ。

       いつもいってる。
       それじゃいやだって、
       バカじゃないんだから、
       同じ事 いわせないでよ

fin

01025/01025 香鳴 彩子 詩・クリスマス / 香鳴 彩子*
(14) 94/12/15 18:00


         「詩・クリスマス」

 クリスマスねぇ? クリスマスってなんの日だったけ?
 それは君、キリストが死んだ日だよぉ。
 なに? それならばこの奴等は199*回忌もせずに浮かれているのか?
 ぅぅむ そうゆう事になるな。
 罰当たりな奴等だな。

 二人の仏教の人はこう語ったと云う。
 1994’12/15日の夜の事だった。

                   fin

==================================

 生まれた日だったっけ? ようしらんねん。 
 
 おそまつ

                     以上 香鳴 彩子

01038/01038 香鳴 彩子 歌詞・クリスマス イブ / 香鳴 彩子*
(14) 94/12/21 20:14


   「歌詞・クリスマス イブ」
 

  どんなに思い描いても、手に入らない想いがある。
 それは、彼女の夢、いつか時間が消してくれる。
  一人の時間に思うのは、夢の断片、言葉の日記
 いつも、寂しさが、つきまとう、あの夜に。
 
 クリスマス イブ 恋人達が
 クリスマス イブ 恋を祝う
 クリスマス イブ どうか今夜は
 クリスマス イブ 雪よ、降り積もって
 
 2
  ふたりでいると怖くなる、貴方の呼吸を感じるの。
 それは、彼の心、全てを渡してしまっていいの?
  聖なる夜に二人ぼっち、まるでTVの、ドラマみたいね
 去年も、来年も、要らないから、今夜だけ
 
 (サビの部分繰り返し)
 
                     fin
 
____________________________
 
 結構 クサイ路線が身についてきたみたい。なんでかな?
 曲出来たら、欲しい人にあげます。<=適当こいてます。
 
          ではでは また 香鳴 彩子でした。

04335/04335 香鳴 彩子 私は神である / 香鳴 彩子
(15) 94/10/26 17:05


  「私は神である」
 
 神に祈りを、あげるとは
 傲慢だぞ、そこの宗教人。
 
  テメエらから、死ね。
 
  私は、神様、仏様
   とんで火に入る
      夏の虫

           fin

10/25 京都円山公園にて

04423/04423 香鳴 彩子 弘子さん / 香鳴 彩子
(15) 94/11/04 23:08


      「弘子さん」
 
 君の髪を撫でると、海の香りがする。
   今日の日は、さようなら、
     また会う日まで
 
  君はとっても不思議だねぇ
   会う度に、形をかえる。
 イソギンチャクみたいだと言ったら、
      怒るかなぁ?
 
    でもとっても素敵だよ。
 
            fin
 
 ^^^^声優 笠原弘子に捧げる^^^^^

04522/04522 香鳴 彩子 米 / 香鳴 彩子
(15) 94/11/13 08:01


           「米」
 
     日本人の主食は米なんだな。きっと
  ぅぅむ あの黄土色の稲から、生まれてくるとは
  なんて生産効率が悪いんだぁっと思うのは私だけか?
 
   まぁ食いねぇ、寿司食いねぇ、茶飲みねぇ。
  っとか言って、結局食うもん食ってんじゃねぇか
 
   映画では、あまり米食ってる、とこみんなぁ、
       洋画だから当たり前だな。
 
 昔の世の中では、米の取れ高で、全てが決まってたんだなぁ
     いまなら、コンビニの数で勝負かな?
 
       腹減った。朝飯食おうっと。
 
                       fin

04612/04612 香鳴 彩子 外人の目 / 香鳴 彩子*
(15) 94/11/20 20:18


          「外人の目」

   今日は東寺と金閣寺に友人と二人で、車で行った。
  金閣寺には、VTRカメラを持った外人がいた。
   あの人の目には、どのように映るのだろうか。
         金の張りぼてが?

    日本人、大阪人、東京人、京都人色々いた。
   あの人の目には、どのように映るのだろうか。
         金の張りぼてが?

  僕には成金、足利義満の悪趣味にしか思えなかったが、
    他人の心の、中はワカンナイものだなぁ。
       っと思った。一日でした。

    それにしても、東寺には外人居なかったなぁ。

                      fin

=========================================================

 これはどんなジャンルになるのかなぁ。・・タンナルニッキダッタリスル
   私は自己顕示欲大なので(・・ドウカナァ)upする。

           以上 おそまつ 香鳴 彩子

05060/05060 香鳴 彩子 年の瀬 / 香鳴 彩子*
(15) 94/12/31 19:56


     「年の瀬」
 
 年の瀬は、母が作った蕎麦の味
 妹がいれた、紅茶の味
 
 でも僕は煙草を吸ってるだけ
 いつもこうしているんだよ
 
 来年はもうすぐだなぁ
 今年とは、さようならなんだね
 
 除夜の鐘 もうすぐ新年 やってくる
 
              fin


05061/05061 香鳴 彩子 新年に際して / 香鳴 彩子*
(15) 95/01/01 07:49


    「新年に際して」
 
 1995が始まった。
 世紀末まで後5年
 
 この世が狂ってしまうかどうか
 この目で見届けたい。
 
 発狂するのは、バカ共だけにしてくれよ
 21世紀まで後一年近くなった。
 
               fin


05142/05142 香鳴 彩子 あなたがいるじゃない / 香鳴 彩子*
(15) 95/01/08 22:05


   「あなたがいるじゃない」
 
 彼が苦しんでるのが、わかるだろう
 その理由が何故かわかるかい?
 
 僕には彼を助ける事は出来ないよ。
 だって彼の心の中には「あなたがいるじゃない」
 
 君は喜ぶべきなんだよ
 いつも君は幸運に恵まれているのさっ
 
 He Loves You!!
 
                   fin


05189/05189 香鳴 彩子 あなたがいるじゃない / 香鳴 彩子*
(15) 95/01/11 02:24


  「あなたがいるじゃない」
 
 「困ったな、2月の改修どうしようか?」
 「二月ですか、行程は遅れ気味で大変ですが、、」
 「そうゆう時のためにあなたが居るんじゃない、頑張ってね」
 ・・・・くそう また仕事が増えたぞ・・
 「はい、やってみます」
 ・・・・結局 俺がやるのか・・・・
 「行程は2月エンドだからね。」
 「はい、わかりました」
 
 ・・・・・よくあるパタ−ンだな・・・
 
                     fin


05258/05258 香鳴 彩子 欲望 / 香鳴 彩子*
(15) 95/01/13 15:34


   「欲望」
 
 犬が餌に食いつくように
 猫がミルクをなめるように
 僕はあなたが欲しい
 それは自然な事なんだな。
 
 でもね、絶対自分からは言わない。
 それが僕のスタイル
 
             fin


05570/05570 香鳴 彩子 くちなしの花 / 香鳴 彩子*
(15) 95/02/08 22:29


  「くちなしの花」
 
 咲いたよ 花が
 この花がくちなしの花さ
 
 花は喋らないんだね
 よく似てるよ
 
 無言電話のリダイアル
 恋の片道切符
 
 花は咲いたら 枯れるだけさ
 
            fin


05910/05910 香鳴 彩子 酔夜 / 香鳴 彩子*
(15) 95/02/25 13:55


    「酔夜」
 
 酔っぱらったら、酒の海
  泳いで渡る、数え歌
 一人きりでも、女の子でも
  どうでもいいから
    眠りたい
 
  眠りにつけば、夜の底
  まっ逆さまに、入り込み
ぐでんぐでんに、なるまでいって
    朝が来るまで
    お陀仏さ
 
            fin

06006/06006 香鳴 彩子 音が聞こえる / 香鳴 彩子*
(15) 95/02/28 17:03


      「音が聞こえる」
 
 耳障りな音だ
 かき回せ、かき回せ
 キャンセルするにはこのくらいで丁度いい
 いい加減 飽きてきただろう
 
 誰がお前と同じだって?
 のぼせるのもいい加減にしとけよな
 ポイっと捨てればいいことさ
 ビ−トで踊れ
 
 これからなのは、何がって言うんだい?
 俺は 何も したくないね
 誰の 意見も 聞きたくないね
 
 街の匂い 風の音 頭に ほおりこんで
 黙って 静かに 耳をすます
 俺のやり方 誰のやり方 関係ないね
 
 人生は 長いようで 短いものさ
 
                 fin

06309/06309 香鳴 彩子 ユニコ−ン / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/09 20:53


    「ユニコ−ン」
 
 その一角獣、なにするものぞ
 ただらなぬ気配に驚き叫ぶ
 妖気が漂い 地がむせかえる
 
 何気ない髪をした女
 一人佇む、湖の畔
 草笛で ユニコ−ンを呼び
 撫でて遊ぶ
 
 帰らざる旅人は、その姿を見て
 闇に呑まれた
 帰る人はいない、湖の畔
 
            fin


06342/06342 香鳴 彩子 悲しい夜 / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/11 01:13


    「悲しい夜」
 
 誰もいない、一人きり
 ここは何処か、わからない
 いま じっとしてる私が、嫌い
 
 さようなら、もう思い残すことはありません。
 もう二度と戻ることは無いでしょう。
 
 嘘ばかりついている、悲しいのかわからない
 誰がなにをいっても、嬉しくない
 
 感情が消えた夜に、誰かのことなど考えない
 静かに思いを募らせる、なんて事も無い
 
 いつからか始まった、悲しい夜
 
                  fin


06345/06345 香鳴 彩子 新しい空 / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/11 01:29


     「新しい空」
 
 いつもの夕暮れ、空を見ていると
 飛行船がやってきて、私をさそうんだ
 ねぇねぇ どこかにゆかないかい?
 
 シャツを着替えて、空へ飛ぼう
 いつか地平線をとびこしてゆけるよね
 赤い朝焼けに、海がそまって
 新しい空のなかに、僕たちはゆきたい
 
 かならず逢えるよね 新しい空
 
                fin

06452/06452 香鳴 彩子 眠い /
(15) 95/03/15 22:15


             「眠い」
 
 眠い・・・会社というのはこんなにも 眠たい場所だったのか?
   ぁぁ 惰眠とカキンをむさぼってた頃が 懐かしい
 明日は、正式復職と 相成って 社長からお言葉があるそうだが うざったい
 
 でもねぇ・・ 会社辞める気は全然ないのよぉ・・・辞めてく奴はたくさんおるが
  特に 女が辞めてゆくなぁ ・・・ そろそろ 俺たちも 年かなぁ?
 
   眠りというモノは、健康を損なわない 絶対条件だそうだ。
  眠い、眠ってしまいたい っという思考は 自然な事なのね。
 
  ぁぁぁ それにしても 送別会やら歓迎会やら忙しい季節だなぁ。
  fpoemには同じ会社の 奴らはまさか いないだろう。
       ゆっくり出来て ええこと でっせ
 
   てな訳で 私の独り言も 終わりに近づいてきました。
 
 最後に一言
 
 寝るくらいなら、会社辞めろや!
 
                  以上 本当の独り言でした。
 
                                  fin


06454/06454 香鳴 彩子 「こころよい寝息」 / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/15 22:33


   「こころよい寝息」
 
 今 あなたの寝息が聞こえる
 すぅ はぁ っといってるね
 
 いつ聞いても 誰かの寝息は
 気になる ものさ
 
 そんな時に 聞こえる
 あなたの寝息だけは ここちよい
 
 さめた心に うるおいを
 だらけた体に 休息を
 
 明日 起きたら 笑ってみよう
 きっと何かが 違うから
 
             fin

06633/06633 香鳴 彩子 夜に紛れて / 香鳴 彩子*
(15) 95/03/24 21:34


        「夜に紛れて」
 
       誰か一人でもいい
    そばにいるなら安心するのに
       暗闇は、闇に光る目
    殺意の視線、欲望の視線・・見える
 
   最後の歌を聴いている・・今 終わった
    赤い血が、跳ねるシ−ンを想像する
     切り刻むナイフ、飛び出る内蔵
        目玉を指で潰す
 
  別にどうだっていい、何を考えようと自由だ
      CDの音が聞こえている
        このまま眠りたい
 
      今日は別に変わりない
 
                 fin

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 パンタの「今日は別に変わらない」を思い出した。
 内容が全然違うから、まぁいいか。(確認した)

06733/06733 香鳴 彩子 あの人に会いに / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/01 12:02


 「あの人に会いに」
 
 あの人に会いに行こう
 真っ黒なコ−トを着て
 いつものセ−タ−さっ
 
 今日は、雨気味だから
 傘も要るだろうか?
 
 あの人に会いに行く
 私は、嬉しいのかな?
 
         fin

06743/06743 香鳴 彩子 コスモス / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/01 21:37


   「コスモス」
 
 今 君のもとへ送ろう
 白い 可憐な 花
 
 愛を込めて
 祈りを捧げて
 
 言葉に出来なくても 想いは伝わるだろう
 
 花言葉を、君に
 
              fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 ちなみに花言葉は知りません。


06744/06744 香鳴 彩子 地震 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/01 21:38


      「地震」
 
 ゆれる こわれる 死ぬ
 何気ない日常が一瞬にして崩壊する
 
 体に感じる振動は 大きく叫ぶ
 ムンクの叫ぶ人
 
 明らかに常軌を逸した出来事は
 心を凍らせる
 
 大地にむかって叫べ
 
            fin


06757/06757 香鳴 彩子 消滅ID / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/02 07:03


    「消滅ID」
 
 その者、影を曳いて現れん
 私たちの見た幻は
 幻影空間に写るシステムの人格部分
 いま、あなたは、そこに、居ない
 
 囚われた世界で
 何を想う?
 消滅ID
 
             fin

06770/06770 香鳴 彩子 朝になると / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/03 07:12


    「朝になると」
 
 朝は、一日の始まり
 今日も、仕事にでかけます。
 僕には、通勤電車の音と
 会社の、ざわめきしか思い浮かばない
 
 今日も一日が終わるまで
 しばらく、静かにしていよう
 波風が、立たないように
 心が、動かないように
 
            fin

06795/06795 香鳴 彩子 命 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/05 21:38


    「命」
 
 私の子供が消えた
 幼い命がつきるのは
 私たちのいたらないせいなの?
 
 命をあつかえる、天使は
 残酷な悪魔にみえる
 
 どうしようもないのに
 私たちは、歩き始める
 
 こころはいつも気紛れね
 今日の命も もどらないのに
 
            fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^
 適当に書いたのでマジに取らないように。
 ・・・・・・・・・・・・ゴミでした。

06819/06819 香鳴 彩子 サターンリターン / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/07 22:40


   「サターンリターン」
 
 今俺はサターンリターンだそうだ。
 人生の転換期だと言われたが
 俺にはそんなつもりもないし
 これからもない
 
 星につぶされるくらいなら
 とっくに死んでるぜ、俺は
 
 なぜなら悪運がつよいからな
 誰にも運だけは譲れない
 
 今まで生きてきたが
 これからも生きて行く
 そのつもりだ
 
 サターンリターンはどんな悪運だろうか?
 
                   fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 
 占いに詳しい人は、教えて下さい。
 CBで占ってもらったんで、ようわからへんねん
 
  以上 個人的なお願いでした。

06828/06828 香鳴 彩子 私 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/08 07:27


     「私」
 
 何のために生まれてきたのか
 不思議を感じる
 今日を生きるためでもなく
 明日を望むためでもなく
 
 こんなにも大きな人の数で
 自分の存在に疑問を感じる
 
 私が手に入れたモノとまだ手に入れていないモノ
 どっちつかずが私でも
 確かな手応えを感じていたい。
 
 今日を生きて、明日を生きて、そして昨日の事は忘れてゆく
 繰り返しの果てには死が待っている。
 
 ときどき狂ってしまう私は、明日を見通せる千里眼が欲しい
 今日のためらい、昨日のゆううつ、明日の希望を
 一瞬にしてくだき、レールを走る列車になる。
 
 鋼鉄のマシンは、私のなりたいモノの一つ
 たとえ殺人マシンでも、後悔しなければそれでいい
 
 私をたとえるなら、大海に落ちた水の分子一つ
 赤道直下では動き回り、極地では伽藍の中に閉じこめられる
 
 いままでに鉄格子のなかに入った事があるか?
 私の生涯で一生消えないであろう記憶が
 私をとらえて離さない
 死ぬまで幽閉されることの恐ろしさ
 わからない奴には一生わからない
 
 自分という存在が固定できなくなり
 記憶が途切れてゆく
 もうこの人格は死んでしまうかもしれない事の恐怖
 私が私でなくなって、誰か別の人間が生まれる
 
 私は死にたくないのであろう
 いつまでも生き続けることに固執する
 私の方法で、私のやり方で生きていなければ意味がない。
 
 やはり心も記憶も17歳の時以来、一つも成長していない
 これが私という存在なのだろう。
 
 そう言って、この独り言を終える。
 
                          fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 えらく暗いけど まぁいいや
 昔から詩には興味は無かったけど、なぜなのか最近は書く方に
 まわっている。
 
 詩と私の文章が全然別物であるっという見解もあるだろう
 私は全然かまわない、なぜなら書きたいように書くことが
 私のしたいことだからだ。
 
 書いてしまうと、不思議と誰かに見てもらいたい、
 もしくは、自分から遠く離れていってもらいたくなる。
 
 文字表現が全てである、現在の通信環境のなかで
 詩というコミニュケーションは有効であるのか?
 常々からの疑問である。
 
 不毛であるかもしれないし、実りは無いかもしれない
 しかし書きたい人がいて、場所を提供する企業がいれば
 この場所は続いてゆくのだろうっと思う。
 
 硬い文章はあまり書かないがっというかあまり考えないが
 今朝は暇だったので、だらだら書いていたら
 珍しくこんな文章になった。
 
 言葉には限界があるが、その限界の中で私というもの
 について自分なりに書いてみたつもりです。
 
                   以後もよろしく
 
 ps. たまにはけちょんけちょんにけなされてみたい。
 ps2. 大したことは書いてないなぁ(読み返しての感想)


06871/06871 香鳴 彩子 永眠願望 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/10 09:40


 「永眠願望」
 
 桜が散る頃
 また会えるだろうか
 いつの間にか忘れてゆく
 遠くなる
 
 私は今日も歩いている
 この先何がおこるのかわからない
 
 さぁ 目を閉じて
 もう一度 眠ろう
 
 ふたたび 開くことが無いことを
 望みながら
 
           fin


06905/06905 香鳴 彩子 闇夜の果てに / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/11 22:47


    「闇夜の果てに」
 
 空を駆ける流星
 虚空を知る涙
 時間の果てに虚無を見た
 
 必ず輝く流星は消えゆく炎
 塵となって消える
 星屑は私達の魂
 闇夜を彷徨い
 いつしか重力の囚われに身を滅ぼす
 
 叶うなら真空の空よ
 この身を焼き崩し
 さいはての地にほおむれ
 誰も手の届かない
 安住の地で
 静かに生命の終わりを見たい
 
 この願い叶うなら
 魂を売り渡しても構わない
 聖なる宇宙の間隙にこの身を置きたい
 
              fin


06906/06906 香鳴 彩子 孤独の旅路 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/11 23:14


    「孤独の旅路」
 
 探し求めて 追い続けて
 彷徨い 時には 立ち止まる
 
 人は一人で 何かを見つける
 時には 彷徨う 風のように
 いつしか 路傍の石のように
 
 風化する魂が 何かを叫んでる
 今の自分には わからない
 
 追い求めて 立ち止まり また 探している
 もう 終わることを知らずに
 
 この身が尽きるまで
 孤独の旅路
 
              fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 ニールヤングの孤独の旅路(邦題)から
 タイトルだけもらいました。


06940/06940 香鳴 彩子 さよならの言葉 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/13 23:23


    「さよならの言葉」
 
 さよならの言葉はすぐ出てくるのに
 本当に聞きたいことは聞けないんだよね
 
 いつもどうでもいいことを聞いて
 相手をけむにまくんだよ
 
 本当に思っていることがすぐに伝わるのなら
 言葉はいらないはず
 
 誰もがすれ違ってゆく っていう歌が有ったけど
 私は言葉を語らずにすれ違っていって欲しい
 って思う事がよくある
 
 すれちがい、または、出会いに
 人生の不思議があるなら
 選択されるすれ違いも当然ある
 
 普段の会話でなにげなく
 すれ違いを装う
 
 つかまってしまわないように
 
 でも、出会いも、すれ違いも
 最後の言葉は”さようなら”だ
 今度、いつ会えるのか誰も知らないから
 
                  fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 文章のなかで って歌があったね っていう部分は
 浜田省吾の”悲しみは雪のように”を指しています
 歌詞引用にはあたらない っと思うのでupしますね。
 
 チェックしたかったらカラオケにゆけばたいてい有ります。
 では、本日の独り言でした。

06968/06968 香鳴 彩子 真っ白な校庭で / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/15 15:35


     「真っ白な校庭で」
 
 今日はさぼりさ
 ぁぁ 昼寝でもしよう
 みんな忙しいのか?
 俺には関係ないね。
 
 空を眺めていたら
 雲が流れていったよ
 風が強い日
 春かな?
 
 もう校庭には誰もいない
 白き花咲く丘で
 僕はもうひと眠り
 
             fin
_________________
 
 学生時代を思い出しながら
 書いたけど
 確か昼寝してたのは
 武庫川の河原だったなっ
 だいぶ脚色がある。
 
 どうしてこう嘘が次から次へと
 出て来るんでしょうか?
 やっぱ私は嘘つきっと
 いうことかな?

06969/06969 香鳴 彩子 ライナガス / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/15 15:51


    「ライナガス」
 
 飛べ、白き翼で
 走れ、大地を
 ライナガス ライナガス
 明日をつかめ
 
 遠く夢見ていた頃は、思い出の街 雑踏の街
 いつしか足を踏み外し 俺は たどり着いた
 荒野の戦場
 
 長く眠っている魂が叫ぶとき
 大地を引き裂き 奴が来る
 
 飛べ、白き翼で
 走れ、大地を
 ライナガス ライナガス
 明日をつかめ
 
                 fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 架空のアニメ主題歌を考えて見ました。
 <=オタクモード爆走中(こいつ)
 みなさん 石を投げないで下さい。、、、


07103/07103 香鳴 彩子 眠ろう / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/22 22:01


  「眠ろう」
 
 なんにもないね。
 
 静かだ
 眠ろう
 
 明日は、時間の牢獄
 昨日は、記憶の監獄
 狭間の今日は、空白
 
 今日はここで眠り
 ただ待っている
 
 今 しなければいけない事は何か?
 眠りながら、忘れてしまう
 
 違和感が離れない
 何処へ 行くのか わかってる
 けれど なんにもないね
 
 静かだ
 眠ろう
 
           fin


07119/07119 香鳴 彩子 結婚 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/24 00:01


       「結婚」
 
 そろそろ私も身を固める時なのだろうか
 姉は30になった。
 
 私には生活を支えて行く自信がない
 どこまでたってもふらふらしている
 
 いつでも一人でなら死ねる
 そんな思いがあるのさっ
 
 他人の人生を背負いたくない
 私にはいつまで経っても分からない
 
 結婚するって事が
 結局、一人が好きなのさっ
 
 ご意見無用、愛してますって言いたくないなっ
 なんだかバカに思える
 
 このまましばらくは静観しよう
 
                 fin

07124/07124 香鳴 彩子 人工現実感 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/24 21:35


     「人工現実感」
 
 私達の今見ている世界は、本物か?
 たとえば指のひとさしで雲が消えるように、
 作られた世界ではないのか?
 
 リアリティーが全てと、言い切れるか?
 ひと一人つづ見ている世界が違うように
 感覚も違う。
 
 それは生まれつきであったり、学習した
 結果であったりするが、
 ”わたしは あなたとは 違う”
 っという言葉を誰もが持っている。
 
 幼児のように、防御されない心が
 痛手をくらうように、
 私達は、気に入らない現実をマスクする
 事を知っている。
 
 ”それが あなたと わたしの違い”
 っと誰かが、明言したとしても
 そんなことに、何の意味がある?
 
 ”わたしたちは 平等である”
 である事を無視していては
 話にならない。
 
 「人工現実感」この言葉を、私は気に入った。
 
                    fin
_______________________
 
 人工現実感 って本を去年の春買いまして
 づっとほってあったんですが、
 今日 1ページほど読みまして(<=情けない)
 感想を文章にしてみました。
 
 ちなみに日刊工業新聞社から出ています。
 理系な本です。
 インテックス大阪のメカトロニクス・ファアで
 確か買いました。


07190/07190 香鳴 彩子 「言語」 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/29 02:30


        「言語」
 
 C言語で詩をつくるって聞いたことあるけど
どんなんだろ?
 私はCは得意でないから ある言語で書く
 
**.DO_YOU_KNOW_ME ;
LIFE : DO AGE = 1 TO #.DEAD ;
<< #.LOVE = #.HATE >>
DO_CYCLE LIFE ;
<< ELSE >>
*.MEMORY
$.AGE < AGE > ;
<<>>
DO_END LIFE ;
TASK_END ;
**.
**.MEMORY ;
OPEN @M.IF_YOU_WANT($.AGE) ;
SLEEP : DO DATE = 1 TO 365 ;
<< @M.IF_YOU_WANT.BAT_DREAM = #.ON >>

                        fin
 
 途中で止めました。なんで家帰ってからかんがえなあかんねん
 などど思ってしまいました。
 
 言語を知ってるってのは、何かっと考えさせられ、、ませんね。
                       以上 おそまつ

07191/07191 香鳴 彩子 「連休」・他 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/29 03:30


     「連休」
 
 連休はスイマー
 機関車はタイマー 僕を運ぶ
 
 もういらないから
 連休するよ
 
               fin
 
     「女神転生」
 
 転生した女神は死んでしまった。
 この世に希望はない
 
 君は救世主、この世界を救え
 なぜなら、他にすることがないから。
 
               fin
    「ぜんまいじかけ」
 
 ゼンマイを巻いていた
 人形が動き出すよ
 緑のプラスチックの
 足を動かすんだ
 
 兵隊はつよいよ
 白鳥を撃ち殺せ
 
 ゼンマイの切れた人形は
 カラスが何処へ もってってしまった。
 
 これからは”これ”で遊ぼう。
 
               fin
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 マラッカを聴きながら過ごしている午前三時
 目に浮かぶもので三つ書いてみました。
 
 ただ 眠たくなるのを待っています。
 明日からは 休みです。

07204/07204 香鳴 彩子 「何故か分かる」 / 香鳴 彩子*
(15) 95/04/29 21:34


 「何故か分かる」
 
 何故か分かる
 とてつもない、代償を
 支払ってるけど
 
 五感が冴えわたる
 気が狂うほど
 
 宗教なんていらない
 あんなのは、分からない人がすればいい
 
 別に気取ってる訳じゃないさ
 当然だろ
 
 ただって訳じゃないのさ
 
                fin
 
____________________
 
 去年の話です。


07223/07223 香鳴 彩子 TREE / 香鳴 彩子*
(15) 95/05/01 03:13


     「TREE」
 
 樹木が沈む
 根を張り、平衡を保っていたものが
 均衡を崩して落ちて行く
 
 夢を見ていた
 気づけば
 平穏な一日
 
 木は立っている
 何事も無かったように
 空に向かって
 手を広げて
 
 階層構造の罠に
 囚われて
 抜け出せない
 
 俺はここから移動できない
 別に気にする事はない
 人生の囚人
 
 罠をはろう
 トラップに引っかけて
 原因を探る
 
 それがギブ&テイクってものだろ
 勝てないかわりに負けもしない
 TREEの中でシーソーゲーム
 
 まだまだ死ぬ気はないさ
 諦めない、なげない、
 死ぬまで続く、俺達のゲーム
 
             fin
 
_________________
 
 毎日は退屈だが、永遠に続く
 大したことなど、ありはしない
 今日の感想でした。


07255/07255 香鳴 彩子 恋の行方 / 香鳴 彩子*
(15) 95/05/04 00:49


  「恋の行方」
 
 風に消えたこの恋は
 あなたに捧げる歌のよう
 いつの間にか消え去って
 誰とも知らぬ闇の中
 
 人の恋路を邪魔する者は
 恋の行方を占う墓標
 あなたに会えるその時まで
 そっとしまって風の中
 
 コスモスが咲くように
 秋になれば風も変わる
 この心も変わるだろう
 なぜ、なぜ、行先不明
 
 恋人不明の影踏み遊び
 疲れた私は静かに眠る
 
          fin


07359/07359 香鳴 彩子 「僕はかけなくなった」/ 香鳴 彩子*
(15) 95/05/10 20:38


     「僕はかけなくなった」
 
 言葉の断片を組み合わせて、何かを書いていた。
 なぜか 言葉が浮かばない
 僕は かけなくなった
 
                  fin


07424/07424 香鳴 彩子 つれづれに / 香鳴 彩子*
(15) 95/05/16 23:18


   「つれづれに」
 
 つれづれに、言葉を綴る
 誰の為でもなく、ただ自分の為に
 
 誰が死んでも構わない
 自分さえ生きていれば
 
 つれづれに生きてゆくには
 そのくらいで、丁度良い
 
           fin


07462/07462 香鳴 彩子 誰かの夢を / 香鳴 彩子*
(15) 95/05/20 00:20


   「誰かの夢を」
 
 遠い夜に輝く星は
 薄い雲に隠れてしまった
 また探すと思っても
 紛れてしまって思い出せない
 
 夕闇に消えた あの人が
 僕の 心に 残るなら
 それは それで いいかもしれない
 
 何も飾らず 何の咎めもない
 そんな人生はイヤかい?
 
 今日も 誰かの 夢を見る
 それは あなた かも しれない
 

fin

07470/07470 香鳴 彩子 「朝」/ 香鳴 彩子*
(15) 95/05/20 06:09


    「朝」
 
 昨日の夜は気づかなかった
 街路樹さえ 青葉だ
 
 車が走ってゆく
 僕らの街を
 
 タバコを買いに外に出る
 今は 午前6時
 
 空は晴れ渡り
 朝が綺麗だ、とても
 
           fin

07537/07537 香鳴 彩子 「落ちていた恋」/ 香鳴 彩子*
(15) 95/05/26 21:04


     「落ちていた恋」
 
 あの人が拾ったから、今の私がある
 あの人は優しくて、恋をしたの
 
 誰にでもやさしいんじゃなく
 私にだけ、むいて欲しいの
 
 じゃないと犬がくわえて
 もっていってしまうから
 
 落ちていた恋を、落とさないでね
 
               fin


07544/07544 香鳴 彩子 「朝目が覚めると」/ 香鳴 彩子*
(15) 95/05/27 07:19


   「朝目が覚めると」
 
 記憶が途切れている
 自分であって自分でない自分がいたらしい
 
 もう一人の自分、それは本当の姿か?
 影のように、僕につきまとう
 
 分裂気味なのは分かっている
 でもどうしろっというんだ
 
 背中越しに、あるいは頭の中で
 影に話しかける
 時には名前をつかって
 
 異常かもしれない、しかし
 それでもいい
 
 心の声に耳を澄ませば、本当の心が分かる
 僕は何をしたいのか、誰を思っているのか
 
 だけれども、たった一人
 
 朝目が覚めると、見知らぬ世界
 僕は、何処へ来てしまったのだろう
 
 十七の頃から、異世界の住人になった
 どうあがいても、戻れない
 
                fin


07707/07707 香鳴 彩子 トランスフォーメーション / 香鳴 彩子*
(15) 95/06/08 21:15


 「トランスフォーメーション」
 
 空を覆う黒い雨雲
 立ちこめる水煙
 
 振り切って、乗り込む
 俺はパイロット
 
 今日の風は気持ちがいい
 タービンの音だ
 
 トランスフォーメーション
 加速する機体は、もう何も感じない
 
             fin

07916/07916 香鳴 彩子 眠りすぎ / 香鳴 彩子
(15) 95/07/04 01:46


     「眠りすぎ」
 
 なにもかも忘れてる
 僕は眠りすぎ
 会社も、約束も、君の顔も忘れてた
 
 眠れて忘れるのは健康だと言っても
 これではやりすぎだ
 
             fin


08054/08054 香鳴 彩子 裏切りの沈黙 / 香鳴 彩子
(15) 95/07/16 06:32


  「裏切りの沈黙」
 
 君は答えない
 朝の光も 夜の静寂も
 問いかけられた 答えにも
 
 君は答えない
 約束の筈の 今日の回答も
 ただ待っているだけの 僕には
 
 沈黙すれば 時間が流れる
 時は全てを解決しない
 
 君は答えない
 もう飽きた僕は うんざりする
 ここから出ていくよ 裏切り
 
            fin

08205/08205 香鳴 彩子 朝のような 夕暮れ / 香鳴 彩子
(15) 95/08/01 05:56


     「朝のような 夕暮れ」
 
 風を感じた 吹き抜けて行く 風に目を閉じる
 独り草原に立っている そんな事を思ってみる
 
 そして目を開けて歩き出す
 いつしか 街は夕暮れ
 
 この瞬間 街は朝日に包まれる
 朝のような 夕暮れ
 
 僕は 何を想って生きて行こう?
 
                   fin

08206/08206 香鳴 彩子 夏がくる / 香鳴 彩子
(15) 95/08/01 05:57


      「夏がくる」
 
 今年も また暑い夏が来る
 君を 失って 何年経ったろう
 
 僕は 日差しをさえぎる 木立でひと休み
 打ち水から 陽炎が 立ちのぼる 夏の日差し
 
 陽炎のように 記憶の中へ 逃げ込んだ君が
 僕の目の前に 現れるのは
 いつかの夏
 
 いくつかの 思い出を通り過ぎて
 人は 大人になる
 
 今年も また暑い夏が来る
 僕は いつまでも 待っている
 
                  fin


08260/08260 香鳴 彩子 ラブレター / 香鳴 彩子
(15) 95/08/08 00:49


     「ラブレター」
 
 ラブレターを書いた
 破って捨てた
 こんなもの 僕がしたい事じゃない
 
 誰も想ってないし 誰にも好かれない
 理想の現実
 壊してしまう言葉は 破り捨てる
 
 でも 書きたいのは何故かな?
 届けるつもりのない ラブレター
 
 今 欲しいのは 何だろう?
 無駄だと知りながら会話か?
 何が欲しい?
 
 黙っていられないなら
 目を潰そう
 喉を切ろう
 血を流せば なにか変わるだろうか?
 
 眠りにつくとき 朝起きる事がないようにと
 願ってる
 無理だね 僕は死ねないよ
 
 だらだら生きて ぽっくり死のう
 それが 望みではないけれど
 
                 fin


08275/08275 香鳴 彩子 待ってる / 香鳴 彩子
(15) 95/08/09 22:28


   「待ってる」
 
 誰が呼んだか 聞こえない 進行パターン
 いつの間にかは 分からない
 そのまま 行けば 帰るだろ G D C G
 そしたら 道に 出会うだろ G D C G
 だけれど しゃがんで 背を向けて Am G C G
 とおり過ぎるの 待ってる Am G C G
  Em D C G
 君には会うのは 楽しいか Em D C G
 別れるときには 寂しいか
 長くは ないのに 待っている
 けれども 誰に 伝えるの
 今でも しゃがんで 背を向けて
 とおり過ぎるの 待ってる
 
                fin
 
  自分にとって自然な言葉を続けて
  メロディーを付けてみたけど
  意味不明でしかない
  よく帰宅中に誰もいないとき
  こうやって 口から言葉をつなげて
  曲にしてみるのだけれど
  作意の無いかわりに 単調で
  他人にとっては 意味の無い
  曲でしかない
  
  しかし 自分にとって無理のない言葉は
  特別な意味を持たなくても それだけで楽しい
  そんなものでも いいと思うから
  私はこれを書きました
  
  流行歌じゃなくてもいいと思うんだ
  これは 独り言の唄
  
  気軽に口ずさむ事が出来たら
  それは 唄でしょう?
  
       以上 UPするための自己弁護
 


08334/08334 香鳴 彩子 風の行方 / 香鳴 彩子
(15) 95/08/16 02:38


     「風の行方」
 
 指をさらし 探ってみる 風の行方
 このこころ どこへ行くか知らず
 たどりつく先は あてもない
 
 ただ 通り過ぎる それが 風の掟
 誰にでも同じように ただ吹き抜ける
 
 風のように消えた もうどこにもいない
 
                 fin

08376/08376 香鳴 彩子 休日 / 香鳴 彩子
(15) 95/08/20 17:58


  「休日」
 
 さて 何を話そう
 話す話題もない
 
 電話も来ないし
 連絡つかないし
 
 昼寝しようか?
 それも暇だね
 
 二人でいたいけど
 とりたてて言いたくないし
 
 まだ まだ だな
 暇をつぶしに 本屋まで
 
           fin

08387/08387 香鳴 彩子 天を仰いで / 香鳴 彩子
(15) 95/08/21 22:26


   「天を仰いで」
 
 タバコを買いに 外に出た
 歩く見慣れた通り 暗い道
 トラックが国道を走る
 雑多な車と 自動販売機の灯
 
 今日も500円玉を入れて キャビンマイルド二つ
 ライトがうるさい
 火をつけて 吸いながら帰る
 マンション手前で 空を見る
 暗い夜空だ 神社の松が邪魔をする
 空に星 夜に月
 煙を吐き出して 部屋に帰る
 
 空の話は出来ないね
 
            fin


08418/08418 香鳴 彩子 壊れた部屋 / 香鳴 彩子
(15) 95/08/25 20:20


     「壊れた部屋」
 
 壊れている窓 コンクリートが覆う
 雨水はしのげるが 疲れて眠るには 壊れている
 壊れた部屋には 壊れた人がよく似合う
 
 この窓から出てゆきたい
 
                fin

08475/08475 香鳴 彩子 帰宅列車 / 香鳴 彩子
(15) 95/08/29 01:03


     「帰宅列車」
 
 赤レンガ色は地下鉄のホームの壁
 黒色はトンネルの中の窓
 街の灯は神戸の夜
 車の流れが一瞬見えた
 流れてゆく車窓から
 
 二つ隣の人は新聞を読んでいる
 一つ隣の人は雑誌を読んでいる
 マンガを買いそびれた僕は
 メモを書いている
 
 喋る声が聞こえないので
 アナウンスがよく通る
 ”次は岡本まで止まりません”
 みんなサラリーマンかな?
 ネクタイにも流行がある
 黙って駅に着くのを待つ
 帰宅列車
 
             fin
 
 _________________
 
 これを最後にfpoemは退会します。
 一年余りでしたが いろんな人に会えて 楽しかったです。
 
 それでは 本当に さようなら


09013/09013 香鳴 彩子 プロ野球 / 香鳴 彩子
(15) 95/10/12 23:27


「プロ野球」

今年の日本シリーズを眺めている
ビール片手にTVの前で
ありふれた人 ありふれてるでしょ?

それが僕
TVを見たら寝るんだよ
仕事のために

今年はどうなるのかな?日本シリーズ
どっちだっていいけど
僕は見るのさ
なんとなくね

fin

__________________________________

復帰第1弾としては こんなものかなぁ?
こうゆうスタンスって許されるのかなぁ?

でもupします。

以上

09047/09047 香鳴 彩子 「長い月」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/14 23:32


「長い月」

切れるような秋空に 月が浮かんでいる
ポッカリとした隙間に 流れ込んでくる
今こうして 過ごしていることが

もう何も言えないけど たまには逢おうよ
こんな秋の夜に 独り言
長い月が僕を照らしている ルナティック

fin

09053/09053 香鳴 彩子 「ペースメーカー」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/15 01:48


「ペースメーカー」

鼓動を刻むペースメーカー
後戻り出来ない
刻々と刻む時は無表情
その先に何が待ってるのか誰も知らない

明日を待ってるペースメーカー
死の予感も無い
刻々と刻む時は無表情
その先に何が待ってるのか誰も知らない

今、手にしたなら すぐに走り出せ
終わりの無い徒労のロードへようこそ

fin

ストリート・スライダーズのペースメーカー
って曲を聞きながら考えた

09133/09133 香鳴 彩子 仕事 / 香鳴 彩子
(15) 95/10/21 02:09


     「仕事」
 
 仕事なんて本当は必要ないんだ
 と思う
 なぜ するのかといえば 大した理由はない
 不自然だからとか 金がいるとか
 
 そんなに 望まなければ ヒマしながら生きてゆける
 なぜ 働くことに意義を見いだそうとするのか
 僕には 興味がない
 
 このまま ゆっくり時の中に 溶けてゆきたい
 
                 fin


09220/09220 香鳴 彩子 「whoami [ret]」 / 香鳴 彩子
(15) 95/10/27 21:34


 「whoami [ret]」
 
 そう見える?
 そんなに 遊んでないし
 そんな事言われる理由も無いよ
 
 気にはしてないが、いい加減飽きた
 問題ない 問題ない そんなことは知った事ではない
 誰が何と言おうと、自分の事は自分で決めるよ
 さて 私は 何が言いたいのかな?
 
                   fin


09233/09233 香鳴 彩子 「nothing to lose」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/28 22:17


  「nothing to lose」
 
 聞き飽きた言葉、嘘としか思えない
 自殺する前に言うのなら、納得する
 
 若いって事だけで全てが許される訳じゃないだろ
 
 知らないだけ、知らないだけ、あんたは
 誰にだって知らないことはあるけど
 大手をふって言えるのは若者だけ
 
 コミュニュケーションって難しい
 知りたくなければ聞かない、答えない
 それで丸く収まる
 
 失う物など何もなければ
 生きてなくてもいいんじゃない?
 
                  fin

09232/09232 香鳴 彩子 「日常」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/28 22:17


   「日常」
 
 長い髪が床にこぼれる
 朝だ
 着替えて、パンを食べ
 仕事に出かける
 
 この朝はいつまで続くのだろう
 
 最終電車、街の灯り
 通り過ぎるホームには
 誰もいない
 
 この夜はいつまで回ってくるのだろう
 
 日常と呼べる物が
 僕を取り囲んでいる
 
 組み込まれる感覚
 外れれば独りなのに
 
 だけど、そこから出ようとしない
 
               fin



09233/09233 香鳴 彩子 「nothing to lose」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/28 22:17


  「nothing to lose」
 
 聞き飽きた言葉、嘘としか思えない
 自殺する前に言うのなら、納得する
 
 若いって事だけで全てが許される訳じゃないだろ
 
 知らないだけ、知らないだけ、あんたは
 誰にだって知らないことはあるけど
 大手をふって言えるのは若者だけ
 
 コミュニュケーションって難しい
 知りたくなければ聞かない、答えない
 それで丸く収まる
 
 失う物など何もなければ
 生きてなくてもいいんじゃない?
 
                  fin


09232/09232 香鳴 彩子 「日常」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/28 22:17


   「日常」
 
 長い髪が床にこぼれる
 朝だ
 着替えて、パンを食べ
 仕事に出かける
 
 この朝はいつまで続くのだろう
 
 最終電車、街の灯り
 通り過ぎるホームには
 誰もいない
 
 この夜はいつまで回ってくるのだろう
 
 日常と呼べる物が
 僕を取り囲んでいる
 
 組み込まれる感覚
 外れれば独りなのに
 
 だけど、そこから出ようとしない
 
               fin


09239/09239 香鳴 彩子 「夜は更けて」/ 香鳴 彩子
(15) 95/10/29 02:53


  「夜は更けて」
 
 電話をしている、
 「なにが、どうしたの?」
 声が聞こえる
 
 もう二時半だ、明日もあるし 早く寝なくちゃ
 でも、電話が切れない、夜が更けて行く
 
 そうだ「ワシントン広場の夜は更けて」を思い出した。
 昔、ラジオで聞いたんだ
 
 欠伸をしながら、電話は続く
 寝るタイミングを計っている、深夜の電話
 
                      fin


09302/09302 香鳴 彩子 「消えてゆく」/ 香鳴 彩子
(15) 95/11/01 00:47


  「消えてゆく」
 
 僕はどこから来て、何処へ行くんだろう
 そんなことは、関係ない日常
 だけど、忘れていない
 
 分かる必要もない、ただ時間が流れて行く
 いったい人生の終末に、僕を待っているものは何だろう?
 ただ、雑務に追われて過ごす日々
 
 記憶に残す以外、方法は無い
 「記憶蒸発」
 何も残らない、それが僕らの一生
 
                  fin


09423/09423 香鳴 彩子 残されたもの / 香鳴 彩子
(15) 95/11/10 00:37


  「残されたもの」

誰ともなく 尋ねられる あれは誰だい?
行く当てもなく さまよい続ける いつまで?
 
もう知る人も誰もなく 漂い続けているなら
沈んだ流木に流されるように 消えてゆく
 
この浜辺には誰もいない 押し寄せては消える波が 後を残すだけ
ただ風の音と 高い空と 青い波が手に入れたもの
 
誰のものでもない それだけが僕が手に入れたもの
 
                    fin



09432/09432 香鳴 彩子 幸せ / 香鳴 彩子
(15) 95/11/11 01:41


      「幸せ」
 
 幸せってなんだろうって時々考える。
 幸せとはって 定義付けてもしょうがないし
 毎日 楽しく暮らす事かな っと思っても違う気がするし
 
 幸せってなんだろう?
 
 明日を迎える事をうれしく感じていれば幸せなんだろうか?
 僕の明日は遠く、果てしなく未来な気がする。
 
 考えられない事が幸せなのかな っと思い
 僕は寝る 夢をみながら
 
                      fin

09501/09501 香鳴 彩子 待つ人 / 香鳴 彩子
(15) 95/11/20 00:43


   「待つ人」
 
 どこかで誰かが待っている
 見知らぬ人が待っている
 とても遠いとこから
 僕の来るのを待っている
 ただ待ち続ける事に
 疑問を感じる事もなく
 ただ待っている
 
 過ぎゆく季節が
 僕らを老いさせていっても
 待ち続ける事は
 果てがない
 
 そして巡り会わなくても
 満足して一生を終える
 
          fin
 


09578/09578 香鳴 彩子 無題 / 香鳴 彩子
(15) 95/11/25 00:39


   「無題」
 
なぜ生きているのだろう
別に展望もなく、
 
何を語ればいいのだろう
無駄な事、
 
それでも時間は過ぎてゆく
 
          fin


09579/09579 香鳴 彩子 空っぽ / 香鳴 彩子
(15) 95/11/25 01:10


    「空っぽ」
 
 空っぽなのは、なぜだろうか?
 何の気力も無い訳じゃない
 憂鬱なのは、なぜだろうか?
 別にさみしい訳じゃない
 
 言い訳するのは、なぜだろうか?
 何もないのに、全部捨ててもいいじゃないか
 一人の命が大切ならば、自分の命は大切か?
 すべて放り投げて、今の僕があるように
 
 作家が言ってた言葉、忘れないけど思い出せない
 自分の事を話しているようで、何にも話さないのが
 僕のやり方、何時の頃からか、分からないが
 
 ひねくれている訳じゃないが
 大切な事を思い出せない
 やっぱり、空になってしまったようだ
 
 箱をしぼって、また新しいのを買いにゆこう
 キャビン・マイルド
 
                 fin


09629/09629 香鳴 彩子 消してしまおう / 香鳴 彩子
(15) 95/11/28 01:03


  「消してしまおう」
 
もう君は居ない 君は6月に消えた
覚えているけれど 頼りない記憶
顔さえ思い出せない
 
夏が過ぎ去って 秋が来ても
そして冬が来て 春が訪れても
君は帰って来ないのだろう
 
誰も知らないうちに この想いを消そう
 
             fin


09678/09678 香鳴 彩子 ひとりごと / 香鳴 彩子
(15) 95/12/02 01:10


     「ひとりごと」
 
 いい加減寝たらいいのに 起きている
 何とかならないのかな
 時間も金も使って 何やってるんだか
 
 嘘を言うのにあきたから、少しだけ見ている
 本当の事なんて、別に無いんだけどね
 
 このままづっと、このままじゃ、やっぱりまずい
 いい加減 目を覚まさないと っな
 
 俺は何をしている、何をしている
 ただ気が滅入ってるだけさ そうそれだけ
 何があった訳じゃない
 
 っで 何をしている、何をしている
 憂鬱な夜を、退屈にするために
 この素晴らしい夜を、汚しているだけ
 
 頭に残った昼間の残骸
 この時間、誰かがいるだけで、満足するのは
 ああああああああああああああああああああ
 気が狂いそう
 
 俺は何をしている、何をしている
 ただ気が滅入ってるだけさ そうそれだけ
 何があった訳じゃない
 
 深夜に僕を襲うのは、孤独
 孤独なんて言葉は、誰が使うのかっと思っているけど
 やっぱり俺が使うのか
 
 心に向かって問いかけてみると、見知らぬ声が聞こえることがある
 それも自分、女の声だったり、男の声だったり
 声が聞こえすぎるときは、とても危ない、還ってこれなくから
 
 でもそれで自分の心が何を思っているか、試している
 あの人の声は聞こえるかどうか?
 だから どうしたって事はないけど、それは僕の声だから
 
 一人でいるけど、声も出さず一人で問答
 結構、得意だけど あまり人に言ったことは有りません
 全然ないかな?
 
 こんな事を言うようになって、僕はもう終わりかもしれない
 明日になったら、忘れるだろうけど
 忘れて、忘れて そして 息絶えるまで 僕は生きて行くんだ
 
 誰が何処で何をしているか、興味がない
 死ぬ人は死ぬし、ただ流れてゆく日常
 俺が誰で何をしているか、秘密にはしてないが
 大したことはない、興味ないだろう
 
 いつかは死ぬんだな、っと思いながら今日を過ごす
 そんなに無気力な訳じゃないが
 いつかは死ぬんだという事は、いつも思ってる
 
 そんなに珍しい事じゃない、どこかの詩人のように
 自分の手に負えないことについて、無意味な文章を書きたくないだけ
 子供ならなんでも言える、自分がする訳じゃないからな
 
 遠い出来事に対して、心を痛めるって事はあっても、
 自分の日常生活が何の上に成り立ってる事を考える人は少ないのじゃないか?
 ただ思うことは自由でも、この日本でこうして生きてゆける
 そのことに対して真剣に考えたことはあるのか?
 
 別に考えてないなら、それでいいよ どうせ独り言だからね。
 
 俺が信用していないのは、自分のことだけ考えてるヤツ
 詩の技術なんて求めていないよ
 俺は、昔から 生きるって事が 不思議だっただけ
 
                             fin


09718/09718 香鳴 彩子 瞳はピンク / 香鳴 彩子
(15) 95/12/04 00:56


   「瞳はピンク」
 
 ピンクの瞳に見えた
 瞳と瞳 向かい合って交わした光
 一瞬の出来事
 君の瞳には僕が写っていて
 僕の瞳には君が写っていた
 
 何が起こったのか 覚えていない
 ただピンクの瞳 それだけを覚えている
 
   瞳を見るたび 思い出す
 
             fin

09804/09804 香鳴 彩子 ラブレター / 香鳴 彩子
(15) 95/12/07 00:43


  「ラブレター」
 
好きです
もう一度 会ってください
何を話したいのか分からないけど
ただ会ってみたいのです
私が誰か分かりますか?
 
あなたのことは、ほとんど知りません
でもなぜか
心動かされるのです
 
本当なら、これで終わりかもしれないけど
僕は今でも
あなたのことを待っているのです
 
               fin

09805/09805 香鳴 彩子 WIZ6 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/07 00:45


     「WIZ6」
 
  静かな暗闇へ 一人入ってゆく
  ここは誰も来ない 一人の世界
 
 どうしても 思い出せなかった世界が
 目の前のディスプレィに 映し出される
 
 静かな音楽と 映像が 僕をひとりにさせる
 ひとりが好きなんだな と気づいた
 
 誰も入ってこないから 安心できる
 そして失敗はリセットされる
 
 完璧な人生 成功に向けて
 消去されていく記録・時間
 僕の求めていたものがここにある
 
  静かな暗闇へ 一人入ってゆく
  ここは誰も来ない 一人の世界
 
                 fin
____________________
 
BANE OF THE COSMIC FORGE
ウィザードリィY 禁断の魔筆
 


09852/09852 香鳴 彩子 雨が降るまで / 香鳴 彩子
(15) 95/12/08 20:50


 「雨が降るまで」
 
いつか雨が降る日まで
傘はしまっておこう
 
今日は晴れている
寒い風が吹いている
 
一日無事にすごした
今日も一日
 
雪が降るのはいつだろう
来年、神戸に雪は降るのだろうか
 
空を眺めながら、遠い人の事を考えても
空はただ流れてゆくだけ
 
もう思い残す事はないのかもしれない
ただ、あきらめると云うには
僕は何もしなかった
 
いつか雨が降る日まで
傘はしまっておこう
 
今日は晴れている
寒い風が吹いている
 
              fin


09858/09858 香鳴 彩子 無声映画 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/08 23:42


     「無声映画」
 
   灯がともる 街の灯り
     ライムライト
過ぎゆく昔に 音のない映画が流行った
    ただ 見ているだけ
 
     僕らは観客
  スクリーンで起こる出来事を
   他人事のように眺めている
 
 悲しみも 喜びも 身振り手振りで
      表現される
 
 僕のこのディスプレーも無声映画のように
     ただ 流れて行くだけ
 
 眺めている 僕はなんなのだろうか?
     ほんのひとりごと
 
              fin

10071/10071 香鳴 彩子 声 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/17 01:37


       「声」
 
君の声はもう聞こえない
嵐の夜も 風の夜も
あれほど 渦巻いていたのが 嘘のようだ
 
今は静かな 水面に風がそよぐ程度
嵐は過ぎ去った って事か
誰の声も聞こえない所に ひとり立っている
 
いつかまた 聞こえる様になれば
それがまた 君の声であって欲しい
幻影は影をひそめた
 
                 fin

10095/10095 香鳴 彩子 自閉 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/17 23:17


       「自閉」
 
    殻に籠もって自閉してゆく
     誰にも会わずに過ごす
      言葉も忘れてゆく
      気づいた頃には
  何にも出来ない人間になっているだろう
 
                  fin

10145/10145 香鳴 彩子 僕は / 香鳴 彩子
(15) 95/12/19 00:45


      「僕は」
 
     何を探している
     閉じた世界の
      お前に
    見つけることなど
      出来ない
    分かっているなら
      動き出せ
      けれども
     僕は黙っている
      無気力な
      無力な
       僕は
   何を探しているのか?
   それさえ分からずに
   キーボードをたたく
   ただ生きているだけの
       僕は
    何の価値もない
    無価値な人間の
    無価値な努力など
   誰が省みるのだろうか?
     閉じた世界の
      お前に
    見つけることなど
      出来ない
 
            fin


10146/10146 香鳴 彩子 膝を抱えて / 香鳴 彩子
(15) 95/12/19 01:13


       「膝を抱えて」
 
膝を抱えて海を眺めていた あの頃と同じ様だ
僕は膝を抱えて モニターを見てる
 
これからどうしようかとか 思うことも出来ずに
海を見に 自転車で走ってた
ただ走ればなんとかなると 思って
闇雲に走った 大学の頃
あれから 走ることも辞めてしまった 僕が居る
 
ただ時間が過ぎるのを 膝を抱えて眺めている
僕が居る
 
                  fin

10148/10148 香鳴 彩子 無言劇 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/19 01:35


    「無言劇」
 
どこから来て どこへ行くの
問いかける事も許さず 君は行く
 
二度とは会えない場所に 君は行く
すべて去る者は 壊れてゆく
僕の世界から 君が遠ざかって行く
 
思い出した 僕もここから出ていこう
陽のあたる場所へ 出て行こう
 
二度と交わることのない 二人の交点
 
               fin


10181/10181 香鳴 彩子 チェーンスモーク / 香鳴 彩子
(15) 95/12/20 05:23


 「チェーンスモーク」
 
 タバコを吸っている
 煙を眺めて
 もう一服
 火が消えたら
 またつける
 こうゆうのをチェーンスモークって
 云うんだろうな
 
            fin

10183/10183 香鳴 彩子 長いお別れ / 香鳴 彩子
(15) 95/12/20 05:36


   「長いお別れ」
 
 そういえばそんな曲もあった
 そんな小説も
 
 夜明けの さよなら
 もう 会わない
 
 so longではなく
 long good−bye
 
 二人の物語に終わりを告げる
 言葉だった
 
             fin


10235/10235 香鳴 彩子 傍観 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/23 01:13


     「傍観」
 
もうすべて消えて 壊れてしまえばいい
こんな世界 崩れてしまえ
僕は 未来を望まない
世界が消え去るまで ここで見ている
 
               fin

10242/10242 香鳴 彩子 二題 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/23 14:53


     「ラジカル・ティーンエイジャー」
 
 いつの時代も 疑問を持ち 問いかける
 それが ティーンエイジャー の一面でもある
 
 しかし その声が どこにも届かない 声であることに
 絶望を感じたりしないか?
 
 ティーンエイジャーの声は 結局 ティーンエイジャーが
 大人になって 自分で行動することによって
 実現するしかないのだと
 
 ラジカル・ティーンエイジャー その名前に
 何を感じるか? それは 僕には分からない
 
                       fin
 
  「愛の鼓動」
 
 貴女の鼓動は 優しい
 夜を包み 僕に響く
 もうすぐ 朝だね
 
          fin


10282/10282 香鳴 彩子 ゆく人くる人 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/26 00:36


  「ゆく人くる人」
 
 去ってゆく人はもう帰らない
 新しい人を迎えよう
 
 師走で騒がしいこの頃
 人も変わるものだ
 
 ゆく人くる人
 待ち続ける人はいつも寂しい
 
 くる人は楽しげだ
 ゆく人は振り返ってはいけない
 
             fin

10319/10319 香鳴 彩子 追憶 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/28 08:02


       「追憶」
 
 顔は見えない ただ声だけが響きます
 思い出せば いいでしょう
 ただ その声を
 
 それでこの先十年 あなたは過ごすのですから
 
                  fin


10364/10364 香鳴 彩子 今年 / 香鳴 彩子
(15) 95/12/31 21:47


     「今年」
 
TVではビートルズ 懐かしき時代よ
明るい華やかな歌が 彩る大晦日
今年に さようなら
 
365回昇った太陽も 一区切り
政治の話も音楽も 一区切り
 
すぐに明日が始まるよ
また今年がやってくる
 
それまで しばし休息を
ぐっすり眠って 待っていよう
 
              fin


10421/10421 香鳴 彩子 青空のディスタンス / 香鳴 彩子
(15) 96/01/05 01:00


 「青空のディスタンス」
 
空はいつも晴れていて
雲はいつも浮かんでる
 
この手につかもうとする
いつもからまわり
 
明日晴れてるなら、どこかへ出かけよう
そうすれば、この気持ち忘れられる様な気がする
 
遠くは離れていても
どこかで、つながっているのかな
 
青空のディスタンス
 
                fin

10676/10676 香鳴 彩子 夜の六甲 / 香鳴 彩子
(15) 96/01/17 14:14


     「夜の六甲」
 
寒い夜、冷たい風に吹かれていると
何かを思い出すことがある
夜の六甲が低い雲の下でかすかに光っている
立ってるのが寒くて、部屋に引き返す
一瞬だけの追憶、もう忘れた
 
             fin

10712/10712 香鳴 彩子 静寂 / 香鳴 彩子
(15) 96/01/19 01:15


    「静寂」
 
 静寂にタバコの煙ひとつ
 暗い部屋に充満した紫煙
 たったひとつのこの部屋で
 流れてゆく時間を感じる
 見えているもの、見えないもの
 何も手に出来ないけど
 この先どうなるのか、なんて
 考えてる、今は
 静寂の時間帯、今日と明日の境
 
           fin



10972/10972 香鳴 彩子 退職後 / 香鳴 彩子
(15) 96/01/30 00:46


    「退職後」
 
 私はこれからどこへゆくのか?
 さすらうほどタフではなく
 とどまるほど根気もない
 
 ただわかっているのは
 ”あしたはここにいられない”
 
 しばらくひとりで考えていよう
 動きたくなるまで
 動かなくてはならなくなるまで
 
 すぐに時はながれるさ
 その時、僕はどんな顔をしているだろう
 
               fin

11006/11006 香鳴 彩子 句読点 / 香鳴 彩子
(15) 96/02/01 01:26


    「句読点」
 
 何か始める?新しいこと
 今までには、一区切り
 やっと これからを考えることが出来る
 飽和した頭にさよならして
 これからに賭ける?
 まだ終わりは見えない
 今は、ただの句読点
 通り過ぎれば、過去に変わる
 昨日までの終着点
 エンドマークは必要ないのさ
 
              fin


11110/11110 香鳴 彩子 言葉 / 香鳴 彩子
(15) 96/02/08 00:45


   「言葉」
 
消えてしまうのは仕方がない
忘れてしまうのは仕方がない
思い出すのは昔のこと
文字にするのはイヤなのさ
言葉は嘘がまじる
考えていても仕方がないが
 
         fin

11274/11274 香鳴 彩子 言葉を無くした詩人 / 香鳴 彩子
(15) 96/02/16 16:22


 「言葉を無くした詩人」
 
  語る相手もいない
  ひとり問いかける
  帰る言葉もないから
  何も浮かばない
 
  誰が誰のために
  言葉をつなぐのか?
  誰もいないならば
  静かに眠るがいい
 
  眠りの中では
  誰も邪魔は出来ないさ
 
          fin


11404/11404 香鳴 彩子 摩天楼の島 / 香鳴 彩子
(15) 96/02/22 02:15


     「摩天楼の島」
 
 そこはネオンに溢れたビルディングの群
 新春を祝って海峡に花火があがる
 行き交う人はアジアの顔,僕が誰かは分からないね
 または、ポリシーのすれ違う異国の街
 摩天楼を見たければ,行くが良い
 
                fin
 香港観光の紀行文です。



11688/11688 香鳴 彩子 死は訪れそうにない / 香鳴 彩子
(15) 96/03/08 06:52


  「死は訪れそうにない」
 
  そうそう来ないもんだな
  思い通りにはいかない
  軽々しく死を口にするのは
  このまま死ねたら幸せだから
  偶然死にたい
  後で考えたくないから
  このまま逝きたいのさ
  
  僕はキリスト教徒じゃないから
  別に気に病んでない
  気に病むより,別の場所に行こう
  そうして今までやってきた
  
  死が訪れないなら
  新しい場所に行こう
  
             fin

11750/11750 香鳴 彩子 私について / 香鳴 彩子
(15) 96/03/12 04:46


     「私について」
 
私という人間を一番的確に表現するなら、それは
無目的な人 だろうか?
意欲もなく、しかし規則には従い従順である。サラリーマン向きなのだろう
仕事上必要な、見せかけの意欲なら作ることが出来る
必要に迫られて作った意欲でも本物だ
今の日本では、ごくごく一般的な人間だと思う
考え方は年齢相応、特に難しい思考回路はないが、善悪ははっきりしている
自分では特に問題を感じない、一人で生きてゆく分には
 
                   fin

11808/11808 香鳴 彩子 感想 / 香鳴 彩子
(15) 96/03/15 04:54


    「感想」
 
なんのために生きているのか?
最近,そうゆう事は考えない
 
小学生の頃,よく考えてたな
二階の自分の布団の上で
学校を休んで家にいると考えてた
別に早熟だった訳ではなくて
けっこういじめられてたから
考えてたんだ
 
この先どうなるだろうって
 
今,一人で家にいても
何も思いつかない
生きるのに理由は必要ない
考える必要は別に無いだろう
 
どうやって暮らしていくか?
の方が大切だろう
 
そういえば,小さい頃は
結構,大人ってバカだなって思ってた
今はとてもそんな事は言えません
暮らしを守る,その事が一番大切な事なのだから
 
いつ子供から大人へなるのか分からないが
親に護られなくなれば
大人にならざるをえないのだろう
暮らしっていうのはそれほど大変な事なんだと思う
 
いつまでも哲学者ではいられないのさ
 
                fin
 
_______________________
 
人間にもいろいろなタイプがありますが
子供の頃から違うものですね。

11818/11818 香鳴 彩子 あなたはわからない / 香鳴 彩子
(15) 96/03/16 04:44


  「あなたはわからない」
 
 数回しか会ってなくて
 言葉もそれほど交わしていない
 僕にはあなたはわからない
 
 わからないから黙っている
 僕が何を考えているか
 あなたにもわからないのでしょう
 
 一歩踏み出したら
 戻れなくなってしまうから
 僕は踏み込まない
 だからあなたはわからない
 
            fin


11856/11856 香鳴 彩子 RT依存症 / 香鳴 彩子
(15) 96/03/18 10:20


    「RT依存症」
 
 重傷につき入院が必要
 そういえばまともに他人と話してない
 新種の病気である
 アルコール依存症と通じるモノがある
 精神的疾患のようだ
 禁RTの誓いをたてよう
 
 「私は今後一切RTに出ません」
 
 ぁぁ 自信ない
 
           fin

11883/11883 香鳴 彩子 僕はここにいる / 香鳴 彩子
(15) 96/03/19 16:51


  「僕はここにいる」
 
 確かにここにいる
 僕はここにいる
 忘れられた存在で
 時が流れてゆくにしても
 
 明るい気持ちになれない
 先のことは考えたくない
 あさっり死にたい
 人生に展望はない
 
 別に憂鬱でもない
 いつでも同じ
 どこでも同じ
 別にとりたてて言うこともない
 
 タバコを吸いながら過ごす
 退屈な午後
 あんまり意味のある人生じゃなかったな
 悲しいとか寂しいとか思わないが
 
 こんなモノだろう
 止まった時間に僕はいる
 心臓も止まれば良いのにな
 こんな事を言ってるようじゃ,死なないだろうな
 
 確かにここにいる
 僕はここにいる
 忘れられた存在で
 時が流れてゆくにしても
 
                   fin

11982/11982 香鳴 彩子 不安定 / 香鳴 彩子
(15) 96/03/26 01:22


        「不安定」
 
訳もなくイライラする,理由など無い
わなわな震える
I Miss You. Do You Miss Me.
桜が舞って,ちらちら落ちる
太陽は一日まわってる
Round About
寝てる間に日が暮れる
迷宮で殺し続けるのも飽きた
なにもかも飽きた
Here Comes The Sun
太陽は要らない
 
fin

12041/12041 香鳴 彩子 恋歌 / 香鳴 彩子
(15) 96/03/31 07:19


    「恋歌」
 
 あなたをもとめて空回り
 いつもこころが空回り
 空を見上げて深呼吸
 想いは遠く見上げても
 雲が飛んでゆくばかり
 
 今度会おうと空回り
 言葉が舌でもつれます
 朝日はいつも眩しいの
 足りない言葉を悔やんでも
 夜が明ければまた振り出し
 
 あなたが欲しいと空回り
 いつもこころは空回り
 どんなに焦っていようとも
 見知らぬ顔でしらん振り
 恋のこころはすれ違い
 
 あなたをもとめて空回り
 いつもこころが空回り
 空を見上げて深呼吸
 想いは遠く見上げても
 雲が飛んでゆくばかり
 
           fin
 
 眠たい朝に作りました。
 フォーク調ですね。
 いつものことながら考えてません。


12057/12057 香鳴 彩子 知っている / 香鳴 彩子
(15) 96/04/01 02:42


      「知っている」
 
僕は自分にしか興味がない
いつか見せたはずの自分が,どこにいるのか探している
今はどこかに眠っているもう一人の僕がいる
起こさないように,慎重に気を付けているけど
僕のもう一つの片割れを探している
僕はそいつに会えない,それは確かなこと
だけど,いつもそいつは居るから
僕はいつも自分を探っている
見えそうで見えない,それはとても興味深い
自分はいつも隠れていて,外に向かっていかない
僕がいつも自分にだけ興味を向けるのは
違う自分が居たことを知ってるから
 
                  fin


12069/12069 香鳴 彩子 桜 / 香鳴 彩子
(15) 96/04/02 07:23


       「桜」
 
 病院の食堂の窓からみんなで写生した
 十七歳の春だった
 悲しかったのを覚えている
 
 外に出るのは月曜日の散歩だけ
 閉鎖病棟の廊下はいつも冷たい
 
                fin

12161/12161 香鳴 彩子 詩人って何? / 香鳴 彩子
(15) 96/04/10 08:47


 「詩人って何?」
 
僕は詩を書いてると思ったことはない
詩とは何かとも考えない
詩人って分からないし
そんなに読む力もない
 
あなたは詩人ですか?
詩人の自覚がありますか?
 
いきなり質問してみたけど
僕は自分が詩人だと言ってる人を
信じたことはないのです
 
             fin

12227/12227 香鳴 彩子 日本の春 / 香鳴 彩子
(15) 96/04/15 11:42


  「日本の春」
 
川に魚がいて桜が散っている
僕は川辺でタバコを吸ったんだ。
お日様がぽかぽかして気持ち良い
のんびりした気分で歌なんか歌っちゃった
こんな気持ちは久しぶりだ
日本って良いとこだったんだなぁ
 
              fin


12252/12252 香鳴 彩子 僕だけの真実 / 香鳴 彩子
(15) 96/04/17 18:42


    「僕だけの真実」
 
 夢の中では僕はいつも高校生である
 そしてあなたは教師
 そしてあなたは消える
 
 高校のあの時から時間が流れていない
 もう10年以上経ったのに
 僕はただ教室で授業を聞いている
 
             fin
 
 仕事を辞めてから高校生の夢を見ることが
 多くなった,上のは典型的な例である。
 なんにもなくてぼやっとしてるところが
 同じなのかどうかは分からないけど
 なぜか高校生なのです。
 
 ただし”あなたは”最近会った人物なので
 高校生の頃の夢を見ている訳ではなくて
 今の状況で高校生に戻ってる様なのです。
 ぅぅむ 要するに”あなた”は大人で
 僕は高校生だと感じているのかな?
 ”高校のあの時から時間が流れていない”
 というくだりは,夢から覚めた後に
 あの入院する直前の時から成長してないな
 といつも感じている事を書いている訳です。
 
 タイトルはなぜかこのタイトルにしたい
 っと思ったのでコレにしました。
 他人には分からないけど,あなたと僕の
 関係にしても,10年経ったのに同じだ
 と感じていることにしても,僕だけの
 中で固定した事実なので,そう思ったのかな?
 ただ単に読んだだけだと,全然つながらない
 ですからね。
 
 これが詩かというと違う気がするけれど
 自分の今居る状況を自分で感じたなりに
 表現することは出来てるんじゃないかと
 思います。
 
 解説付きアップはなんか恐いなっと思いながらも
 アップしてみよう。
 
                 以上 香鳴 彩子


12271/12271 香鳴 彩子 ニュートラル / 香鳴 彩子
(15) 96/04/20 02:24


  「ニュートラル」
 
信じたくないのもを信じる必要はない
自分の信じるものだけを信じる
聞きたくないものは聞きたくない
全部捨ててしまおう
そんな物は必要ない
ゴミが必要なのはゴミな奴等だ
関係ないから他でやってくれ
怒りたいときには怒るのさ
僕がニュートラルでいるために
 
            fin


12443/12443 香鳴 彩子 日記1 / 香鳴 彩子
(15) 96/05/07 09:54


         「日記1」
 
何も変わらない僕はいつもと同じ,大したことはない
つまらない人生を続けていても時間は平等に流れる。
厭世観を振りまいても嫌われるだけなのだが,まぁな
とりたてて元気になろうという気もない。俺はそうさ
このまま死んでいく気にはなれないまま,ダラダラと
生きてそしていつか死ぬ。言い訳はしたくないそれが
唯一の誇りだろか?そんな気がしないでもない,普通
の人なら当たり前のように行っているものなのだろう
 
                   fin


12567/12567 香鳴 彩子 二人で / 香鳴 彩子
(15) 96/05/17 06:51


   「二人で」
 
これから二人で生きていく
間違っていないよね
手を離さないで
いつまでも いつまでも
 
         fin


12609/12609 香鳴 彩子 もう言うべき言葉はない / 香鳴 彩子
(15) 96/05/21 00:01


 「もう言うべき言葉はない」
 
明日が不安なの
行き止まりの道で
壁を見つめている
引き返せば大通りの雑踏で
行きたくない
ここで雨の日も風の日も
ただ壁を目の前にして
立っているだけ
誰もいなくて
ゴミがあふれてるこの場所で
同じ様なゴミになろうとしている
もう言うべき言葉は無いから
声が出なくなる
目だけが光って
ギラギラと
眠れない
いつまでもここにしがみついている
自分は醜いと思う
 
             fin

12730/12730 香鳴 彩子 潮時 / 香鳴 彩子
(15) 96/06/01 01:07


     「潮時」
 
長居しすぎたから,そろそろさよならだ
いつまでもいると,腐ってしまう
腐敗臭には敏感なのさ
潮時って人はいうんだろうな
同じところにいては,風がない
違う場所で,違う顔で会えたらいいと
今は,思っている
 
               fin

12748/12748 香鳴 彩子 惰性 / 香鳴 彩子
(15) 96/06/02 22:07


  「惰性」
 
自分に満足しているか?
今に満足しているか?
何かを求めているか?
 
ハッキリ答えを出せないようなら
ただ惰性で生きてる
 
あきらめろ
もう何も言うことはない
 
           fin

12753/12753 香鳴 彩子 慈悲 / 香鳴 彩子
(15) 96/06/02 23:48


      「慈悲」
 
誰かを殺したいと思ったなら躊躇いなく実行せよ
自分が無価値だと感じる前に誰かを犯れ
もうその方法しか残っていない
誰もお前を救いはしない
 
                  fin

12839/12839 香鳴 彩子 目覚めた響き / 香鳴 彩子
(15) 96/06/10 16:16


      「目覚めた響き」
 
 きしむレールの上で,走るランニングトレイン
 ゆくあてなど無いと知ってる,ランニングトレイン
 どこか平和な国へ,煙を上げながら,迷走するレールは
 そのまま地獄に堕ちる,少女の夢のように
 薄いピンクのオーロラでおおわれた,落下する叫びが
 いつまでも目を覚まさない夢の監獄に閉じこめられる
 爆発する内燃機関が赤い火をあげるように,
 心の内はいつでも燃えているのに,
 砂をかけられた車輪が,耳障りな音をたてて,空回りする
 このまま,行く先をさがす旅に出るために
 整備された機関車が,乗務員の蒸発で
 朽ちていくように,いつかすべて赤茶色に染まる
 
                      fin

12864/12864 香鳴 彩子 かなわない恋 / 香鳴 彩子
(15) 96/06/12 21:27


  「かなわない恋」
 
 あの人をいくら想っても
 あの人は振り向いてくれない
 最初は気づかなかった
 私のことを見ててくれるかと
 思ってた
 
 でも気づいてしまった
 壊れそうな私に
 やさしいいつものあの人は
 残酷なの
 私は何でもなかった
 っというように
 通り過ぎてゆく
 かなわない恋
 
            fin

12916/12916 香鳴 彩子 サイコ / 香鳴 彩子
(15) 96/06/16 06:41


   「サイコ」
 
 夜のお告げ
 誰かの夢が侵入する
 僕には他人の物だと分かる
 こんな能力は欲しくなかった
 うまく使うことなど出来ない
 
 久しぶりにサイコを感じた
 狂うことはないと思うが,記しておこう
 
               fin

13015/13015 香鳴 彩子 僕は君は好きではない / 香鳴 彩子
(15) 96/06/22 09:29


 「僕は君は好きではない」
 
 手に取れない物は信用できない
 他人についてもそうだ
 基本的に,信用出来ないと感じたら
 その先はなにがあっても信用することはない
 
 僕が一番困るのは,信用できない相手に振り回される事だ
 いくつかの予防線をかいくぐって,時にはそうゆう事態にもなる
 いつか切り捨てようと思いながら,時を過ごせば
 じきに忘れていくものだ。
 
 あくまで自分が自分の思うとおりに行動するために
 僕は生きている
 それは悪いことではなく,僕が今までの経験からそうしているだけだ
 僕の心をかき乱した
 僕は君は好きではない
 
                             fin
 
僕は自分の心について書いているが,そのすべてを書くことはしたくない
揺れているのはいつも別の,他人の心であって僕の心ではない
自分の心が揺れているのを見るのはとてもイヤだ。そんな物をさらけ出したくはない
かといって,それをやわらかく表現することは出来ない。ただ書くだけだ。
 
すべてこれは嘘です。と言ってしまえる程の表現であって欲しい
別にホントの心なんか誰も見たくはない物だと思っている。どこであろうと同じだ。
嘘を書きたくないと思いながら,すべて嘘だと言ってしまいたい。
矛盾してるのかなと書きながら思った。

13188/13188 香鳴 彩子 7月7日 晴れ / 香鳴 彩子
(15) 96/07/02 15:23


  「7月7日 晴れ」
 
 どこかで見た,映画のタイトル
 映画なんて見ないし,ラブストーリなんて関係ない
 いつから,そんな風だったのか?思い起こしてみても
 小学生の頃から既にそうだった気がする。
 
 星に興味があって,双眼鏡を買ってみたりしたけど
 見たのは昴だけだった。
 
 白鳥座のブラックホールから,地球を侵略にくるって
 アニメが昔,あったな。
 
 最近,目が悪くてね,夜空ははっきり見えないんだ。
 だんだん遠ざかる。七夕は毎年やってくる。
 
                     fin


13257/13257 香鳴 彩子 そのままの君でいて / 香鳴 彩子
(15) 96/07/08 14:11


 「そのままの君でいて」
 
 僕は結構ぐちゃぐちゃだ
 他人に指摘されると とても困る
 でもなぜか
 「そのままの君でいて」
 と言われることを待っているような
 そんな気がする。
 明日は晴れるかな?
 
               fin


13274/13274 香鳴 彩子 新しい朝 / 香鳴 彩子
(15) 96/07/09 09:00


   「新しい朝」
 
 夜は明けて,新しい朝が来た
 昨日の夢に戸惑わされる事無く
 今日を進んでいこう
 それは,新しいシャツを着るように
 昔の衣装を捨ててしまう,清々しい感覚
 何もかも,新しくなれば
 そこに僕がいるだろう
 きっとどこかにいるはずの君も
 朝を感じているはずだ
 ただひとりきりの感覚には
 もうそろそろ,さよならする
 
 だから,もう僕はあきらめない
 新しい朝が来たのだから
 
               fin


13284/13284 香鳴 彩子 私の性格 (自己診断)/ 香鳴 彩子
(15) 96/07/10 06:58


  「私の性格 (自己診断)」
 
僕は否定する体が求めるざわめきを
あんまり強く否定しているので,自分でよく分からないほどだ
原因はハッキリしている,書くことではないけど
いつも理性的でいようとするために,時々バランスが崩れる
そうゆう意味で僕はとても変わってる
普通はこうじゃないんだなと思っていても,自分を変える事が出来ないでいる
いつか僕がそのたがを外してもいいと思う人が現れるまで
結構くるしいこの状況は続くんだ。
 
だから,僕はある意味で自己規定しているような人としか友達になれない
別にどうでもいいとは思うけど,やっぱり近くにいられると不快を感じたりする。
相手もどうやら,それは同じらしいなと経験上わかってる
 
僕は僕の思うようにしか,変わらない
それが僕の意志である。

13393/13393 香鳴 彩子 21世紀 / 香鳴 彩子
(15) 96/07/19 13:03


    「21世紀」
 
その灰色の瞳に何をうつす?
外は曇り空,街を歩いても,よどんでいる風景画
 
別に悲しくはないと,寂しくはないといつも言ってる
だけど楽しくはないと,うれしくはないと感じている
そして興味はないと,知ったことかと思ってる
 
21世紀,少年は大人になれるだろうか?
 
                   fin

13447/13447 香鳴 彩子 とりあえず / 香鳴 彩子
(15) 96/07/24 15:58


        「とりあえず」
 
風に立って,風向きを知る
広い畑と県道の伸びる場所で,コンクリートブロックの上に立つ
夏の暑い日だから,シャツも髪もばさばさいって気持ちがいい
 
とりあえず,行く場所もないから,こうして立っているのさ
空は晴れている 青空が広がってる
 
とりあえず,やることもないから,目はハッキリしている
遠くを見通そうとして,きつい目になる
 
明日の事を考えるのはやめだ
ぽっかり空いた日々の中で,僕は自由だ
どこへ行くのか,何をするのか,あてもない
 
とりあえず,ここにいるだけ
とりあえず,息をしている
 
                        fin


13570/13570 香鳴 彩子 少年の夏 / 香鳴 彩子
(15) 96/08/04 06:19


  「少年の夏」
 
ある日,少年は気付いた
僕は少年ではないと
 
暑い陽射しの中で自分の体だけが
浮かんでいた
 
記憶の中で,汚れてしまった自分に
気が付いた
 
最後の夏に,何を思う
少年の夏
 
            fin
 
浜田省吾の少年の夏を聞きながら書いた。
あの曲はとても好き
あーゆうのは,まだ書けない。


13663/13663 香鳴 彩子 スジスジ / 香鳴 彩子
(15) 96/08/11 00:04


  「スジスジ」
 
スジスジはとっても高価
桁が一桁二桁違うのねん
 
ちょっと上品なのかな?
お茶を飲もう
 
ずずずっと音をたてて飲もう
緑色は濃い方がいい
 
玄米茶にスジスジは似合わない
僕はタルタルの方が好き
 
           fin


13700/13700 香鳴 彩子 加速 / 香鳴 彩子
(15) 96/08/14 23:49


     「加速」
 
未来を変えることができるなら
幸運をすりかえることができるなら
誰かにあやつられる人生を生きているのだろうか?
 
不安定な精神がさらに加速している
ここに落ち着かせることが必要だと,薬を飲む
 
まわりが加速しているようにおもって
自分だけが落ち着かない
 
落ちてゆく未来は,誰かの手のひらの中
暗い闇の中で,死ぬまですごす
拒否することができないまま
風の音を聞いている
 
                   fin


13741/13741 香鳴 彩子 RE:スジスジ / 香鳴 彩子
(15) 96/08/18 20:08



>>
>> 「スジスジ」ってなんですか?
>>

 先週,京都の清水焼を見に行きまして,清水焼の中でも
 青で筋模様のものは,とても高価なのです。
 
 スジスジっというのは,筋模様の清水焼のことを言っているのですが,
 勝手にそう言っているだけです。
 
                         以上 香鳴 彩子

13827/13827 香鳴 彩子 言葉とコミュニケーション / 香鳴 彩子
(15) 96/08/23 03:10


   「言葉とコミュニケーション」
 
言葉遊びはもう飽きてる
どんな言葉を使ってみても,言葉だけでは何も伝わらない
詩であるとか,詩でないとか,そんなものに興味はない
 
人間がコミュニケーションに使う言葉
意思伝達の手段であるなら,明確な意志を読みとりたい
私が思うのは,それだけ
 
日常のたわごとでも,伝わる何かがあればこそ
読む気が起こる
 
普通の人が,普段話しているような,そんな言葉から
何か感じることがあったならば,それが一番いい
 
何を求めているのか,私は時々わからなくなる
 
                     fin


13868/13868 香鳴 彩子 幸運 / 香鳴 彩子
(15) 96/08/26 02:50


        「幸運」
 
私の存在意義って何だろうか?
幸せそうにみえるらしい
なんとなく暮らしていけるから,それでもいい
自分を追いつめるなんて性分じゃない
 
今日を,明日を平穏に暮らしてゆければ,それでいい
幸せそうにみえるなら,本当に自分で幸せだと思う時が来るだろうか?
辺りを見回してみれば,幸せになれるような種はころがってるけど
別に腰をかがめて拾いたくない
 
なるようになるのだから,このまま時を過ごせば
幸運が転がり込んでくると信じている。
 
楽観主義者の私は,いつもそうして生きてきた
これからも,そうしてゆく
 
別に取り柄はないけど,楽観主義だけが存在意義かな?
生きてる間は幸せに生きることが何より大事だと
この頃思う
 
                                fin

13869/13869 香鳴 彩子 音楽にならない / 香鳴 彩子
(15) 96/08/26 02:50


     「音楽にならない」
 
瞬いている星ぼしが,夜明けの光で消えるよう
曇った空が焼けている,茜の月にさよならを
どこかで生きてる君のため,歌を作ってみようかな
あたりさわりはないけれど,聞いてくれればそれでいい
 
ここでこうして生きてることが,幸せなんだと思えるために
誰かに橋を架けてることが,自然なんだと思えるために
歌を作って消えてゆく,言葉の端に君がいて
思いを込めて歌うから,からかわないで聞いてくれ
 
長い夜が明ける頃には,仕事に向かう人の群
その人達に僕たちは,てれを隠してまじるのさ
こうして一緒に帰ることで,何か作ってしまうのも
そうさすべてが君のせい
 
生まれた場所は違うけど,生きてく場所は一緒だね
 
                     fin


13944/13944 香鳴 彩子 終わり / 香鳴 彩子
(15) 96/09/02 00:36


     「終わり」
 
もう書くことなどないのかも知れない
ただの病気だった
 
気が狂うように書いていた頃は,それはそれで良かった
今は書くことなどない
元に戻ったという事か
 
未だに詩ってよくわからない
元々趣味じゃなかったし
 
こんな風に年をとってゆくのかななどと考える
 
                    fin

14058/14058 香鳴 彩子 生ぬるい風 / 香鳴 彩子
(15) 96/09/09 03:12


気になっている言葉
生ぬるい風に吹かれてという言葉
 
キリキリ痛むような生活でもなく
真剣に何かをやっている訳でもなく
生ぬるい中でクダをまいているだけ
 
そんな風に聞こえた
 
深刻だから意味があるとは思えないけど
生ぬるい現状もいいとは思わない
 
どこかに気持ち悪さがただよう
シャキッとしない今を写している言葉だなと
そう思った
 
生ぬるい風
 
日本人って僕の思っているようなものだろうか?

14397/14397 香鳴 彩子 TVの中の退屈 / 香鳴 彩子
(15) 96/10/01 11:35


  「TVの中の退屈」
 
TVの中の殺人事件
よく人が死ぬんだ でも必ず逮捕される
朝からやってるよ
それを見てるのも 暇人だけど
 
人が死ぬのを見るのは楽しいことなのかなぁ?
フィクションだったら面白いんだろう
小説では昔から人が死ぬよね
メインイベントなんだろう
 
どらえもんばかりじゃつまらない
退屈を思い知らされる
TVの中でも 人が死ぬと
退屈さを忘れることが出来る
 
ゲームでも死ぬし
パソコンもときどき死ぬ
 
ウイルスの方があわてるけど
これは解決すると限らないから
 
一番つまらないのは解決した後のハッピーエンドの場面
小さな幸せで気分をぶちこわさないでくれ
 
              fin


14425/14425 香鳴 彩子 薬 / 香鳴 彩子
(15) 96/10/02 07:15


   「薬」
 
薬で眠る,夜の眠り
頭のだるさも,薬で抑えて
ただ眠った
朝が来てやっと起きた
また薬漬け
 
        fin


14462/14462 香鳴 彩子 僕は大人になった / 香鳴 彩子
(15) 96/10/04 02:12


     「僕は大人になった」
 
何が正しくて何が間違いなのか ハッキリ指摘することが出来る人が居る
僕はまだ自分の価値観におびえて断を下すことが出来ない
今日三十になったというのに 今の僕は何なのだろう ただの子供だ
子供だと指摘される度に,僕の心は収縮する
敵だと判断して弱点を探すのだ とほうもない徒労だ
そんな事をくり返す度に,だんだん僕は老いてゆく
縮こまった心を伸ばすには強さが足りない,自分の弱さぐらいわかる
だけれども,自分の弱さをことさら指摘する人も好きになれない
それだけの人,なにももたらさない,感じるのはただそれだけ
いつの間にか年を取って,でも朽ち果てるには間がありすぎる
どんな気持ちでこの十年過ごしてゆくのだろう
そんなに若くないが,年よりに言わせるととても若いらしい
こんな気持ちで,おまけに何もする気がなく
自分が正しい大人になったと感じることが出来るのは死んだあとだろうか?
もしも自分に子孫が残せるのならば,そう語ってくれるだろうか?
なんの手掛かりもないまま,時を過ごし
もう誰も責められない僕が居る
僕は大人になった? 今はNOと言える
 
                           fin


14483/14483 香鳴 彩子 ほんもの / 香鳴 彩子
(15) 96/10/05 17:00


 
本物によく似てるものがあふれてる
大量生産大量消費ってこうゆう事?
レプリカの時代だって,誰か言うかな?
 
いくらあふれていたって,本物そっくりだって
そんなんでは満たされない
 
いつかスーパーマーケットのように並べて売られるのを待っている
同じような感触で似たような顔をした心地よい商品で満たされる
 
それしか知らないならそれでもいいさ
 
必ずどこかにあるから,それを探してる
にせものにほんとうによく似た本物
 
                        fin


14694/14694 香鳴 彩子 タバコはロングピース / 香鳴 彩子
(15) 96/10/16 22:21


    「タバコはロングピース」
 
     封を切って火を付ける
 
      煙を吸い込み一息
 
    タール,ニコチンたっぷり
 
     煙が肺をかけめぐる
 
    別にどうでもいいじゃないか
 
     タバコはロングピース
 
              fin

00027/00027 香鳴 彩子 夏のかんざし / 香鳴 彩子
(18) 94/08/13 21:53


    「夏のかんざし」

 浴衣のきみは、夏祭り見に来ていた。
僕は、ジ−ンズ 君を迎える。
明日になれば、帰る君
今日は、隣に座っていよう。
 夏が来る度思い出す、
小学生の君と僕。
 10年は一昔、20年は遠い昔
かんざし の似合う 女になったね。
               fin

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  かぐや姫と 吉田たくろうと 
  井上陽水 が 合体すると
  上記の様に、なります。
               以上