「カッコ良いロック」って、音楽そのものというより、ある種の承認ゲームのルールみたいなものなのかもしれませんね

カッコ良いロックとはなにか、って要するに
聴いてると世の中が褒めてくれると感じる音楽
何か知らんけど、良いものなんだろうなと子供が夢想できる音楽が
カッコ良いロックなんだと思うなー
友達に自慢できる音楽、これだよなーと思う

だから意味が分かる日本語よりわからない英語の方がいい
意味が分からなければ、よりよいものだと信じられるから
ロック談議が盛り上がるのは
俺はこんなの聴いてるぜ、良いだろう、という発表会だからだな

つまり他人の評価ありきの音楽なんですね
社交のカードとして使える
世の中に対して、自分はこうだという理由としてひとりで聞く
それはでも、他人の評価ありきの音楽、という事でもあるな

自分は、女の子向けアニメの主題歌だとか
全然社交のカードとして使えないけど、いいなーと思う曲を聞くし
ギターでも練習してるので
カッコ良いロック、という文脈ではあんまり音楽を消費していないなー
と思う

いや、自分の聞いてるものはジャンル的にロックじゃないし
そーゆー事言いだすと、素晴らしいものはすべてロックだ!
とかいう訳の分からない事に行くよ

素晴らしいものはつまりロックだという意味もさ
社交のカードとして有効であるものは、すべてロックとして使える、
という意味にとれるし
ロックの意味はやっぱりそこかなーとは思うね

つまり純粋な音楽というより社会的要素が強く、
その社会的要素は人間に強い快感を与えている
ロックがこれほど、世の中で言及されるのはその社会的な快感が強いためだな
そう思う

日本では、たぶんまだロックだが
アメリカでは一番クールなのはラップだ、という話は
社会的快感を与えるジャンルがそちらに移ったという事だな
社会的快感がジャンルの人気の生命線だと言えるだろう